モダンはおもちゃ箱5 vol.2 – エルトロ戦でアド取りに行く

お昼休憩に30分ほど対戦している我々は、新型コロナの第4波がめちゃくちゃしてるのが怖いのもあって、換気性の高い専用の個室を設け、不織布マスクを絶対に外さず、手をアルコール消毒してからみたいな物々しい状況でプレイしております。
皆さんこんにちは、今回は新しいデッキの初陣です。
使ったリストは前回の仮組のまま、
<ラクドス・アドバンテージ ver.1.1/Rakdos Advantage>
メイン (60)
土地
- 1x 血に染まりし城砦、真火
- 1x ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
- 2x 竜髑髏の山頂
- 4x 黒割れの崖
- 3x 血の墓所
- 1x 山
- 4x 沼
- 4x 血染めのぬかるみ
- 1x エンバレス城
21枚
クリーチャー
- 2x 大釜の使い魔
- 4x 謙虚な離反者
- 4x 死の飢えのタイタン、クロクサ
- 2x ファルケンラスの貴種
12枚
こんな感じ、メタ的にサイドだけ調整しました。
不安要素としてはメインの立ち回りは元より、サイドの入れ替えで「何を抜くか」ですね。
シナジー満載のデッキ故に、サイドの入れ替えの難易度が非常に高そうだと予想。
そこも含めて楽しめると良いなって事でレツゴー。
エルドラージ・トロン戦
あっ(察し)
毎日戦ってる人なので知ってたけどね、初陣とか関係なくエルトロは相性悪いと思うw
大いなる創造主、カーン
アーティファクトを使うデッキにおいて「自分が使えば最強」で「相手に使われても最強」であるコイツがメインから4枚入っている。
予想される被害は以下の通り。
- 凶運の彫像のコントロールがこちらに固定される。(→死ぬ)
- サヒーリで離反者くんをコピーしても、アーティファクトである事が残るので起動型能力が使えない。(→毛根にダメージ)
- かまどがゴミになり、各種生け贄ギミックに大幅な制限がかかる。(→毛根にダメージを受けながら死ぬ)
死ぬかハゲるかの二択となるので、いち早く4マナを目指して《血の長の渇き/Bloodchief’s Thirst》を大事に使う必要がありそうです。
虚空の杯/Chalice of the Void
2ターン目にX=1で通してしまうと大概のデッキが憤死して、X=2を通してしまうと「あきらめろん」と言うほかない上に、デッキによっては初手X=0でお通夜になったりする禁忌のアーティファクト。
平均マナコストが高いエルトロには《魂の洞窟/Cavern of Souls》1~2枚と合わせて、メインからこれが4枚入っている。
予想される被害は以下の通り。
- X=1で置かれると17枚のカードが使えなくなる。(→死ぬ)
- X=2で置かれると15枚のカードが使えなくなる。(→死ぬ)
大体死ぬ1択となる。
こちらはメインで対策出来るのが、サヒーリの1枠を濁すためにピン刺しした《コラガンの命令/Kolaghan’s Command》のみなので控えめに言って地獄。
更に悪い事に、先述の血の長の乾きをキッカーで唱えて灯争カーンを討伐するプランも、点数で見たマナコストの関係上X=1のチャリスでアウトになる。
あれ?これメイン無理ゲーじゃね??
対エルトロ – メイン戦
先攻2ターン目、猫を送料にして凶運の彫像を送り付けるまずまずの立ち上がりでしたが、案の定返しのターンにチャリスX=1が置かれて17枚のカードが封印される展開。
そして4ターン目の判断ミスが致命傷となりました。
状況的には
- コラコマとサヒーリが手札にあり、どちらも通る状況。
- サヒーリ出してからコラコマで霊気装置1体ゲットできるな!と言う欲を出してサヒーリを優先。
- 返しのターンで4マナから《難題の予見者/Thought-Knot Seer》を出されて、メインで唯一チャリスを割れるコラコマを追放される。
- 打ち消されても誘発するサヒーリの能力で霊気装置を出しつつ必死に耐えるも、X=2のチャリスが置かれる。
- 32枚も使えないカードがあったらこうなるよね盤面になるも、彫像が残りライフ6まで削っていたのでワンチャンお祈り。
- 爆発域トップから次のターンに彫像流されてGG。
致命的なミスを犯したのに残り4まで削れたのは意外でしたね、こちらが《ファルケンラスの貴種/Falkenrath Aristocrat》を引いていたら勝ってたと考えると、彫像の継続クロックがかなり強かったんだなと思います。
対エルトロ – サイドボーディング
さて、どうすっかな。
まずチャリスがどうにもならんので破壊放題は欲しい。
エルトロ相手には
生み出せるマナの量を減らすより無色マナを拘束する方が効く
と思っているので、月が奇麗ですねしたい感は強い。
ただ、相手も優先的に荒地を引っ張ってくるだろうから、大爆発さんもサイドインした上にどちらも引かなきゃいけなくて、どちらも3マナ呪文と考えるとダブルアクションも無理となると、流石に対策していると言い難い。
サーチ禁止は刺さればデカいけど、フェッチランドを使わないデッキだから地図ぐらいしかサーチカードが無いとなると…アングラスの暴力みたいな丸いカードで様子見かな。
て言うか、なんでこのサイドボードには《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》が入ってないの?(忘れてた)
サイドイン
- 2x 破壊放題
- 2x アングラスの暴力
で、4枚何抜く?と言うお話。
エルトロの一番軽いクリーチャーが3マナの《作り変えるもの/Matter Reshaper》なので血の長の渇きが絶妙に刺さらないのと、1マナ呪文はチャリスにハメられ易いから1枚アウト。
カーンを焼くために欲しいけど、クリーチャー的には作り変えるものしかワンパン出来ない稲妻を1枚アウト。
似たような理由で1マナの《初子さらい/Claim the Firstborn》も2枚アウト。
サイドアウト
- 1x 血の長の渇き
- 1x 稲妻
- 2x 初子さらい
1マナ域を4枚も減らすと初動が怪しくなるが、この60枚で行ってみよう。
対エルトロ – サイド戦
スマッシャーがいっぱい走ってきてすぐ死んだ。
対エルトロ – 反省
サイドボードなんかいらんかったんや!
は、言い過ぎとして。
デカいクリーチャーに触れるカードが少ないなと言う印象、ラクドスカラーには《戦慄掘り/Dreadbore》や《終止/Terminate》みたいなカードがあるので、アングラスの暴力と散らして採用するのはアリかも知れない。(※4マナ出るまでライフが持たなかったw)
あと、メイン戦のガバはちょっと酷いなと思っています。
チャリスは割れる時に割れ
は肝に銘じておかなきゃねぇ。
割っていれば出し直しされても「コスト1か2のどちらかは唱えられた」って訳だから、勝ちもあり得ました。
—
以上、新デッキ初陣の様子でした。
楽しみにしていた神話アンコモンを1回もツモれなかったのが残念ですが、凶運の彫像を送り付けた時の相手のリアクションが面白かったから、もっと沢山送り付けてやりたいなと思います!
それではまた次のお話で。
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