モダンはおもちゃ箱4 vol.2 – ホロウ・ワン×クラーケン

おばあちゃんがイカをいっぱい出す電波デッキを作っていたら、いつの間にかホロウ・ワンデッキにすり替わっていたので「ちょっと詳しく調べてみようか?」となったのが前回までのお話。

今回は試作品のデッキを一人回しして、更なるディスカードシナジーや、元祖ホロウ・ワンのやらかしパターンをケアする事は出来ないか?などを検証してみました。

 

検証に使用したデッキリストはこちら。

<ホロウケン ver.0.1/Hollowken>

早速成果を見て行きましょう。

 


基本の動き

一人回しで色々見えました、このデッキ理想の動きは

  1. 序盤に《虚ろな者/Hollow One》を叩きつけて、可能な限りライフを削る。
  2. ホロウ・ワンの対処に追われている間に《不吉な海/Ominous Seas》を設置する。
  3. イカが出始めるまでにホロウ・ワンがある程度削っていれば8点パンチがマスブロになりやすく、盤面制圧の難易度が下がる。

こんなイメージだと思う。

 

リエールはフィニッシャーにもなり得るけど、どちらかと言うと一気にゲーム速度を上げるリニアエンジンって感じかな。

ランダムディスカードしまくるので「除去やカウンターを狙って構える」のは難しく、イカは早くて4ターン目までは出て来れないから序盤の差し合いが最大の難関となりそう。

 

なお、リエールと各種ルーティング呪文の組み合わせは化学反応なので、無事生還したら「とりあえずブッパ」で良いんじゃないかな!

ライブラリを7枚も掘り散らかせば、何か起こるでしょ。

 


やらかしをケアしたい

ホロウ・ワンを使ったことが有るなら何度も経験しているだろうと思いますが、燃え立つ調査やゴブリンの知識には「やらかしパターン」が存在します。

呪文効果の一つである「無作為に3枚捨てる」が時折、いや割と頻繁に自分へと牙を剥きます。

例えばこんなの

勿論運ゲーなので良い事ばかりが起こる訳も無く、

  • ホロウ・ワン
  • ホロウ・ワン
  • アンコウ
  • 稲妻
  • 信仰無き物あさり

この候補からランダム選択で見事に

  • ホロウ・ワン
  • ホロウ・ワン
  • アンコウ

が墓地に落とされて、白目剥きながら絶命した事もあります。

引用 – 運ゲーを楽しむホロウ・ワン VOL.2 – 試作品VSエルドラージトロン

捨てるカードを任意で選べる物あさりが、如何に強力なカードであったかを物語っていますねw

 

上記のケースが発生した瞬間は、まだ敗北が決まった訳じゃないけど「ライブラリにあと1枚しかホロウ・ワンが居ない、もうお終いだぁ…。」みたいな、精神的ダメージが大きかったように思います。(※実際クリーチャーを何も引けないまま負けたけど。)

心が折れると言うか、諦めてしまうと言うか。

 

今回のデッキでも燃え立つ調査とゴブリンの知識をフル投入しているため、必ず似たような状況が再現するに違いないので、ここに「ライブラリ修復」と言う名のクサビを打ち込んでみようと思う。

レシピは簡単、ウチュウシイタケを1房と、相性が良いらしい調味料を1欠片、この2枚のカードをデッキに投入。

対策完了(雑)

これで大事なカードが大量に墓地に落ちても「そのうち帰って来るじゃろ」と言う余裕が出来るに違いない。

 

一人回しの感想

リエールが生存していると、物凄い勢いでライブラリを引いたり捨てたりするので、割とシイタケの墓地誘発が発生してました。

ライブラリ修復と同時にリエールのパワーが0になるディスシナジーが発生するけど、引きたいカードが再びライブラリ内に4枚となるのは確率的にかなり有利になるため、本採用有りますねコレ。(※引きたいカードを引く確率を高めるには、単純に枚数を増やすのが最も高効率です。)

なお、この2枚がセットで手札に来ることはありませんでしたが、チラっとでも見えちゃうと勝手に警戒してくれたりするんじゃなかろうか?

知らんけど。

 


ディスカードによるシナジー

ちょくちょく使おうとして結局使いこなせず失敗に終わる、英雄譚《ケルドの炎/The Flame of Keld》を性懲りもなく試してみよう。

想定するシナジーはこんな感じ。

  1. リエール×第1章で大量ドローが誘発
  2. 予兆カウンターを沢山ゲット(=イカ)
  3. 沢山ドローしたらホロウ・ワン引けてそのまま出せるかも
  4. 手札モリモリで第3章を迎えたら流石に強そう
  5. 第3章でぶどう弾を撃ったら凄い事になりそう

見事にケルドの炎の弱点を克服しつつ、その後の動きにも期待が膨らみます。

 

一人回しの感想

想定1は大量って言うより3枚ぐらい引けたら良いかな程度でした、ケルドの炎を唱えた時点で手札1枚減るから思ったよりドロー出来ない。

想定2はケルドの第2章の効果もあって好感触、2ターンで6個前後は期待できそう。

想定1が思わしく無かったので、想定3と4は思ってたのと全然違った。

想定5は1度だけ噛み合って、

血清の幻視(占術で稲妻見つけてトップへ)→血清の幻視→稲妻→ぶどう弾(ストーム4)

と連発するも17点止まり、ケルド第3章のタイミングで諸々が噛み合う可能性の低さを考えると現実的では無いです。

それでも「リエールをコントロールしている」or「手札がケルドの炎1枚」の状況ならハンドアドバンテージを得られるので、1〜2枚なら十分採用圏内だと思われます。

 


もっさりイゼチャ

頻繁に感じる《イゼットの魔除け/Izzet Charm》のもっさり感、便利だとは思うんだけど「青も使うん?」とか「2マナかぁ」とか。

  • 限定的なプチ火力
  • 限定的なプチカウンター
  • 2枚ルーティング

どれを取っても無難に使えるけど、どれを取っても1マナ行動しかしないダブルシンボル呪文。

M21の新カード《唱え損ね/Miscast》とか試してみたいけど、アレはアレでプレインズウォーカーとか置物を弾けないしなぁ。

基本的に手札を捨てまくる上に、手札に残るカードは完全に運任せって考えると、多少器用貧乏でもイゼチャみたいにモードがある呪文の方が「噛み合う」可能性は高いのかな。

コレはちょっと保留。

 


入れ替え検討

ぶどう弾が要らないと思った(直球)

後は血清の幻視より、不吉な海に除去が向いた時にワンチャンある《選択/Opt》の方が良さそう。

それよかマスト除去であるリエール、なんか気がつくと7/3ぐらいになってる事が多かったんですよね。

コレって相手視点だと二重の意味で除去したいと思うだろうから、思い切って投げ飛ばしとか入れてみようか。

除去向いたらフィズらせて顔面7点!みたいな。

まかり間違ってキノコ生えたりしたら、アタックと投げ飛ばしで30点!(クソデッキ特有のオーバーキル)

うーん、回してると面白いんだけど現段階ではまだまだって感じするねぇw

 

以上、仮組みでの一人回し調査でした。

どうしてもイカがミッドレンジ寄りなので、序盤のホロウ・ワン攻勢がカギになると思うんです。

入れ替え候補とかもっと練り込んで、とにかく早く実戦で試したいなー。

 


あとがき

本稿では「イカイカイカ」と連呼していますが、MTG Wikiの《クラーケン/Kraken》のページによると

クラーケンとは、北欧神話に登場する巨大な海の怪物。イカを連想する人もいると思うが、大海蛇やカニなどの甲殻類、クラゲ、ヒトデ、さらには竜などその姿には様々な説がある。そのためか、マジック界のクラーケンの姿も多種多様である。

引用 – MTG Wiki

どうやらクラーケンとは「巨大な海の怪物」の総称を指す言葉っぽいですね。

 


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最初の話

モダンはおもちゃ箱4 vol.1 – ホロウ・ワン、リエール、イカ、うっ頭が

次の話

モダンはおもちゃ箱4 vol.3(最終回) – 実戦で分かったこと

theuri Written by:

エクソダスからイクサランの相克まで約20年のブランクを持つ復帰勢、罠の橋を愛している。 デッキ構築を何よりの楽しみとしており、それを管理したり一人回しをシミュレートするWEBアプリを開発&運営中。 是非使ってみてください! Twitter:@uri_mtg

4 Comments

  1. 匿名
    2020年8月28日
    Reply

    墓地回収カードとして冥界への呼び声あると便利かもしれませんね

    • 2020年8月30日
      Reply

      匿名氏>マッドネス(0)は最高の相性なのですが、黒のクリーチャーしか戻せないのでアレでございますな。
      墓地回収の万能カードが軒並み緑がらみで、唯一撃てるのが有毒の蘇生だったのですが、結局捨てちゃうって言うw

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