マナカーブとかマナベースとかのお勉強

2018年6月2日

理想的なマナカーブと最適化されたマナベース、なんて言われると心がときめいてしまいますね。

雑に言うとこれらをちゃんとやると「事故りにくくなる(※マナ的に)って事らしいので、そろそろ理解して行こうと思います。

 


自分のデッキのマナカーブを知ろう

では早速、私の迷えるエスパーコントロールをマナカーブ(グラフ)化してみましょう。
※中略は最低限機能するのが2マナ~なので2マナ呪文としてカウントしてみます。

コスト 枚数 メモリ
0マナ 0
1マナ 4 ■■■■
2マナ 7 ■■■■■■■
3マナ 8 ■■■■■■■■
4マナ 10 ■■■■■■■■■■
5マナ 6 ■■■■■■
6マナ 0

うーん、これは良いのか悪いのか?

まだ分からなくて当然です、これから学ぶのです。

 


マナベースの算出練習

私のエスパーコントロールのキーカードは言うまでもなくライラ{3}{白}{白}とテフェリー{3}{白}{青}と言う、ドミナリアを代表するパワーカード2種です。

多少色は違えど点数で見たコストは共に「5」なので、練習がてら5ターン目に最速でこやつらを叩きつけるために必要なマナベース数を割り出してみましょう。

 

今回は計算機を作るにはちょっと複雑な条件が入り込み過ぎるので、富田峻太郎氏著の「超簡単にマナベース計算できちゃう早見表を作ってみた」に載っていた早見表を参考にさせて貰う事にしましょう。

[browser-shot url="http://www.hareruyamtg.com/article/category/detail/2756″ width="300″ height="200″ target="_blank"]

ミクロ経済学における無差別曲線の理論に基づきって単語が目に飛び込んで来た瞬間作るのをやめましたw

シングル ダブル トリプル
1ターン 14
2ターン 12 18
3ターン 9 16 23
4ターン 7 15 21
5ターン 6 13 19
6ターン 6 12 17

引用 – 超簡単にマナベース計算できちゃう早見表を作ってみた

 

それでは早速ライラから。

この子は白のダブルシンボルかつコストが5なので、毎ターン順当に土地を置いていけば最短で5ターン目に飛び出すハズです。
早見表で「ダブル列の5ターン目行」を見ると…13と書いていますね、白いマナベースが13あればそれなりに出ますよーって事らしい。

なにこれ楽しい

テフェリーも試してみましょう、マルチカラーなので「シングル列の5ターン行」が2種類って事になるので白と青のマナベースはそれぞれ6つずつあればそれなりに出ますよーって事ね。

この時点で白マナ13の青マナ6、今のマナベースは

  • 青マナ:13
  • 白マナ:9
  • 黒マナ:9
  • サーチ:2

こんな感じだから既に白マナが足りていなくて、ライラと燻蒸を5ターン目に撃つのは難しいと言う事がわかりました。

多分こんな感じでそれぞれのカードの必要マナベース数を算出して、土地の配分を導き出したり、ほんとにこのカードで良いのかなどの検証をして行くのだと思います。

 


自分のリストの必要マナベース数を算出

実際にやってみればもっと色んな事が見えるはずです、やってみましょう。

取り合えず最速ターンで必要なマナベース数で出していますが、必ずそのターンに撃たねばならないと言う事も無いカードも含まれている事は忘れないように。(※提督の命令とか3ターン目に撃つ必要無いし。)

クリーチャー(12)

青7・黒7 人質取り/Hostage Taker
黒12 凶兆艦隊の毒殺者/Dire Fleet Poisoner
青9 財力ある船乗り/Sailor of Means
白13 黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer

呪文(23)

白6・青6 ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria
ウェザーライト/Weatherlight
青14 選択/Opt
白12 封じ込め/Seal Away
白9 神聖の発動/Invoke the Divine
青16 提督の命令/Admiral’s Order
青12 中略/Syncopate
白7 イクサランの束縛/Ixalan’s Binding
白13 燻蒸/Fumigate

必要なマナベース数

  • 白13
  • 青16
  • 黒12

となりましたが…これ無理じゃね?って思うんですがそれはw
チェックランド使いまくったらアンタップインが困難になるし、使わないとベースが足りないと言うアレな話に。

でも感覚的に「何ターン目に事を成したいのか」をカード別に精査したらもう少し緩くなりそう、って思ったので大変良い勉強になった思います。

これで一歩先へ進んだ構築が出来るようになれば嬉しいな。

 

 

最後に、こんな楽ちん計算が可能な表を作成してくれた富田峻太郎氏に感謝を。

分析

Posted by theuri