オパールのモックス追悼式 – 純鋼ストーム

皆さんこんばんは、本日は2020年開始早々にお亡くなりになったモダン界のアイドル《オパールのモックス/Mox Opal》の追悼式を行ってきました。
テーマは「オパモでまともなデッキ組んだら強いらしい」と言う噂の真偽を確かめるべく(バカ)、オパモ以外は比較的お安く組める《純鋼ストーム/Puresteel Equipment Storm》で戦ってみようと言うものです。
ローグデッキ、それも変なデッキ専用でオパモを使い続けていたら突然禁止されたので、一度ぐらい強いと言われるデッキを味わってみたくなったんです。
対戦相手はいつもの同僚氏、使うデッキは「オパモが死んでブームが来るかも?」と言われているマーフォーク。
相手にとって不足なし、いざ尋常に。
1戦目:後攻
ダイスロールは7-11、残念ながら後攻スタートです。
続いてマリガンチェック、土地4パラディン無し、話にならないのでマリガン。
再びマリガンチェック、土地無し、話にならないのでマリガン。
も一度マリガンチェック、土地2パラディンも実も有る文句なしキープ。
一人回ししかしていないけど、ダブマリでも全然行けるでしょって事でゲーム開始です!
お相手の初手は《呪い捕らえ/Cursecatcher》、マナに余裕を持たせないといけないので面倒です。
コチラの初手は青白ショックランドをタップインして終わり。
続く2ターン目、お相手ロード置いてアタック2点、マナカーブ通りの展開ですが、ちょっと弱めですね(残りライフ18)
コチラ2ターン目、赤白キャノピーランドで1点ペイしてキーカードの《純鋼の聖騎士/Puresteel Paladin》を出してお終い、是非とも生きて帰って来て欲しい所です(残りライフ17)
3ターン目、お相手は《残響する真実/Echoing Truth》でパラディンをバウンス、フルパン4点から呪い捕らえを追加して終了、テンポを取ってその隙に渡り殺す、これぞマーフォークって動き!(残りライフ13)
コチラの3ターン目、3枚目の土地とパラディン出し直しから2つ装備品を出してドローを進めてから本日の主役の登場です!
うり「オパモ!」
同僚「おお、出たw」
うり「からの金属術達成で白マナ、土地からも白マナ出してスラム出してお終い!」
これです、このマナブーストがマジで強い。
4ターン目、流石に2体はダメだろうと察したお相手は《銀エラの達人/Silvergill Adept》でドローを進めフルパン6点、1マナ構えて終了(残りライフ7点)
コチラの4ターン目、土地3でパラディン2枚生還、ターンを渡すと島渡りで10点が確定しているため王手をかけられた形です。
-行くしかない!
追加の装備品を1枚出して2ドローから《極楽のマントル/Paradise Mantle》を金属術で2体のパラディンに装備、それぞれから青マナと赤マナを出し、オパモからも青マナを出した後に《撤収/Retract》、案の定《否定の力/Force of Negation》が飛んできて打ち消されるも、撤収お代わりが通りソリティアモードに突入。
ストーム28で《ぶどう弾/Grapeshot》に辿り着いて本体に29点ぶち込んで完走、4ターンキルです。
同僚「なるほど、これが純鋼ストームかぁ!」
うり「ソリティアでごめんね?」
同僚「楽しそうだし、最初で最後だから全然良いよ?」
うり「言葉のナイフやめてね?」
2戦目:後攻
サイドボード入れ替え、こちらは《減衰球/Damping Sphere》警戒で《解呪/Disenchant》と《断片化/Fragmentize》を1枚ずつ、そして万能に使える残響する真実を3枚サイドイン。
マーフォークはとにかくビートが早いので、見切り発車でもチェインコンボを開始した方が良いと判断して《血清の幻視/Serum Visions》4枚と《ハーキルの召還術/Hurkyl’s Recall》1枚をサイドアウトしました。
そしてマリガンチェック、土地が平地1枚だけでしたが後は満点。
うり「よし、土地を引けば超強いからキープ(フラグ)」
私は何回この過ちを繰り返せば気が済むのか。
案の定土地を引けず、初手に平地を置いた後は何も出来ず、2回のディスカードを経てそのまま雑魚死。
同僚「平地置いて、カード捨てて、そして死んでいった。」
うり「フラグ回収率の高さよ(白目)」
3戦目:先行
サイド変更なしで3戦目、1マリガンで中々良好な手札、ボトムに撤収を1枚送るもフェッチランドをセット。
うり「これこれ、やっぱモダンはコレだよね!」
同僚「マリガンしても気軽にシャッフル出来るし、色も安定するしやっぱフェッチランドは強いねぇ。」
うり「うむー、パイオニアで禁止も納得だね。」
お相手はマーフォーク最強の初手と言われる《霊気の薬瓶/Aether Vial》を出して終了。
こちらは2ターン目に《上級建設官、スラム/Sram, Senior Edificer》出して終了、お相手銀エラ出して1ドロー、普段なら「回ってるなぁ」と感じるこの動きも、このデッキの前では「悠長だなぁ」に見えるのが恐ろしい。
3ターン目にスラムが生還したので勿論見切り発車です、装備品3連打+オパモからの撤収が通りパラディンを追加、金属術でスラムに極楽のマントルを装備してそこからソリティア開始、どうやらカウンターは握っていないご様子。
途中ぶどう弾ルートがダメな時にたどる勝利ルートである《僧院の導師/Monastery Mentor》は…持っていないので、代用品の《神話実現/Myth Realized》を披露したりして、今回はストーム20で本体ぶどう弾まで完走、3ターンキルです。
同僚「いやー、どうしようもないってこう言う事ね。」
うり「土地事故除けば4キルと3キルかぁ…マーフォーク自体、除去薄いデッキだから相性的にも良かったんだろうけど、清々しいまでのアンフェアなデッキだったねw」
火のない所に煙は立たぬ、まさにこう言う時に使う言葉なのでしょう。
オパモでまともなデッキ組んだら?
実際に試してみてハッキリと答えが出ました!
物凄く強い
ふーむ、これがトーナメント級のオパモの使い方なのね。
今までの私のデッキは何だったんだってぐらい強いじゃないか(白目)
そんなオパモも、すでに亡き者となってしまいました。
悲しい事ですが、私はこのオパモを手放さず大切に保管しておこうと思います。
モダン環境にも少なからず「禁止解除」されるカードは存在します、墓トロとかね!(※執行猶予中にまたやらかして再逮捕されたけどw)
いつの日か、いつの日にか、シャバに戻って来れる日を夢見て。
約10年間にも及ぶモダンの顔役、ホントにお疲れ様でした。
純鋼ストーム、楽しかったです!