[イコリア:巨獣の棲処] 注目のカード – 緑

Contents管理人より
もうすぐプレビュー期間が終わってフルスポが来ます。
今回は統率者とスタンダードのセットが同時発売でボリュームたっぷりなのに、新型コロナウイルス的なアレで公式のプレリイベントは中止となってしまいました。
悔しい思いをしているMTG民の無念を、少しでも軽減出来るよう可能な限り最速でエディタにデータを実装する予定です。
訳の分からんウイルスとは言え、私の周りの状況からも実際かなりの脅威を実感しています。
MTG好きの同士の皆さまも、どうかご自愛ください。
さて、イコリアのプレビューからの個人的注目カード抜粋、単色最後は緑です。
怪物だらけの次元だけあって、豪快なカードが多いですね!
著大化
7マナで驚愕の+20/+20修正を与える《エルドラージの徴兵/Eldrazi Conscription》もビックリなクリーチャー用のオーラ。
まぁ皆驚いたよね、とんでもない「ネタカードが来た!」って。
安易にワンパン出来ないように貼り付けたクリーチャーがタップするのは良いけど、そんなの何とでもなるよねって言うw
ネットで話題になっているコンボは1~3ターンの間にルーティングなどで著大化を捨てておき、4ターン目に《嵐の伝令/Storm Herald》を唱えて、そのまま《ドスン/Thud》で「はい勝ちーwww」と言う、MTGのカード使って遊ぶ別ゲー
マジック・ザ・シューティング
をおっぱじめると言うモノ。
大味過ぎてロマンと呼べるかどうかは人によりそうです。
巨大猿、コグラ
トリシン6マナで7/6、回避能力は無いが3つの特殊な能力を持つゴリラ。
マナレシオ的にはかつてスタンで暴れまくっていた《殺戮の暴君/Carnage Tyran》と同等だけど、打ち消されたりトランプルが無かったり呪禁が無かったりと、少々寂しい感じになっています。
それをカバーするのが2つの誘発型能力と1つの起動型能力、いずれも強力なモノになっているので見て行きいましょう。
- 戦場に出た時に格闘が誘発:まずは登場と同時に、コンバットフェイズとか関係なく相手に殴りかかる脳筋っぷりはまさにゴリラを連想させます。
- 攻撃する度にディッチャが誘発:これは対象に取れる場合は強制のようだけど、防御プレイヤーがコントロールしている物に限られる辺りが、ゴリラの知能指数の高さを感じます。
- 起動型能力で破壊不能を得る:コストは(1)(緑)と自分がコントロールしている人間1体をバウンス、人間を守ったり自分を守ったり、人間のCIP能力を何度も使ったりと色んな利用方法が考えられる、ゴリラと人間の絆を匂わせています。
共存できるかは分からないけど、物凄く器用な感じ。
出れば格闘
殴ればディッチャ
人間戻して破壊不能
うん、日本の伝統的な「美しい言い回し」で表現可能だね。
なお、Wikiによるとゴリラは「交尾の時期を除けば温和で繊細」らしいので、この暴れまくっているゴリラは…そう言う時期なのかも知れない。
Migration Path
4マナでライブラリーから基本土地を2枚サーチしてきて戦場に出すソーサリー。
劣化版の緑タイタン能力を1回使えるだけなんだけど、ドライアド&ヴァラクートとか原野ゲーが始まってたら、コレ1枚で勝ちって事が往々にしてあるハズ。
《罠の橋/Ensnaring Bridge》でガッチリと緑タイタンを縛り付けていても、タイタン連打されてCIP能力だけで死ぬとかしょっちゅう有るしね。
土地コンボとかランプ系のデッキにピン挿しで、奇襲的に使えばかなり強いと思います。
怪物の代言者、ビビアン
M19で初登場して以来、エルドレインを除く全てのスタンダードセットに顔を出しているような気がするダブシン5マナのプレインズウォーカー、奥義は無いものの安定してアドバンテージをもたらすデザインとなっています。
今気づいたんだけど、ルーカと新ナーセットと違って何故コイツだけ灯争大戦仕様(=有用な常在型能力を持つ)なんだろうか。
常在型能力
自分のライブラリートップをいつでもチラチラしてよくなり、それがクリーチャーなら唱えても良いよって能力。
これか追放しておくタイプで擬似的に手札を増やすのは、すっかりビビアンの代名詞となった感ありますねw
普通に強んだコレが。
小プラス(+1)
なんと忠誠度を上げながら「3/3のしkビースト」を生み出し、警戒か到達かトランプルをオマケで一つ貰えると言う大盤振る舞い。
ちょっと想像。
- ビビアン出て来てすぐさま3/3を1体生成、忠誠度4。
- ターン返すと追加で1体出した後、手札orライブラリートップからクリーチャーが1体、忠誠度5。
2ターンでこの有様だから、処理にもたつくとあっという間にマウント取られてしまいます。
うーん、強い。
5マナのプレインズウォーカーにしては初期忠誠度が低いと思ったけど、この小プラスの強さを考えると「稲妻1発で落ちないから強い」って言った方が良いのかな。
小マイナス(-2)
同ターン中、次に唱えるクリーチャー呪文に《続唱/Cascade》に似た誘発型能力を与えます。
唱えた呪文のコストより低いコストを持つ呪文(=クリーチャー)をタダ撃ちって結果は同じですが、ライブラリーをめくって行って唱えるのでは無く「直接サーチして戦場に出せる」ってのが相違点。
普通のカウンター呪文では打ち消す事が出来ず、ランダム性が無く確実に引っ張って来れるので、構築の腕前とゲーム中のライブラリに残っているカードを把握する力が試されますね!
障壁突破
3マナで最大3つのエンチャントを追放してしまう豪快なインスタント。
強い弱いは別として、3マナで最大1:3交換は凄いのでピックアップしました。
露骨なテーロス次元メタが、イコリア次元に存在する。
MTGの次元番付みたいなのがあったら、このカードのせいでイコリアが格上になりそうとか考えるとジワジワくる。
萎れ
ディッチャと言うか《帰化/Naturalize》の完全上位互換が登場しました。
まんま帰化と同じで、それにサイクリング(2)が付いたため、使い勝手が大幅に向上しています。
皆さんも経験有るんじゃないですか?
致命的な置物を出してくる相手にサイド後、ディッチャ系を3枚ぐらい引いちゃったのに、相手が目的の置物を出してこなくて「抱えたままボコボコにされた」みたいな事が。
私は何度も有ります。
こう言うサイドの定番系にサイクリング付いてるのは嬉しいですね!
逆に完全下位互換として「使われなくなるカード」が産まれてしまうのは、ちょっと寂しい気もする。
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以上、緑の注目カード紹介でした。
次回は多色の注目カード、これまた枚数が多いのでゆっくり読んでもらえればと思います!
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