クソカードが愛おしい

つい先日プレイした「モダン構築戦」でのお話。

 

うり「これ…使ってみたかったんだよ……。」

同僚「うん?」

うり「豚の呪いX=2、そのロード2体を豚にする!」

同僚「なにこれぇ…(※カードテキスト確認中)

 

この後冷静に対処され、2体の豚に殴り殺されました。

 


個性的って言ってもらえる?

最新パックを剥いて出てくるクソカードには大抵興味を示さないものだけど、カード屋さんのストレージを漁っている時は何故かクソカードが異常に光輝いて見える。

そんな経験はないだろうか?

 

どうやら一度引退していた私はその「輝き」への耐性が低いらしく、MTGに復帰してモダンを触り始めてからずっと「気が付くと20円とか30円のカードに興奮して4枚ずつ買い集める」と言う行動を繰り返し今日に至ります。

そしてそのピュアなハート故に、ガチデッキにこっそりと「光輝いていると思っていたカード」を潜ませ、現実を思い知り、このような悲劇が生まれる訳です。

 

でも、やめられないんだよなぁ。

 

デジタル版では公式フォーマットとして定着している《Pauper/パウパー》「全てのコモンカード」に光を当てた面白フォーマットではあるけど、クソカード好きの私からしたら

 

アンコモンやレアにこそ、構築で日の目を見れなかった怨念は宿ってるんですよ!

 

と、主張したい気持ちで一杯である。

まぁ公式が「これはクソレアです」なんて決める訳にも行かないので仕方ないのは分かるけどさ、もっとこう「カード出される度にテキストを確認して笑う」みたいなフォーマットがあっても良いのではなかろうかと。

 

そこで、同僚にこんな話を持ちかけてみた。

うり「100円以下のカードのみで構築しようぜ!」

同僚「ええやん。」

よし、言質取ったぞ。

 


フォーマットを制定する

と言う事で最低限の構築ルールや概念を書いたページを作成しましたので、詳しくはこちらをご確認ください。

Outcastフォーマット

フォーマット名は「Pauper(貧困者・持たざる者)」をモジって「Outcast(のけ者・見捨てられた者)」にしました、構築でのけ者にされちゃった捨て値のレアカード達をメインに構築してみようぜ!って感じですね。

 

このフォーマットは「制限金額をギリギリまで低くする」事で、リミテッド(=単一エキスパンション)でしか使われなかったようなカードを、他のエキスパンションの同じくリミテ級カードと組み合わせざるを得ないような状況を作っています。

つまり通常の構築ではまずお目にかかれない組み合わせが爆誕しまくると言う、未知を楽しむフォーマットになって欲しいと願っています。

リミテ級×リミテ級の化学反応、なんとも刺激的な響きです。

 

んー、手元にあるオリパの緩衝材にされていたカードで例えを出すなら…

  1. 《エフラヴァのジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen of Efrava》(9円)を召喚。
  2. 《生い茂る成長/Lush Growth》(30円)を対戦相手の土地にエンチャントして山と森と平地を押し付けて…。
  3. この舌噛みそうな名前の奴が攻撃時に生成するトークンと一緒に森渡りで7点。

次のターンはトークンがまた増えて、森渡りのクロックが9点となり相手は爆発四散間違い無しだ。

このパッと見強そうなコンボが、今ならなんと39円!

それなりに強そうなのに、何故クソカードなんて呼ばれてしまうのか。

オジャネン:(3)(緑)(緑)(緑)

生い茂る成長:ハンドアドバンテージを失い、相手の土地をデメリット無しの3色ランドに変化させる。

フィニッシャーがトリシン6マナかつ相手が森をコントロールしてないとアレだから、無理やり森を押し付けて、除去耐性も無いからアレだから、顕在的防御とかで守ってあげて…。

 

なるほど残念な感じが凄い!

 

クソカードなんて呼ばれるカードの殆どは、こんな感じで色拘束が厳しすぎるコストであったり、変な制限があったりと「絶妙な使いにくさ」があって、それが使われない原因になっているのだ。

しかしそれが「アタリマエ」のフォーマットだとしたらどうだろう。

赤信号もみんなで渡れば怖くない理論により、戦場はとんでもないクソカードが跳梁跋扈するテーマパークになるに違いない。

そして諸君らがクソカードに目覚めた暁には、カード屋さんのストレージボックスがディ〇ニーランド」にしか見えなくなっているはずだ。

 

それはそうと、Twitterのフォロワーさんとかで

「スタン専門だけどモダンには興味あって…でも高いカード多いし何買えば良いのか分からなくて踏ん切りがつかないんですよね、いつかやってみたいんだけど。」

って方が結構いる事を知りました。

つい最近ローテを迎えたばかりのスタン環境、こう言ったモダンに興味を持っている方が多いんだろうなーと思います。

今となってはモダンの高額カードを数枚所持している私ですが、触りだしたきっかけは「カードを探す楽しさ」であり、それは今でも変わりません。

そこから少しずつ、たまにちょっと高いカード買い足して徐々にデッキを強化していく。

モダンはローテーションが無いフォーマットだからのんびり楽しめるし、高額カードが有れば勿論強いけど無きゃ無いで戦えなくもない。

その高額カードもレガシー以下みたいなトンデモ金額って訳じゃ無いし。

 

極々身内でやってみようって言う軽いノリのフォーマットだけど、カードプールはモダンです。

プレイ記録とかでモダンならではの「カードを探す楽しさ」が伝わる記事を書いていければ良いなと思ってますので、今後モダンやってみたいなーって興味のある方はチェックしてもらえたら嬉しいです。

 


あとがき

なにやら「プレインチェイス」とか言うのが物凄く楽しそうだったので購入してみました、今日届く予定なので楽しみです。

絶妙に弱いデッキを使ってプレイする事を推奨すると岩SHOW氏が言ってたので、Outcastフォーマットはまさにドンピシャ。

これはもうやるっきゃないね!

theuri Written by:

エクソダスからイクサランの相克まで約20年のブランクを持つ復帰勢、罠の橋を愛している。 デッキ構築を何よりの楽しみとしており、それを管理したり一人回しをシミュレートするWEBアプリを開発&運営中。 是非使ってみてください! Twitter:@uri_mtg

4 Comments

  1. Emissary
    2018年11月22日
    Reply

    ペニードレッドフルっていう非公式フォーマットがすでに存在してるんだよな
    http://mtgwiki.com/wiki/Penny_Dreadful
    無限に独自フォーマット生み出すmtgプレイヤーすごいよヤバイよ

    • 2018年11月22日
      Reply

      今流行しているMTGOの5tix構築には結構影響されています、そのペニーなんとかは始めて知ったけどほぼ同じだね!
      そこは通貨の差と思って頂ければと、MTGOと紙の相場は全然違うのでまた一風変わったものになるかと。

      それにしても相場が影響する非公式フォーマットに参加するプレイヤーは、個人個人でレギュレーションチェックする辺りがモラル高くて素敵だと思います。

      所でクソコンボマイスターのえみさんは無論参戦してくれるんですよね?w
      このフォーマットで対戦すればお互いよからぬ事をしようとするので「宇宙完成」まで行ける可能性は高いですよ(ストレートな勧誘)

  2. Emissary
    2018年11月22日
    Reply

    記事みて5分で普通に構築でいけるんじゃねレベルのデッキ思いついたからボコる準備はできてるぞ(勝利宣言

    • 2018年11月22日
      Reply

      よろしい、ならば戦争だ(HELLSING)

      と言いたい所なんだけど、カード注文するのにデッキリスト2~3個作ってからでないと送料でデッキが組めるって言う。

      まだリスト1つしか出来てないよ!

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