[モダン対戦] ラクドス・クロクサvs5色人間

皆さんこんにちは、夜間二日続けて出張先のホテルにて紙をシバき倒してきた管理人です。
BO5でモダン2戦(+勝敗関係無しのお試し戦)、パイオニアも2戦、総バトル数は20を超えたんじゃないかなってぐらいヤッてたので、ホテル従業員には「昨晩はお楽しみでしたね?」と思われているに違いありません。
たっぷりとプレイしたので、デッキの使用感や強いところ弱いところをレポートしたいと思います。
まずはモダンから、使用したデッキはコチラ。
お相手はいつもの同僚氏、久々に5色人間を使われて思ったんだけど「最早人間デッキじゃ無い」と思うぐらい多様な種族(※キスキン・ヴィダルケン・イリュージョン・キャリアー・ドライアド)が出て来るし、ヘイトベアと呼ぶには全然ベア(※2/2)じゃないしで、これからは5色ヘイトとか名乗るのが良いね!
ハマれば死ぞ
モダンなので「先攻ゲー」で「回った方が勝つ」ってのは当然なんだけど、普通のデッキに比べて相手は高いリスクを負ってマリガンしなければならないと言う事が良く分かりました。
- 意外と安定して土地も捨てさせる事が出来る。
- やたらと打点が高いのでプレッシャー凄い。
って感じなので、マリガンで手札が減ると1発のハンデスが重く重くのしかかるワケです。
そして、机上の理論だった「1:1交換を繰り返してお互いに弱い盤面を作る」って戦法は正しかったです。
こうなっちゃうと「土地以外の盤面を触るカード」は何もしないから引いたところで強く使えないし、こちらは相手に手札があるならハンデス、無ければ展開ってのを繰り返して行けばそのうちリソース差で勝てる感じ。
この戦法で特に存在感が高かったのが、新戦力の《ニクサシッド/Nyxathid》でした。
デッキの性質上、お互い手札を溜めづらい状況になるので《四肢切断/Dismember》が届かない6/6~7/7と言うサイズで場に居座り、サイズを下げるために手札を増やしたくてもハンデスデッキ相手にそれは難しいと、相手を大いに苦しめていました。
どうかしてるクリーチャーの《翻弄する魔道士/Meddling Mage》の指定が裏目りやすくなるのも、個人的にポイント高かったですよ!(あいつキライすぎるw)
フェッチもっと欲しい
懐事情の関係でフェッチランドが4枚しか入っていないのですが、切実にもっと欲しいと思いましたね。
マナベースの安定化も勿論ですが、やっぱり《死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death’s Hunger》が《脱出/Escape》すると強いので、スロットを圧迫する事も無くデッキも圧縮出来て墓地が肥えるフェッチランドはやはり物凄く強いカードだなって。
更にサイド後、プレイが下手くそなのもあるけど、沼が1枚しか出てない状況で《血染めの月/Blood Moon》を置いたら黒ダブシンの呪文が軒並み唱えられなくなって負けたってのが2回も有って「フェッチランドがもっと沢山入っていればこんな事には」とか言い訳したりして。
構造上3ターン目に骨精霊用の(黒)(赤)(赤)出したい場合は、必然的に基本沼2と《偶像の石塚/Graven Cairns》の組み合わせでないといけないから滅多に揃わないって感じ(=最速で月置くとかなりリスクが高い)
シナジー的に《恐血鬼/Bloodghast》も更に強くなるし、最低でも《血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire》ぐらいは4枚にしておくべきか。
現在の価格は1,700円前後、意外と高く無いのね。
サリアと疫病は嫌い
対戦を重ねるうちに分かった事、先制攻撃持ちとタフのマイナス修正がしんどいと言う事。
具体的には《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》と《疫病を仕組むもの/Plague Engineer》なんだけど。
サリアは言わずもがな《稲妻の骨精霊/Lightning Skelemental》と恐血鬼を無力化してくるんですが、疫病が骨精霊を無力化するために「エレメンタル指定」で出てくると、とばっちりでニクサシもマイナス修正を受けてしまう事に気づきました(こいつエレメンタルだったのねw)
これをされるとニクサシが四肢切断で落とせるサイズになりやすく、骨精霊はそもそも出すと即死。
それは相手が手札を溜められる状況を意味するため、非常に不利な膠着状況と言えます。
とにかく疫病出てると動きが鈍りまくるので、《稲妻/Lightning Bolt》で焼き払うか「クロクサ出ました死にました」や「骨精霊出ました死にました」で能動的に《紛争/Revolt》を達成して《致命的な一押し/Fatal Push》を当てるなど、なるべく早く退場させないと取り返しのつかない事になってしまいます(1敗)
倦怠の宝珠は良き
スタンでもクロクサと《静寂をもたらすもの/Hushbringer》を使って同じことが出来る有名なプチコンボですが、無色2マナで脱出をチョロ負かすのは気分がイイですね!
メインには入れていないけど、定番サイドの1枚とシナジーが有るのはお得感凄いです。
相手のデッキにぶっ刺さって機能不全にしつつ、こちらは6/6攻撃誘発モリモリのクリーチャーをたったの2マナで出せちゃう訳だから理不尽さがハンパない(好き)
ケルドの巨石は好き
先述の通りお互いが手札を溜めにくいので《暴勇/Hellbent》状態になりやすいです。
そうなれば1点ペチペチでシステムクリーチャーを焼き殺し続ける事が出来て非常に強いのですが、月と相性が悪いのでメイン専用みたいな所がありました。
対人間デッキの場合はカウンターが乗る前のサリアやおば賛美を片っ端から殺せて気持ちイイんだけど、土地スロットで骨精霊を無力化出来るって事にもなるから相手に使われたら白目剥きそう。
やめてね?
チャリスは厳しい
対戦を重ねるうちに対戦相手が「手札すぐに捨てられるから薬瓶弱い」って事に気付いてしまいまして《霊気の薬瓶/Aether Vial》を全部抜いて《虚空の杯/Chalice of the Void》と入れ替えると言う戦法を取ってきました。
お相手は薬瓶を抜いていても《魂の洞窟/Cavern of Souls》が有るから展開出来るし、割ってもX=1で置き直されるのヤバすぎた(1敗)
影槍は微妙
ちょっとテンポ的に厳しいなと感じました。
一応《発掘/Unearth》経由で1マナ骨転がしに2マナで装備してドーン!とか、グダってる時にニクサシに装備出来たら凄い強いと思うけど…今回は全然噛み合わなかったなぁ。
チャンスはあったけど装備し忘れたりね(2回)
もう少し練習してみてそれでも微妙だと感じたら抜くと思います、きらきら影槍で異常に強かったのは「装備コストを踏み倒せたから」だったんだなぁと。
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以上ラクドス・クロクサの使用感レポートでした。
このデッキは熟練度が上がればもっと強くなる気がするので、もう少し調整して使ってみようと思います!