[審判の日] 禁止・制限改訂日が告知されました

皆さんこんにちは、戦々恐々のジャッジメント・デイが公式Twitterのアカウントから告知されました。
前回から全フォーマットの改定日が同じ日にまとめられ、その1発目はモダンのみ3枚で衝撃のオパモ禁止など色々と心を抉られた訳ですが、その時点から
次回はいつ改訂されるか分からない
と言う状況になりました。
今後もこの体制で行くみたいだけど、告知ってTwitterでチョロっとやるだけなん?って感じでw
In one week from this message on March 9th, there will be a Banned & Restricted list update. Mark your calendars! As previously announced, we plan to give advanced warning of any B&R updates going forward.
— Magic: The Gathering (@wizards_magic) March 2, 2020
おいオメエら2020/3/9に禁止・制限の改訂すっぞ!カレンダーに丸つけとけよ!
的な事が書いてますね。
モダンとパイオニアが主戦場の自分としては「手持ちのカードで一番高いのが禁止」されちゃったから最早何も怖く無いため、解禁の方に興味津々って感じです!
特にモダホラの巻き添えでBANされちゃったカードは見直してくれよんと思っているので、その辺交えてお話して行きましょう。
パイオニア
正直現在のパイオニア環境はメタゲームに多様性があるように思いますので、禁止されるだろうなと思っているのは1枚しかありません。
時を越えた探索/Dig Through Time
割と致し方なしな気がするディグさん。
結局2マナで7枚も見て、そこから好きなカードを2枚手札に加えるのはダメだろって言う当たり前の結論に達するんじゃないかな。
現在トップメタのディミーア・インバーターとかもそうだけど、コンボの成立が容易になり過ぎちゃうって言う。
対戦動画を見ていて思うのは、それなりにマナが出る状態で「墓地に6枚カードが有れば2マナでディグ撃ってそのままコンボ成立まで呪文を唱えられる余裕がある」みたいな状態がヤベーなって。
最近コントロール系を使ってないけど、単純にドローやらカウンターやら打ちまくってから、相手のエンドステップに隙を晒さずにディグで良質な2枚のカードを補充できるとかもすっごい強い動きだしね(これは想像だけどさ)
そんな訳でこれは禁止されそうだなと思っています。
宝船の巡航/Treasure Cruise
よく比較されて、モダンでも勿論禁止されているのがコチラ。
金玉ですね。
1マナで3ドローはぶっ壊れ性能ですが、いざディグと比べると全然違うよなって毎回思うカード。
コンボとしては7枚掘れて2枚も選べるディグに代わるカードなんて、大きくカードパワーを落とした《抽象からの抽出/Drawn from Dreams》ぐらいなもんで、上から3枚しか探せないクルーズでは役不足って感じなのでしょう。
逆にこっちはコンボじゃ無くて「質より量で攻めるデッキ」が使うと超絶強いカードなので、上手い事住み分けされてるなと。
まとめると「コンボ系を弱体化させるならディグ」を、「青絡みのクロパやバーン系を弱体化させるならクルーズ」をそれぞれ禁止する感じになりそう。
だからクルーズ自体はいずれ禁止されるだろうけど、今回はそこまで注目されていないのかなって思っています。
解禁カード
無いと思います(スンッ)
モダン
下フォーマットは、入手したカード資産を「末永く使って遊べる」から、多少高いカードでも買って損は無い。
少し前までは、確かこんなキャッチフレーズを掲げていたように思います(※公式の記事内でもちょくちょく使われていた表現。)
実際モダホラが出るまではそんな感じでした。
うん、具体的に言うとモダホラで彗星の如く登場した《甦る死滅都市、ホガーク/Hogaak, Arisen Necropolis》と《最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer》のせいで巻き添えを食らってしまったカードは、禁止解除を検討してくれと。
特にホガークはそれ自身が禁止された事で、色々と許されるカードが出てくるだろうって考えです。
ここで前例が出ると、ウルザが禁止された暁にはオパモ復活もワンチャンと言う事で、今後の超注目ポイントになっています。
-- MTG Wikiのモダン禁止カードを眺め中。
割と妥当なカードしか無くて笑えない
早速、巻き添えになったカードを中心に見て行こう。
信仰無き物あさり/Faithless Looting
まず、何といってもコイツだよね!
禁止が発表された時はモダン界に激震が走りました、色々理屈をこねくり回してたけど、要するに「ホガークヤバいから物あさり禁止するはwww」って感じだったのが凄まじく印象に残っています。
確かに強力なカードだけど、ホガーク1枚を殺すためにガチからカジュアルまでの数多のデッキを殺すと言う選択をしたのは流石にどうなの?って今でも思ってます。
禁止発表された当時は、元ネタの《入念な研究/Careful Study》が赤くなった「色違いリメイクが出るんじゃないか?」みたいな噂があったのですが、実際に追加されたのはエルドレインの《谷の商人/Merchant of the Vale》でしたよと。
うーん、結局ホガークそのものが壊れてて、そのホガーク自体が禁止されたのだから「釈放は有るんじゃないか?」なんて期待してるんだけどどうですかね。
黄泉からの橋/Bridge from Below
ホガーク騒動もう1枚の犠牲者、こっちはどうだろうね。
基本的にこれをまともに唱える事は無くて、手札から捨てて墓地に置くかライブラリを自ら破壊して墓地に置くか。
どのみちアンフェアな方法でしか使う事が出来ないカードってのは皆さんご存知の通り。
そしてこれをメインから4積みするようなデッキは《虚空の力線/Leyline of the Void》もメインから4積みして構築の幅を狭めちゃうと(知らんけど)
んー、これを強く使うためにはそれなりに専用デッキを組まないといけないイメージがあるんだけど、最終的に禁止になった理由が
将来再び問題を起こす可能性が最も高いカード。
だからね。
将来問題を起こしそうなカードが沢山刷られている現行スタンを見ていると何とも言えない気持ちになるけど、釈放は無さそうと思ってます。
オパールのモックス/Mox Opal
投獄されたてホヤホヤなので、今回釈放される事は無いでしょう。
しかし、これの禁止された一番大きな理由が「ウルザヤバいからオパモ禁止するはwww」なので、いくつかの手順を踏めば釈放される可能性は無くもないかも知れない。
- ホガークがBANされること。(←クリア)
- ホガークの巻き添えになった禁止カードが釈放されること。(←イマココ期待)
- 2の実績をもってウルザがBANされること。
こうなれば一筋の光が射さない事も無いんじゃないかって。
デッキは限られるけど、確かに強大なパワーを持つカードなのは認めざるを得ないし、オパモの最終的な禁止理由も
伝統的に様々なデッキの高速化に貢献しており、将来的にも問題を引き起こす可能性が高いため。
これまた将来問題を起こしそうなカードだからってヤツなので…やっぱり難しいのかな、釈放は。
精力の護符/Amulet of Vigor
ここからは解禁じゃ無くて禁止のお話。
現在モダンのトップメタ、アミュレット・タイタンのアミュレット担当。
巷でも「アミュレット・タイタンには何らかのメスが入るだろう」と言われていますが、結局の所怪しい動きをしているのはアミュレットの方ですよねって思うので。
緑タイタンを禁止しちゃうと、これまた多くのデッキがモダンから消えてしまうので、流石にそんな悪手を連発しないだろうと信じています。
アミュレット・タイタンとは戦ったことが無いから知らんけど、アミュレットが入っていないベーシックな緑タイタンデッキとは毎日戦っているので、一応感想を書いておきましょう。
物凄く強いデッキだけど勝てる
ガチガチのメタカードを使わなくても(※一応血染めの月を3枚サイドインするんだけど、10試合以上手札に来た事が無い不具合が発生中。)、何とか勝てなくもないレベルだと思うので、緑タイタンが禁止は無いと思う。
イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove
アミュレットがどうか知らないけど、コイツはマジでヤバイからね?
つい最近同僚氏との試合で発覚したんだけど、実戦中に3キルのルートが見つかったんですよ。
- 森置いて《樹上の草食獣/Arboreal Grazer》唱えて、《シミックの成長室/Simic Growth Chamber》を追加で置いて、森を手札に戻してお終い。
- 森置いてドライアド唱えて常在型能力の追加土地セットで《ギャレンブリグ城/Castle Garenbrig》置いてお終い。
- 適当にアンタップイン土地置いてギャレンブリグ城起動、緑タイタン唱えて《溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle》を2枚サーチ。
土地が4枚ある状態で2枚のヴァラクートを同時に戦場に出すと、なんとそれぞれが条件を満たしあって「さてはコレ、3点を4回飛ばせるな?」って事に二人同時に気付きまして。
しかもドライアドの追加土地セット能力が残っているから、フェッチ置いて3点を2回、フェッチ切って3点を2回で24点まで行けるんじゃね?まで判明。
先攻3ターン目って事は後攻は土地が2枚しか出てなくて、私が今使ってるようなバーンデッキだと「稲妻×2」の1パターンしか返す方法が無いんですけど?
絢爛は本体にダメージ行かないとダメだし、裂け目の稲妻は間に合わないし、溶岩の撃ち込みは顔面専用だし。
しかしこのドライアドは最新セットのクリーチャーだから禁止されないと思うので…マジかよって感じです。
- 何故か自分だけ全ての土地が全ての基本土地にもなる。
- 何故か自分だけ毎ターン追加で土地をもう1枚置いても良い。
- 何故かタフ4で稲妻1発で死なない。
- 何故かパワーが2有るので小型クリーチャーを一方的に討ち取れる。
- 何故かシングルシンボルで3マナで唱えられる。
不思議の塊、ドライアド。
コイツの存在のせいで「マウンテンレス・ヴァラクート」が成立しちゃってるのがね、ちょっとやり過ぎ感が凄い。
他にシワ寄せが行かない事を願っておきましょう。
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以上「ぼくのかんがえたさいきょうのきんしかいてい」でした!
むかむかは何だかんだモダン以下なら許されそうな気がしています、凄い強いと言うより「入れ得感ハンパない」って感じw
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