[イコリア:巨獣の棲処] 注目のカード – 黒

2020年4月16日

イコリア注目のカード黒いヤツ編です。

自分のデッキの構築傾向として、殆どが黒絡みってのもあって期待しまくってたんだけど、今の所「新たなキーカードになりそう!」みたいのは無さそうだと感じています。

ただ、除去とリアニ系のカードには目を引くものがありまして、使いようによっては下環境でもワンチャン有りそうな物をチョイスしました!

 


不気味舞い

まずは3マナ3/3のスタッツに、威迫・接死・絆魂のいずれか2つを持って戦場に出るクリーチャー。

マナレシオに優れており、癖がなく使いやすそうなクリーチャー。

威迫と接死で3点クロックがイヤらしい使い方になるかな、ブロックしてきたら「1:2交換だけどどうする?」みたいな。

懸念点はやっぱりタフ3って所で、それなら《才気ある霊基体/Gifted Aetherborn》で良くね?となりかねない事。

こやつは2マナで吸血鬼シナジーまであるもんね、下で使うにはもう一声!って感じなのかな。

 


死住まいの呼び声

3マナのソーサリーで、マナコストが合計3以下になる組み合わせで、最大2体までリアニメイト。

カード1枚が2枚のパーマネントになるので、アドバンテージが得られる凄そうなソーサリー。

リアニメイトした後は接死と威迫を得るカウンターを、好きに割り振ることも出来ます。

マナコスト3を1体だけ戻して、接死も威迫も付けちゃうとか、2体戻してそれぞれ接死と威迫を持たせるとか柔軟な運用が可能。

 

コレね、ラヴニカのギルドで似たようなカードがあって、《陰惨な生類/Gruesome Menagerie》ってカードなんだけどさ。

1枚のカードが3枚のパーマネントになる!錬金術や!!

と喜び勇んで使ってみた時期があったんだけど、これがまぁ超弱かったのw

  • ダブシン5マナが重くて中々通らない。
  • 都合よくコスト1〜3が死んでるとは限らない。

この新カードは2マナのコスト減、シングル3マナは実用範囲。

マナコストの組み合わせをこちらが決めれるため、都合に合わせてコスト1を2体とか、コスト3を1体とか、かなり柔軟な運用が可能。

モダンより下の環境には、コスト3以下の強烈なクリーチャーがひしめき合ってますし、マスト除去級を2枚同時にオマケ付きで戦場へ戻して「ウェーイww」に期待したい所です。

 

うん、ここまで効果モリモリだと流石に強い。

アンコモン?マジ??

 


絶滅の契機

シングル4マナのリセットボタン、性質上撃ち漏らしが発生しやすいものの、全体追放除去がこのコストで撃てるのは破格。

パッと思いつくモダンでの活躍シーンは、緑タイタン戦で原野ゲーに持ち込まれた時。

あのデッキはタイタンが着地した次のターンにはゾンビが10体以上盤面を埋め尽くしてくるので、コイツを「偶数で!」と唱えればタイタンとゾンビを全て追放する事が出来ます。

何気に黒で追放除去は珍しいので、今後下環境でも度々見かけるカードになりそうだと思っています!

 


Mythos of Nethroi

《殺害/Murder》がシングルシンボルになった上に、アブザンカラーの3色(緑)(白)(黒)で唱えると土地以外のパーマネントも破壊できるインスタント。

何と言うか、取り敢えず黒だけでも出るなら色拘束の薄い殺害として機能する(=完全なる上位互換)ため、殺害さんは事実上の戦力外通告を突きつけられた形になりました。

構築では、勿論アブザンカラーのデッキに放り込めばかなり強力な1枚となりますが、スタン環境にも存在する《暗殺者の戦利品/Assassin’s Trophy》が色的にも対抗馬として立ちはだかる感じになるのかな。

1マナ軽くて土地も触れるけどデメリット有りを選ぶか、色拘束が強くて3マナだけどデメリット無しを選ぶか。

逆に散らして使うって方針なら同居もオッケーだし、色が合うなら下環境でも試してみたい性能だとは思っています。

強めのレアの除去は高額になりやすいので、使う予定がある方は早めに入手しておきましょう!

 

以上、イコリアの黒いカード注目株でした。

次回は赤いカード編です、単色だと気になるカードが一番多いので凄く楽しみです!

 


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雑談

Posted by theuri