【ラヴニカの献身】新メカニズム2

さて、昨日に引き続き新メカニズムの紹介です。
何故かだいぶ引っ張ってから公開されたアゾリウスの新メカニズムと追加の新情報を考察!と行きたかった所ですが、追加情報は分割カードと混成マナの紹介でした。
流石にコレは前回のラヴニカのギルドでもあったし、見たまんまだから書く事はなさそうです。
アゾリウス評議会(白青)の「附則」
最期は待望の白青ギルド、新メカニズムは「附則」です。
追加法案とかそんな感じの意味ですね、ラクドスの絢爛みたいに何らかの条件を満たせば追加効果を得られる系っぽいですね。
まずは《アゾリウス評議会/The Azorius Senate》ってのがどんなギルドなのか覗いてみる事にしましょう。
法律が他のギルドによってしばしば看過されている現状を善しとせず、アゾリウスは限りない現状維持を掲げそれを実行に移そうとしている。具体的には、ラヴニカのすべての住人に何もさせないこと。混沌による変化を許容しないことこそが、最大の安定に繋がると彼らは考えている。そしてアゾリウスにはそれを実行、継続できる武力も存在する。
引用 – MTG Wiki
やっぱりヤベェ奴らでした。
ラヴニカにおける法律を作るお仕事をされているそうですが、究極的には「何もさせなければ問題は起こらないんじゃね?」とか「武力行使してでも従わせれば皆法律守るんじゃね?」とか、それもう仕事に疲れすぎてる人が考える方向性だから。
どう言う経緯かは知らないけどジェイス氏がこれらを束ねるギルドパクトとか言う役職らしいので、色々と組織体を見直した方が良いと思います。
では、附則の効果を見てみましょう。
能力語はそれ自体にルール上の意味はなく、附則も他の効果と区別できるよう付けられたラベルのようなものです。(ほとんどは)インスタントに書かれており、その呪文をあなたのメイン・フェイズ中に唱えると追加効果や代わりの効果を得られます。柔軟性を諦めれば、さらなる力を引き出せるというわけです。
引用 – 『ラヴニカの献身』のメカニズム|読み物|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト
完全にふるクロです。
うん、どう見ても《古きクローサの力/Might of Old Krosa》ですね。
インスタントを自分のメインフェイズで使うと呪文が強力になりますよーって話で目新しさは無いけど、これがキーワード能力化されたのは画期的な事だと思います。
例えばこのふるクロは「1/1感染クリーチャー」の攻撃が通る状況でメインフェイズで唱えると、(緑)1マナだけで実質10点火力相当と言うバカげたコスパを誇ると同時に、緊急事態には普通に相手のターンで使ったりと言う柔軟な運用が売りでした。
メインで使う隙を晒す代わりに強烈な一発をお見舞いすると考えると、上で読んだアゾリウス評議会っぽくないような気もしますが、フレーバー的にはそしてアゾリウスにはそれを実行、継続できる武力も存在する。
って事なんだろうなと。
何にせよ1枚のカードで選択肢が増えると言うのは戦略に幅が出来て良いですね、期待大でございます!
今回の記事を書いていて、「相手に何もさせずに勝利する」と言うコントロールデッキの構築理論はアゾリウス評議会の思想そのものなんだなーって事が良く分かりました。
と言う事で私と対戦する方は大人しくコントロールされてくださいね、公式にもこう書かれていますよ。
アゾリウスが愛するものといえば、たぶん法による統治でしょう。遵守してください。
遵守してください。
なんか響きが良いですね、気に入りました。
あとがき
ラヴニカの献身も勿論ボックスで買う訳ですが、ショックランドの枚数に答えが出ていないでござる。
現時点でエスパーカラー使ってるとマナ基盤弱すぎたから青黒ショックを4枚買ったんだけど、こんなの大量に積んだら普通に痛すぎてやってられんです。
とりま2枚ずつ入れて後はM10ランドモリモリって構成が丸いのかな?
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