パイオニア禁止改定その2 – 夏の帳

皆さんこんにちは、今朝(※日本時間2019/11/12)にパイオニアの禁止改定その2が発表されました。
対象となったカードは1枚だけで、そのカードはなんと…
あっ…え、そっち??
うん、余り話題に上がって無かったからTwitterでも驚きの声が多々見られました。
しかし大体のプレイヤーはクチを揃えて
「まぁ、強すぎたしね。」
と言って納得していたのが印象的でしたねw
私も例にもれずこの呪文を唱える度に、
うり「この呪文強すぎない?ホントは(1)(緑)なんじゃない??」
と思わずクチにしちゃってました。
このカードは私のパイオニアデッキでもサイドに4枚積まれていて、クソコンボの始動を防ぐだけでなく「ターン終了時までカウンターされなくなる&青と黒からの呪禁が続く」と言うトンデモない効果でした。
あ、あと1マナで撃てて条件付きキャントリップも付いてます。
冷静になってもならなくても、滅茶苦茶なことが書かれている事は知ってたからね。
しょうがないか。
となると代替えのカードが必要になります。
コンボの起点となる相手からするとマストカウンター、私のデッキの場合はソーサリーを「1マナで通す」には現状選択肢は4枚。
軽く考察してみよう。
まず払拭、コレはカウンター呪文を確定カウンター出来る反面「インスタントしか対象に取れない」と言う腐る時はとことん腐る呪文、当然枚数は入れられない。
次に呪文貫き、コレは「クリーチャー以外の呪文は(2)多く払わないと打ち消す」と言う不確定カウンター。
テンポよく展開してくる相手をハメる事が出来るが、クリーチャーだけをテンポ良く展開されて行くと、こちらがテンポよく死ぬのを見守るだけのカードとなる。
またこの2枚は夏の帳と違って、《ドビンの拒否権/Dovin’s Veto》のような「打ち消せないカウンター」には完全に無力と裏目となる要素が多い。
ならばハンデスならどうだろう?
まずはみんな大好き強迫、ノーリスクで土地とクリーチャー以外の呪文なら何でも抜けるし、更に手札を覗けちゃう。
そしてパイオニア環境最強のハンデス呪文である思考囲い、こいつは2点のライフロスと言うデメリットはあるが土地以外何でも抜けるし、勿論手札も見れちゃう。
こっちの方が裏目が少なくて良いかも知れない。
ただ、パイオニアで遊んでるとフェッチランドが無いせいかショックランドはどうしても手出しになるため、アンタップインを選択しがちです(※取りあえず出しといたフェッチランドを、動きの無かった相手のエンド時に起動してショックランドをタップインする動きが出来ない。)
これに加えて思考囲いの2点が凄く痛いんだ、時に撃てないぐらいに痛い事だってある。
バーン相手だとキルターンが1ターン早まる原因にすらなっちゃう。
プランを崩したいと言う目的のハンデスなら、殆ど裏目が無い思考囲い、絶対通したい呪文があるから前方確認が主な目的と言うのであれば強迫で十分な気がしますね。
この辺りの悩みを全て1枚で解決した上にキャントリップまで付いていた夏の帳は、やはりオーバーパワーだったんやなって。
皆さんは何でこの穴を埋めますか?