万面相、ラザーヴ

俗に言う「スタンダードの瞬唱」と言う肩書は《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》から、肉無し瞬唱こと《任務説明/Mission Briefing》に譲られたと思われた。

 

しかし私は

もう1枚のほぼ瞬唱の存在

に気づいてしまったのです。

 


我らがボスを紐解く前に

と言う事で、ディミーア家の黒幕こと《万面相、ラザーヴ/Lazav, the Multifarious》さんの考察記事ですが…その前に「瞬唱」てなんやねんと言う方の為に説明を。

 

Snapcaster Mage / 瞬唱の魔道士 (1)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
瞬速
瞬唱の魔道士が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるインスタント・カード1枚かソーサリー・カード1枚を対象とする。それはターン終了時までフラッシュバックを得る。そのフラッシュバック・コストは、それのマナ・コストに等しい。(あなたはあなたの墓地にあるそのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)

2/1

引用 – MTG Wiki

 

イニストラードのトップレアカードで、性能は勿論トップクラス、お値段もトップクラス。

何やらごちゃごちゃと書いているけど、簡単にまとめると

  • 青シングルの2マナ、インスタントタイミングで飛び出してくるクリーチャー。
  • 着地出来たら自分の墓地からインスタントかソーサリーを1枚選んで、それを唱える事が出来る。(※墓地から唱えた呪文は追放される。)
  • 役目を終えた後も2/1の肉が残る。

コイツに限ってはもっと簡単にまとめられますね。

 

強い(強い)

 

場に出た時に自分の墓地のインスタントかソーサリー1枚に《フラッシュバック/Flashback》を付与出来るよって能力です。

ここで我らがボス、ラザーヴ氏のテキストを見るとCIP能力は諜報1しか持っていない。

どこが瞬唱なんだと。

 


要は考えようです

注目するのは起動能力の方。

(X):あなたの墓地にある点数で見たマナ・コストがXのクリーチャー・カード1枚を対象とする。万面相、ラザーヴは、名前が《万面相、ラザーヴ/Lazav, the Multifarious》であり、他のタイプに加えて伝説であり、この能力を持つことを除いてそれのコピーになる。

 

何やらごちゃごちゃと書いてるけど、簡単にまとめると

  • AnyのXマナ、インスタントタイミングで撃てる能力。
  • 自分の墓地のクリーチャー1体のコピーになる事が出来る。(※コピーした墓地のクリーチャーには特に何も起こらない。)
  • コピーしたクリーチャーとして肉が残る。

うん、似たようなまとめをさっき書きましたね。

 

これを踏まえて、我らがボスのほぼ瞬唱たる所以を見て行きましょう!

 


名付けるなら置き瞬唱

実戦の中で気付いたのですが、私の顔面へと放たれた致命打となる《稲妻の一撃/Lightning Strike》

土地が2しか立っていない状況で、握っているカウンターは《悪意ある妨害/Sinister Sabotage》

この場合、瞬唱や《任務説明/Mission Briefing》《否認/Negate》をフラッシュバックしようとしても、マナが足りないのですが…天啓。

スタックで(1)を支払い墓地の《セイレーンの嵐鎮め/Siren Stormtamer》に変身、それを解決して再びライストの解決前に(青)を支払って変身したボスを生け贄に、私へのライストをカウンター。

 

うり「うわ、今のカッコよくない?w」

 

思わずそう言ってしまうほど美しい動きでした。

結局次のターンに負けちゃったんですけど、何か凄い使い道があるに違いないと言う予感がしました。

墓地依存な点は瞬唱と同じだけど、能力も打ち消せる《不許可/Disallow》がスタン落ちしたため、ボスが既に着地していれば止めるのがかなり困難だと言うのが高評価です!(※能力によってはクリーチャー除去で止められる可能性があります。)

着地しているからこそ、余分なマナが不要ってのがポイントですね。

[quads id=1]

自分のデッキなら何が出来るのか

ボスが既に場に出ていないとダメなので、CIP能力は誘発しません、だから常在型能力または起動能力を持つクリーチャーに注目しましょう。

たまたま私が構築したデッキではこんな事が可能でした

  • セイレーンの嵐鎮め

    コスト:(1)(青) ⇒ ほぼ否認。
    ※こちらを対象に取る呪文か能力限定。

  • 凶兆艦隊の毒殺者

    コスト:(2) ⇒ ほぼ殺害、呪禁も無視しちゃう。
    ※相手が飛んで無ければ接死で相打ち。

  • 静める者、エトラータ

    コスト:(4) ⇒ ほぼ稲妻の一撃+ノーリスク流刑への道+暗殺カウンター1つ。
    ※相手がクリーチャーをコントロールしていない場合は戦闘ダメージの3点以外は立ち消えするので、場に残る。

 

前者2つはインスタント、後者1つはソーサリーって考えれば

 

実質瞬唱だよね(強引)

 

いや、冗談抜きでこいつらを使い回せるのはきっと強いと思います。

ボス自体は(青)(黒)と軽いから、取りあえず立たせておいて牽制って感じが良いのかなー、ボスに除去撃ってきたらそれはそれで良いし。

なんならスタックで呪禁持ちに変身して、その除去を立ち消えさせて「実質否認!」と言い張るのも楽しそうですね。

 

以上、我らがディミーア家の黒幕ことラザーヴについての考察でした。

皆さんならどんなクリーチャーを瞬唱(笑)しますかね、是非コメント残して行ってください!

 


あとがき

ボスと任務説明を駆使して、クリーチャーが濃いデッキに対しては除去、コントロールデッキに対してはカウンターやハンデスばかりを使い回すみたいな運用をすれば、メインボードでの相性差もかなり緩和されるのでは無いかと考えています。

後は本当に腐っているカードを実質サイクリング出来る良コモンカードの《急進思想/Radical Idea》で、わざとエトラータを墓地に落として奇襲態勢を作っておくとか…色んな戦術が考えられる奥の深いカードだと思います(ディミーア家の広報活動)

theuri Written by:

エクソダスからイクサランの相克まで約20年のブランクを持つ復帰勢、罠の橋を愛している。 デッキ構築を何よりの楽しみとしており、それを管理したり一人回しをシミュレートするWEBアプリを開発&運営中。 是非使ってみてください! Twitter:@uri_mtg

Be First to Comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。