デッキエディタ開発記録 vol.31 – パウパーフォーマット補完

皆さんこんにちは。
今回はアップデート情報では無く、少し協力して頂きたい事がございまして。
と言うのも、パウパーフォーマットのヤンチャ仕様が災いして、当サイトのデータアーカイブ方針では賄いきれない事が確定したのです。
ちょっと前に《チェイナーの布告/Chainer’s Edict》はパウパーリーガルであると言う情報を提供してくれたユーザーさんから、今度は《ゴリラのシャーマン/Gorilla Shaman》が存在しないことに気づきました!とのご報告が。
アライアンスのみに収録されたアンコモンのカードが、どうやらコールドスナップの「オーロクス暴走」というテーマデッキにのみコモンで再録されていたらしいです。
なるほど?
Wikiでこのゴリラを調べると、パウパーメタの一角を成す「親和」勢が使う、アーティファクト土地をバリバリ割るスーパーエースだとか。
凄い重要なカードやん…。
と言うより1マナのクリーチャーで、タップも必要無い起動型能力でアーティファクト割りまくれるコモンカードとか怖いんだけど。
早速公式サイトで画像、と言うよりエディタに登録するならセット丸ごとでないといけないからギャラリーを検索。
は?
ギャラリーの一覧ページで確認したのですが、デュエルデッキ(※名前が「なんちゃら vs ほげほげ」みたいなやつ)はアーカイブされているみたいなんだけど、ブロックの構築済みデッキは対象外らしいです。
製品情報にすら載ってないぐらいだし。
ちなみにこのテーマデッキに収録されたゴリラは、こんなビジュアルらしい。
おもくそ新枠やん。
コールドスナップだもんね…そりゃ新枠だよね。
超後付けでアイスエイジブロックを完結させるために追加されたコールドスナップ、MTGの長い歴史上唯一の変則収録が産んだ歪みにより、当サイトでのパウパー完全補完は困難を極める事が判明したのでした。
新仕様作りました
さて、問題にぶち当たったらそれを解決するのがシステム・エンジニアとか言う人のお仕事らしいので頑張ります。
問題を細分化して、出来る事と出来ない事を分け「折衷案」を提示する。
我々は言い訳落し処を見つけるのが上手い人種なのです。
それでは新仕様の発表です。
- 画像が無いモノは仕方ないので諦める。
- パウパーで使えるカードは手動でフラグを立てる。
- ただし情報は基本的にユーザーさんに提供してもらう。
アーカイブしたカードデータを元に、パウパーで使用出来るかを判定しているため、今回のようなケースだと対応出来ないんですね。
他力本願ですが、ちょいとウチのシステムとは相性が悪かったと言う事で是非ともご協力願います。
情報提供は当サイトのコンタクトフォームか、Twitter@uri_mtgまでよろしくお願いします。
なお、このゴリラくんは早速手動でフラグ立てておいたので、エディタのパウパーフォーマットで名前検索すると出てきますよん。
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