ローグデッキの魅力 – 紙束MTG
ちょっと嬉しい事があったので単発記事を。
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私が長期のブランクを経てMTG界に復帰し、右も左も分からぬまま「何かズレているデッキ」を組み始めて1年以上が経ちました。
その間に重ねた敗北は星の数。
それでも全く懲りる事無く変なデッキを組み続けているのは、とあるサイトとの出会いが私に大きな影響を与えたからです。
そのサイトの名は
MTGのローグデッキ・電波デッキを応援するサイト
紙束MTG
https://kamitabamtg.com/
全国のキワモノデッキビルダーを応援すると公言している中々ぶっ飛んだコンセプトのサイトを発見した事で、私の中で半開きになっていたローグデッキ界の扉は開け放たれたのです。
注)この記事ではローグデッキ紹介コンテンツ部分をクローズアップして紹介しています。
紙束MTGはローグデッキだけじゃなくて普通のMTG記事、新セットやボックス購入情報、果てはオリパやサプライまで、様々なMTG関連の記事が投稿されている総合MTG情報サイトです!
アレなデッキの紹介はそれらコンテンツの中の一つですので、安心してお召し上がり頂けます。
ローグデッキの世界
突然何の話よ?ってなもんですが、連載中のおもちゃ箱企画が大失敗し、軌道修正すら出来ない状況から逃げたくて話題を逸らし…たい訳では無く、私のオリジナルデッキである<マルドゥ吸血鬼/WBR Vampire>が紙束さんで紹介して貰えたんですよ!
メイン (60)
土地
- 1x 死の溜まる地、死蔵
- 2x 秘密の中庭
- 2x 感動的な眺望所
- 1x トロウケアの敷石
- 1x ヨーグモスの墳墓、アーボーグ
- 1x 平地
- 2x 山
- 3x 沼
- 2x 血染めのぬかるみ
- 2x 汚染された三角州
- 2x 聖なる鋳造所
- 1x 血の墓所
- 2x 神無き祭殿
- 1x 無声開拓地
23枚
クリーチャー
23枚
呪文
- 2x 致命的な一押し
- 1x 流刑への道
- 1x 解呪
- 1x 真髄の針
- 3x 実験の狂乱
- 4x 傲慢な血王、ソリン
- 1x 真面目な訪問者、ソリン
- 1x 復讐に燃えた血王、ソリン
14枚
サイド (15)
- 2x 致命的な一押し
- 2x 根絶
- 1x 流刑への道
- 1x 断片化
- 2x 力ずく
- 1x 滅び
- 1x 仕組まれた爆薬
- 2x 石のような静寂
- 1x オルゾフの簒奪者、ケイヤ
- 1x 真面目な訪問者、ソリン
- 1x 復讐に燃えた血王、ソリン
15枚
https://kamitabamtg.com/2019/08/07/frenzy_vampire/
紹介記事ではデッキ名にインパクトをって事で「狂乱吸血鬼」とカッチョイイ感じの名前にして貰い、ガッツリ考察もして頂き、大変読み応えのあるものになっております!
こう言うの初めてなんだけど、思ってたより遥かに嬉しいもんですね(※この勢いで失敗が無かった事になれば良いのに。)
当サイトの記事でもちょくちょく
同僚「またローグデッキですか?w」
うり「ロ、ローグデッキちゃうわ!」
みたいなやり取りが出てきますが、私が作るデッキは9割以上ゴリゴリのローグデッキなので最早お決まりの挨拶みたいなもんですね。
この手のデッキを作る者達は、得てして「変なカード」を見つけてきてネットで調べるものの、マイナーカードはMTG Wikiを除くと極端に情報が少ないため、いずれ紙束さんに行きつくと言う仕掛けになっています。
コレはSEO的な観点で言う所のブルーオーシャン戦略、目の付け所がシャープですと言わざるを得ない(※意図しているかは別としてw)
今では巡回ルートとして入り浸っているし、管理人のLanda氏ともお知り合いになれましたが、それ以前の段階で何度吸い寄せられたことかw
ターゲティングの関係から、私のような「少し変わった方」が集まりやすい可能性がありますが、表舞台に中々出てこないネジがぶっ飛んだようなリストを解説付きで楽しめる大変貴重な情報サイト様なのです。
ハマったキッカケ
復帰してしばらくは、1から全部考えて作ったデッキを「ローグ(=ならず者)」と言われる事に釈然としていなかった私が、胸を張ってアイアム=ローグシコー!とハッキリ肯定したのは
https://kamitabamtg.com/2017/05/18/gods_control/
この記事に心を打たれてから後の事です。
ヤバいよ、ゴッドコントロールだよ?
デッキ名だけでビリビリと伝わってくる危険な香り、そして大量の神(=破壊不能持ち)を投入すると言うコンセプトと奇跡的にマッチングした《神の怒り/Wrath of God》と言うカードの存在。
うり「MTGにはこんな遊び方もあるのか…。」
私はこの記事を読んだ時、デッキ作成者の魔王氏のセンスに正直嫉妬しました(※魔王なのに神デッキなんだ…とかメタい所まで面白くて悔しかったw)
ちなみに、このデッキリストの製作者メモには「Born of the Gods」しか書いてないんですよ。
つまりこの記事の内容は、管理人のLanda氏がリストを発掘してきて、更に少ない情報から考察して書いたって事だよねーと。
何気にサラッと凄い事をしている気がしてならないのですがw
こんな感じで世の中には「理解者」が居ると知ってしまった事で
多少訳の分からないデッキを組んでもOKだね!
と言う「都合の良い解釈」が私のバックボーンとなり、変なデッキを構築する原動力となっています。
ありがとう紙束さん、そして勝手に免罪符にしてごめんなさい!!(反省はしていない)
いやー、しかし自分の作ったデッキが第三者視点で考察されるのって、なんか新鮮で面白いですね!
また中々イケるな!てのが出来たら紙束さんに投稿してみようと思います、鬱陶しがられない程度にw
以上、嬉しくてテンション上がったお話でした。
あとがき
実はかなり前からLandaさんに「自信作が出来たら投稿します!」と言ってたのですが、ユニークかつそれなりに戦えるか、ゴッドコントロール並みのセンスのあるデッキでないとイカンとか考えてたら凄く時間経ってました。
これは私見だけど、ローグデッキを相手にした時ってさ、
「なになに?これ何されるの??w」
から
「あぁ、そう言う事かww」
みたいな、相手が何をしたいか理解した瞬間が一番面白いんじゃないかなって思うんです。
吸血鬼デッキのモロフォン狂乱モードで、同僚氏が「なるほどwこれはヤベェwww」って爆笑してたのを見て、これなら投稿しても大丈夫かなって。
こう言うデッキがもっと作れるようになりたいな。