モダンはおもちゃ箱4 vol.3(最終回) – 実戦で分かったこと

モダン環境でホロウ・ワンの復権を企む構築記録、延び延びになっていた実戦の機会が遂に訪れたので、早速このリストを持ち込んで遊んできました。
メイン (60)
土地
22枚
クリーチャー
12枚
大分空いたので復習をかねて一人回ししていた時に思ったんだけど、悠長過ぎないか?って言うw
直近でバーンとエルフ、そして久々のアンフェアデッキである蟹ヴァインとかで遊んだせいで余計に動きの緩慢さが気になったと言うか。
いやまぁでもやってみないと分からんもんね、折角組んだのだから遊ばないと。
バントスピリット戦
いつもの対戦相手である同僚氏は、ダブマスでウルザランドが再録されたことで、いわゆる黒枠が安く手に入ると喜び勇んでウルザトロンを組んでいるご様子。
メイン2ターン目のチャリスX=1を乗り越える日々が始まると思うと、胸が締め付けられる思いですね!
そんな訳で、この新トロンが組めるまではスピリットとの連戦になりそうです。
ちなみにこのスピリット戦、結果から言うと0-2でストレート負け。
泣きの1回も敗北と言う、いわゆる完封負けってやつでした!
一番良くなったと思う点は「ちゃんと回ったのに負けた」って言うね、じゃあどうやって勝つデッキなんだって。
1戦目
初手《選択/Opt》で手札調整、2ターン目《不吉な海/Ominous Seas》置いて、3ターン目に《燃え立つ調査/Burning Inquiry》からホロウワン2体着地かつ相手の手札を滅茶苦茶にすると言う、黄金ムーブが成立。
普通に考えるとこの4/4クロック2体は相当ヤバイ訳だけど、返しのターンに《拘留代理人/Deputy of Detention》を出されてホロウワンが全滅。
4ターン目以降はひたすら構えられてクロック・パーミッションを完遂されて敗北。
え、ちょっと待って。
コレで勝てなきゃどうやって勝つの?(白目)
2戦目
大体の妨害は吐かせた読みで4ターン目に出した《常智のリエール/Rielle, the Everwise》が生還、すかさず《ゴブリンの知識/Goblin Lore》で不吉な海のカウンターを一気に7個置くコンボを披露するも、イカトークンを丁寧に《流刑への道/Path to Exile》で処理されて殴り負け。
なんとか頑張って《差し戻し/Remand》を構えていたけど、《霊気の薬瓶/Aether Vial》から出てくる《呪文捕らえ/Spell Queller》がどうしようもなく、既にクロックがズラッと並んだ状況の5ターン目にやっとこさトークン出てくるようでは間に合わないよねって言う。
3戦目(エクストラ)
サイドボード入れて泣きのおかわり戦、2ターン目で早くも事は起こります。
誰や!
見た事ないカードが出て来たので、テキストを確認させてもらいました。
あっ(察し)
《迷宮の霊魂/Spirit of the Labyrinth》は自分にも影響が有るけど、そもそもソサーリータイミングのドロースペルが入ってないなら実質1マナ軽い灯争ナーセット。
スピリットにはこんなヤツもいるのか…。
相手の初手で出て来た《霊廟の放浪者/Mausoleum Wanderer》に《稲妻/Lightning Bolt》を使ってしまったせいで、手札にコレをどける手段がありません。
そしてコイツが居るとゴブリンの知識も燃え立つ調査も「手札が4枚減るだけのカード」に成り下がります。
分かりやすい無理ゲー
稲妻は間違い無くカウンターされるので、実質2キルみたいなもんなんだよなぁ(完敗)
まとめ
デッキの仕組みがそうなってるから当然だけど、
ランダムルーティングしまくる=カウンターや除去を構えるのがほぼ無理
だから、とにかく攻撃に特化されていないと成立しない。
つまり、リエールや不吉な海みたいなカードでは悠長過ぎるねってお話でした。
どっしりと構えるデッキなら、かなりのアドバンテージを稼げるこの2枚はアリだと思うんだけどね、このデッキには合わなかったと。
それでも面白そうな組み合わせが有れば試してみたくなるのがクソデッキビルダーのサガ、構築している時は楽しいから良いのです!
以上モダンはおもちゃ箱シリーズ第4弾、ホロウワンにリエールとイカを組み合わせたデッキで遊んでみたお話でした。
また面白そうなカードを見つけたら性懲りもなく遊びたいと思いますので、その時はよろしくね!
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