[モダン対戦] ジェスカイ・フェニックス vs ボロス・ブリンク

皆さんこんにちは、12月です。
この年末はメイン対戦相手の同僚氏の提案で、構築テーマを「基本的にパーツは使い回してエコに遊ぶ」として、出費を最低限にして楽しむ方向にかじを切りました。
お互いこの冬もボーナス出なかったんでね、しょうがないね(白目)
そんな訳(?)で私がチョイスした使い回しカードは《弧光のフェニックス/Arclight Phoenix》です!
ひと昔、いや、ふた昔前までは、スタン~エターナルまで、まさに「縦横無尽」と言う言葉がふさわしい暴れっぷりでしたが、今のモダンではローグデッキのパーツに過ぎないと言う、諸行無常を感じる1枚。
レガシーのアライブ系デッキや、パイオニアの元祖イゼフェニとかはまだ現役だったりするかもだけど、少なくともモダンではここしばらくTier2にすら入って来ていない印象。
そんなカードをメインに据えて、使い回しと言うテーマを最大限活かすため、少し前に紹介した「自称新型ドレッジ」のパーツを沢山導入して、ちょっと目新しい構成の焼き鳥デッキを作ってみました。
メイン (60)
土地
18枚
クリーチャー
10枚
こちらの記事でも絶賛していますが、やっぱり真夜中の狩りで登場した《異世界の凝視/Otherworldly Gaze》が強いんですよ。
きっと私はこのカードがかなり好きなのでしょう。
この自称新型ドレッジはリビエンの最新リストに勝ち越せるぐらいの完成度なので、未読の方は是非読んでみてくださいね!
デッキ内容が不明ですが、そのまま殴り倒す所存
久々にモダンの戦場にフェニックスが舞い降りたのは4ターン目、このモッサリ感は《はらわた撃ち/Gut Shot》や《溶岩の投げ矢/Lava Dart》みたいなカードを採用していないからで、多少はやむを得ないと言った所か。
相手のデッキは手札7枚のまま、土地を置くだけで「全く動かない」ため、正直全然分からない。
結局そのまま2匹の焼き鳥が3回空を飛んで勝ち。
謎に満ちたデッキですが、数多のクソデッキを作っては心中を繰り返している私の勘が告げています。
アレはきっとクソデッキだ
おそらく、いや、そうに違いない。
裏向きのカードが出てきましたが、そのまま殴り倒す所存
ボロスカラー(=白赤)と言う事以外ノーヒントのままサイド戦、ノーチェンジでも良いけど相手が割とガッツリ入れ替えてそうな雰囲気だったので、嫌がらせをしてやろうと思います。
サイドインしたのは最近人気急上昇中の《広がりゆく海/Spreading Seas》を4枚で、徹底的に白マナを潰す作戦。
白は焼き鳥の天敵である追放除去を多数備えてますからね、
- 流刑への道
- スカイクレイブの亡霊
- 虹色の終焉
- 孤独
この辺はモダンの常連で、必ずどれかは入ってるだろ読みです。
そんな感じで始まった2本目、早速2ターン目に白マナを海に沈めて1ドロー。
3ターン目、突然お相手が「裏向き」にカードを出してきました。
遊戯王が始まった可能性もありますが、多分この《変異/Morph》クリーチャーをブリンクしたら、びっくりするような中身が出て来るよ!みたいなデッキなのでしょう。(※ここでボロス・ブリンク的なデッキと予想。)
と言う訳でこちらの3ターン目は虹終X=0で裏向きのクリーチャーを追放、残った2マナで更に白マナ源を海に沈めます。
お相手は辛うじて白マナを準備して、魅力的な王子の占術2(+儚い存在)で解決策を探しに行きますが、こちらには各種ドロースペルに加えて異世界の凝視まであります。
あっという間に全ての海を掘り当てて、
クソゲーを展開
大量の手札を抱えさせたまま、焼き鳥じゃない方の鳥でつつき殺す事に成功です。
牛が脱出したので、そのまま殴り倒す所存
素のマナコストが5もある嵐翼は良いとして、焼き鳥は4マナなのでスカイクレイブの亡霊に引っかかります。
コレがほんとマジで嫌いなんだよなと思っていましたが、稲妻で亡霊を焼き殺したときに戻ってきたトークンが《難題の予見者/Thought-Knot Seer》と同じサイズだったので、
さては4マナを追放すると相手もかなりキツイな?
と思いました。
稲妻一発で焼けないサイズが生成されたら、どう考えてもキツイわな。
終始防戦一方の相手に、ドレッジでも大体決まり手となる「牛の脱出」が成功して勝負アリ。
お排泄物すぎる盤面でおハーブ。
流石はエルドレイン出身、魅力的な王子が強かった
なんやかで止めきれず答え合わせ、王子にめくられた裏向きクリーチャーは《憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Fury》様でした。
プロテクション白と青が付いてるけどタフは6、《邪悪な熱気/Unholy Heat》をサイドインすれば良かったと後悔しつつも、焼き鳥のチャンプアタックと稲妻で討伐には成功。
しかしここでの減速が響いて勝負が泥沼化し、勝負を仕掛けたタイミングで王子をブリンクされまくって「3点ゲイン3連発」で勝負あり。(=ライフレースで負けが確定した。)
ライブラリ操作が苦手な白が占術2出来るってのも超有難いし、まじでこの王子強いなと思いました。
久々に「心がへし折れた」と感じる敗北でしたw
今や神話想起のトップレア、孤独が強かった
上手く相手の盤面をさばきつつ、こちらは下手に展開せずに溜めのターンを作るのが腕の見せ所です。
そして4ターン目に空の9点クロックを作って、2ターンで気持ちよくなるぜ!ってシーン。
孤独ピッチからの儚い存在、そして反復で焼き鳥が全部出荷された瞬間。
むなしい9点ゲインと、相手盤面に残った3点絆魂のクロックが絶望的です。
魔力変から緑と黒のマナを出して、虹終(=5色)で孤独は始末してやりましたが、ジリ貧は覆らずそのまま負け。
質の高すぎる2:3交換って感じだろうか、流石にこれは勝てませんねw
—
以上、手持ちの資産だけでリサイクルデッキを作って遊んでる話でした!
最初のうちはこっちが連勝してたけど、調整されていくうちに気付けば6:4ぐらいの戦績になってました。
なんだか泥沼になりやすいんだよね、なんでだろうか。
それはさておき、異世界の凝視はかなり良いカードだと思います。
墓地を肥やせるのは当然として、実質諜報だからライブラリトップに置いても良いってのがね、素晴らしいのです。
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