モダンはおもちゃ箱2 vol.5(最終回) – デジャビュ

1戦目(2ターン目)

同僚「初見だけど、なんとなく広がりゆく海で赤マナ潰しとこ。」

うり「あっ、あっ。」

土地と胆液の水源1枚だけしか置けないまま敗北。

 

2戦目(序盤は除去で踏ん張って4ターン目)

うり「ナーセット!」(※素出し)

同僚「呪文貫きで。」

うり「………。」

相手はマーフォーク、そして何も出来ないこのクソゲー感。

苦い記憶その1

この瞬間から私の脳内では、次々と苦い記憶がフラッシュバックし始めた。

 

同僚「エンド時にバイアルからロード出してターン貰います。」

うり「あー、うん。」

同僚「島渡りでフルパン!」

苦い記憶その2

うり「だろうな、って思ってたよ!!」

2戦目は二匹だけ魚人を仕留めたものの、そこからはひたすら島を渡って来るのを眺めて敗北。

 

3戦目(仕事をしない罠の橋)

うり「エンド時にエンジニア起動で胆液を入れ替えて2ドロー!」

(有効牌引けなかった)

同僚「2ドローし放題とかヤバく無いですか?w」

うり「お、おう?wもう一体起動して更に2ドロー!」

同僚「やべー、凄いですねそのコンボww」

(有効牌引けなかった)

同僚「すげえええ!!でもこれってブリッジがアレですよね、フルパン良いっすか?」

苦い記憶その3

うり「相変わらずのガバガバ橋やな!!」

ドローコンボは絶賛されたけど、そのまま殴り倒されて敗北。

 

4戦目(ついにボーラス様が着地したものの)

うり「ついに…次元縛りと日時計が揃った盤面でターンが来た!」

同僚「何されるか分かんないのでバイアルからきらりん出しときます。」(※大いなる玻璃紡ぎ、綺羅)

うり「ああああぁぁぁぁあぁあ(ビクンビクン)」

苦い記憶その4

やっとの思いでここまで来たので一応王神ボーラス様を着地させてみるが、きらりんが邪魔でー4が当てれない。

同僚「えーと、島渡りでフルパン。」

うり「も…も……。」

 

苦い記憶のまとめ

 

うり「も、もう止めて差し上げろ!!」

 

絶対に勝てない事を「分からされる」島渡りでのフルパンで敗北。

 

心が複雑骨折したので完全敗北を認めて試合終了、おつかれさまでした(真顔)

 


戦いを終えての感想

ほんの僅かですら勝ち筋が見えないと言うかさ、前回のおもちゃ箱デッキ「待機ジョイラ」の時と全く同じ状況なんじゃないかな?これw

未読の方が居ましたらコチラの過去記事をご覧頂きたい、前作の最終回です。

モダンはおもちゃ箱 vol.4(最終回)

久々に読み返したけど、

 

やっぱり同じじゃないか!

 

マッハで横に広がりながらマナ拘束して来て、クリーチャーじゃ無い呪文はカウンターしてくるし、挙句の果てに島渡りでブロック出来ない相手に勝てる訳ないだろ!

 

相性と言うか、マーフォークに限らずこう言う部族ビート系の横に広がるアグロは、訳の分かんない「回りくどいデッキ」に対しては単純に有利なんだろうなって思います。

だってクリーチャーリセットしたらこっちのシステムも崩壊するから撃てないんだもん!

 

怖いぐらい見せ場が無かったので、採用したプレインズウォーカーの考察でも書いてお茶を濁します。

実戦で着地したのはナーセット1回、王神ボーラス様1回で、いずれも特に何もしなかったので「考察はあくまで想像上のもの」です。

前置き書くだけで悲しくなってきたw

 

 


プレインズウォーカーの考察

踏み倒して同時に複数着地させられると言う利点は、既存のデッキでは不可能だった動きが可能になるって所がミソですね。

ここでの評価は「踏み倒し前提」としたもので、前準備が必要だから最初の着地は劣勢な事が多い。

そう言う状況も込みの考察となります。

 

龍神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Dragon-God

評価:☆☆☆☆★

参考:点数で見たコストで考えると総じて強力、下環境なら他のプレインズウォーカーと並べてやると滅茶苦茶出来るハズ。

今回のデッキには入ってないけど《解放された者、カーン/Karn Liberated》と同時に踏み倒して+4を起動すれば次のターンにはもう奥儀が撃てるので、そう言うコンボデッキ組むと楽しいかも。

 

王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaoh

評価:☆☆☆★★

参考:アグロデッキが相手だと-4をってそのまま返しで死ぬみたいなパターンになりがちになると思われる。

広がってる相手には奥義が凄く効くハズなのに、プラス能力はそれを解決する類のものでは無いので忠誠度の貯め方が分からない。

逆にコントロールデッキ相手なら、+1連打だけでほぼ殺せるのに奥儀があんまり効かないって言う。

ボーラス様の中では一番チグハグしてるなーと。

 

プレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalker

評価:☆☆☆☆☆

参考:全ての忠誠度能力がズバ抜けており、全能感がヤバイ。

+3も忠誠度を上げながら土地をバリバリ割って行くのもヤバいし、-2のコントロール奪取は下手に除去するよりよっぽど強力です。

奥儀に至っては、引き裂く方のエムラくんの滅殺6を遥かに凌駕する性能で、まさに撃てば勝ちの威力。

前回の記事でちょろっと触れたけど《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》とセットで踏み倒せば全力のリセットでもボーラス様が死なない(※コストが8だから)ので、相手が大型エルドラージでもコントロールしていない限りはほぼ勝ち。

 

ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria

評価:☆☆☆★★

参考:もうすぐ落ちるけど現スタン環境最強のプレインズウォーカー、このデッキの性質上「劣勢の時」に着地する事が多いと思われるためバウンスから入る事が多いのかなと。

優勢の時に着地すれば言うまでもなく強力なのは間違い無く、灯争ボーラス様でテフェリーのプラスを使えば土地が4枚も起きて2ドローとか言うインチキ臭い動きが出来るハズだ。

 

時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler

評価:☆☆☆☆★

参考:英雄テフェリーと同じく劣勢ではバウンスから入る事が多いと思われるが、とにかく相手のインスタントタイミングで呪文を唱える事を禁止する常在型能力だけで仕事するのが明らかにヤバそう。

なんでこの人3マナなの?

こんなのが当分の間スタンリーガルとか悪夢やね。

 

大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator

評価:☆☆☆★★

参考:相手だけ静寂状態にしたり、チャリス割ったり、サイドからシルバーバレットしたりと基本的には強いと思われる。

このデッキの場合はカーンを唱えるコストが1マナかつカウンター不能みたいなもんだから、引っ張ってきたアーティファクトをそのまま唱えるためのマナに余裕が出来るのが良いですね。

 

覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils

評価:☆☆☆☆★

参考:アズカンタァッ!!

今回唯一まともに能力を起動出来た人。

2回限定だけどアド取れるマイナス能力と、ターン内のドロー枚数を1枚に固定する常在型能力。

噂には聞いてたけど、これは普通に強いですね?

なんでこの人3マナなの?

当分の間スタンリーガルとか悪夢やn(略

簡単に素出し出来るのもポイント高かったです、後続のプレインズウォーカーを探しに行きつつも隙を晒さずに妨害ってのがもう。

 

以上、机上の考察でした(むなしい)

 

考えて組んでみるまでは楽しいんだけど、こうも完全に何もさせて貰えないのは流石に悔しいですねw

しかし今回は《ゴブリンの技師/Goblin Engineer》《胆液の水源/Ichor Wellspring》と言う素晴らしい組み合わせを見いだせたので、収穫は大きかったように思います。

アーティファクトをサーチしながら戦うとかそう言うの大好きなので、これがダイヤの原石になると良いなって思ってます。

 

いやー、今回も楽しかった!

同時に何かヒドイ物も見てしまったけどw

いつかコレ系のデッキでも結果残せることを夢見て、私は今日も新ネタを妄想したいと思います。

 

以上、お付き合いありがとうございました。

また次の記事でお会いしましょう!

 


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Posted by theuri