平成最後のランチタイムバトル
うり「平成ィ!最後のダイスロール!!オラァッ!!!」
うり「(ドヤァ…!!)」
同僚「マジ?wよし…こっちも平成最後のダイスロ…アッ!?」
うり「天才か…。」
本日2019/4/30は「平成最後の日」です、お互い20年レベルのブランクから共にMTG界へ復帰した日から、会社の同僚氏とはほぼ毎日戦って参りましたが、今日だけは絶対に勝ちたいと思います。
何故なら元号最後の日なんて、次は何十年後になるや分からないからね。
言わば今日は「平成と言う元号のしめくくりの一戦」となり、合法的に勝ち逃げが許される千載一遇のチャンス。
負ければ「平成の最後に敗れた男」と言う肩書、すなわち屈辱の十字架を生涯背負って生きて行かねばならない事に他ならない。
要するに同僚氏を一生イジるネタが出来るから勝ちたい、と言い換える事が出来る(バカ)
使用したデッキはそれぞれ
うり:白黒ポックス(ノンクリーチャー型)
同僚:白黒エルドラージ?(何か色々入ってて良く分からんかったw)
モダン同士の対決で、平成の最終決戦と言う事でかなり細かく描写したいと思います。
勝敗は無論BO3で決すると言う事で、いざ尋常に。
1戦目(先攻)
まずやらかしたのは私でした、あるある過ぎて情けないのですが
黒の出る土地を1枚引けさえすれば最高の7枚
コレね、今考えると完全にフラグ立ってますよねw
数ターンたって気付いた時にはもう手遅れ、台本通り白か無色しか出ない土地ばかりと言うか、そもそも土地自体を殆ど引けないと言う予定調和、泣きそうになりながらの6ターン目。
《トロウケアの敷石/Flagstones of Trokair》の2枚目を置いてレジェンドルールで破壊、無理やり《神無き祭殿/Godless Shrine》をタップインさせ、次のターンに《致命的な一押し/Fatal Push》でゲームを支配している《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》を葬れば、何とか立て直せそうなハンドです。
祈りながらターンを返すと、無情の今引き《難題の予見者/Thought-Knot Seer》が着地。
同僚「ハンドは?滅びとポックスとプッシュと…ディッチャ?」
うり「ほ、滅びでお願いします。」
同僚「プッシュで。」
うり「ヒギィッ」
サリアの4発目のパンチを貰って迎えた7ターン目(=ライフ残り12)、黒出る土地の2枚目を引けばサリアのコスト増加を加味しても《滅び/Damnation》でリセットワンチャン。
黒に寄せてるデッキだから当然黒が出るランドの方が比率は高い、しかも白か無色しか出ない土地は既に4枚場に出ているじゃないか!
うり「ぬおおあ、絶対引く!!(フラグ)」
坊主育成キット「まいど。」
うり「ファーッwww」
- 土地4枚。
- 神話実現唱えるのに2マナ。(※サリアの増加分込み)
- アクティベートに1マナかかる。
- カウンター乗せる呪文撃てない&自身の起動型能力を起動するマナも無い。
- ファーッwww
何か起こるかも知れないので、取りあえず神話実現を置いてターン返すと、お相手の戦場に《変位エルドラージ/Eldrazi Displacer》が着地して浮きマナ3、神話実現が変身した瞬間ブリンクされてカウンターが有ってもブロック出来ない事が確定。
結局相手のクロックを止める事が出来ず2ターン殴られて負け、貴重な貴重な先手を落としてしまいました。
黒に寄せたデッキなのに黒マナ出ないハンドをキープすんなと(猛省)
2戦目(先攻)
自業自得のぬるキープにより1戦目を落とし、早くも追い詰められての2戦目は当然先攻をもらいます。
1マリガンして
- トロウケアの敷石
- 幽霊街
- 神なき祭殿
- 神話実現
- 神話実現
- 思考囲い
悪くない、コレでキープしよう。
占術は《未練ある魂/Lingering Souls》これまた悪くない、トップに置いておこう。
いざ2戦目スタートだ。
初手は相手に小悪疫が無い事を悟られないために白黒ギルランをショックイン、神話実現を置いて終了。
相手は《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》を置いて終了、2ターン目サリアなんでしょ?
ターン返って来てドローは《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》これはブラフとしても最高ですね、すぐさまセットして小悪疫の存在を臭わせつつ2枚目の神話実現を設置で1枚目の神話実現にカウンターを1つ乗せる。
そのまま《思考囲い/Thoughtseize》を撃つと、手札には《エルドラージの寺院/Eldrazi Temple》と2枚の難題、そしてサリアが1枚が見えました。
ここは目先の脅威であるサリアをハンドから叩き落します、難題はこちらの手札がゼロなら4/4のデメリット付きバニラに過ぎません。
同じデッキとやってると危険なマナ域が分かってくるので、先攻の場合は初手ハンデスが必ずしも正解では無いって事を学びました。
これにより早くも神話実現にカウンターが2個・1個と乗った状態に。
ターンを渡して相手の2手目、テンプル置いてコイロスに1点ペイの白マナから神話実現の天敵である変位エルドラージが着地して終了。
モダンなのに単体ノーリスクで2マナでる土地はイケナイと思います!
何か今日は同僚氏の今引きが都合良すぎない?と思いつつドロー
どうやら、こちらの都合も良いらしい。
敷石を置いて…
うり「スモールポッ↑クスゥ↓」
同僚「ウザすぎるww」
取りあえずクリーチャーじゃない呪文を唱えたので神話実現のカウンターを3個・2個に増やし、こちらはクリーチャー無し、土地はアーボーグ効果で黒マナを出した敷石、手札からはリンリンをポイー。
相手は変異エルドラージ、土地は悩んだ末にテンプル(※白マナが出ないと死ねるしね。)、手札からは難題を犠牲に。
解決後に敷石の効果で白黒ギルランをタップインして、初手で出したギルランから白を出しカウンター3の神話実現をアクティベートしてアタック。
コレコレ、コレがしたいデッキなんだよ!
相手ターン、土地を引けずにドローゴー(南無三)
返ってきたターンのドローは《マナの税収/Mana Tithe》、白い魔力の乱れです。
マナスクリューしてる相手にコレは勝ちましたねぇ…。
リンリンをフラッシュバックして、神話実現のカウンターを4個・3個にして2枚ともアクティベート、7点パンチ。
お相手1点ペイしてコイロスから白マナ出して《流刑への道/Path to Exile》を4/4の方に撃ってきたので、穏やかな表情で白スパイクを当ててカウンター。
そのまま通って残りライフ10点、次のターンはリンリンも殴って9点なのでコイロスから色マナも出せないので(=詰み)投了。
こちらの右手が光りまくって快勝です!
3戦目(後攻)
さて、問題はこの後攻をどう取るかです。
後攻の場合、先に相手のサリアが着地してマウントをとられたら、そのままズルズル行って負けるパターンが多いのでオープニングハンドはかなり重要です。
さぁ、運命の7枚を見てみましょう。
- トロウケアの敷石
- 悪臭の荒野
- 幽霊街
- マナの税収
- 神話実現
- 真髄の針
- 小悪疫
強い…と言うか2ターン目ノーリスク小悪疫のブン回りまで見える7枚!文句なしにキープですな。
一方相手はダブルマリガン、コレはキテますね。
ここで勝利をもぎ取り、一生イジる権利を獲得しようじゃありませんか!!
1ターン目、お相手の初手は沼置いてゴー。
沼…?
そう言えば何度も戦っているけど、黒が絡んでる呪文って《潮の虚ろの漕ぎ手/Tidehollow Sculler》以外見たことない気がする。
若干の不安を残しつつ、2ターン目のサリアに備えて白スパイクを構えるために敷石を置いて終了。
2ターン目、お相手沼を置いてゴー。
また沼…??
そもそも今まで基本地形の沼なんて数回しか見てないんだけど、未知の隠し球を仕込むために黒を増量したんだろうか。
一抹の不安を覚えつつもターンを貰い、悪臭の荒野をセット。
未知の脅威に備えて小悪疫は温存して神話実現を置いて終了、悪臭の荒野は色マナ無いと無色しか出ないのがつらいね。
お相手の3ターン目、幽霊街をセットして《霊気の薬瓶/Aether Vial》を置いて終了。
ターン貰って少し悩んでから、色を無視してクリーチャーが飛び出すバイアルに謎のプレッシャーを感じ、コレに針を刺してターン終了。
今考えるとカウンター乗って無いバイアルに何をこんなに警戒したのか分からないけど、芽生えてしまった疑心暗鬼は何らかの確証が無いと中々払拭する事は出来ない。
ハンデス引いて手札見れたら良かったですね。
お相手4ターン目、待望の白マナ源であるコイロスを引いて4マナ確保、白は全く関係ない難題が着地。
うり「あっ。」
同僚「さぁ、ハンドを公開してもらおうか。」
当然今一番刺さるであろう小悪疫が追放され、雲行きが怪しくなる。
ターン貰ってドロー、引いたのはプッシュ。
幽霊街で相手のコイロスを割って(※お相手は当然平地をサーチ)、紛争達成からのプッシュで難題を葬りワンドローしたのはまたしても神話実現。
仕方なく設置して1枚目の方にカウンターを置いて終了、この坊主の育ち具合に賭けるしかない。
お相手5ターン目、コイロス2枚目を引いたようでセット。
1ペイで白のダブルから《ちらつき鬼火/Flickerwisp》を着地させて来ました。
うり「MOの動画で見たことある!」
同僚「えーと、そのカウンター乗ってる方の神話実現をブリンクしてから…ボブさん」
うり「ちょ、いつの間に買ったのww」
モダンの高額カードの一角である《闇の腹心/Dark Confidant》が着地、毎ターンのドローが1枚増えるって事がどれだけ強いかを知っているからこそ、コイツがヤバいって事は分かる。
難題、鬼火、ボブで一気に劣勢に。
いや、太いクロックに毎ターン2ドローでハンドアドバンテージが付いていく事を考えると劣勢どころか危険信号です。
白目を剥きながらターン貰ってドロー、引いたのはリンリン、結構有難し。
すぐさま唱えてブロッカーを確保、神話実現を膨らませて終了。
何とかリセットカードを…。(※なんかリセットカード頼みばっかりしてる気がするw)
お相手6ターン目、ボブでめくれたのは平地。
同僚「ノーダメあざっすw」
またしても神話実現とトークンの天敵、変位エルドラージが着地。
うり「あばばば」
こいつ嫌いです!
難題が殴って来てお相手ターン終了。
リセットが…リセットさえ引けばと祈りながらターン貰ってドロー、小悪疫。
正直微妙だけど、クロック下がれば少し延命出来るかも知れないので当然撃ちます。
同僚「ソーサリーはカウンターです(ドヤァ)」
うり「なにこれぇ…。」
白スパイクを発見してドヤってたら、《歪める嘆き/Warping Wail》とか言う無色カウンターを見つけてくる当たりは流石としか言いようが無い。
苦し紛れにリンリンをフラッシュバックしてターンを返しましたが、流石にもうこれはダメだろうなぁと。
お相手7ターン目、ボブでテンプルがめくれて変位エルドラージの能力2回起動出来るようになり、トークンが存在しないに等しい状況になりました。
バイアルに針を使わずに取っとけばまた違う結果があったかも知れませんが、時すでに遅しで無念の投了です。
こうして、平成最後のランチタイムバトルは幕を閉じました。
私うりは…
平成の最後に敗れた男
として、一生を過ごしたいと思います。
そして、令和最後の日に必ず復讐する事をここに誓います!!
子供かw
あとがき
世間は灯争大戦のプレリで盛り上がっていると言うのに、私は残業で帰宅が随分と遅くなってしまい、この記事も平成のウチにアップする事が出来ませんでした。
メモを元にちょっと細かく書きすぎて時間かかったのも有るけど!
なんか平成最後ってのもあるし、こう言う気持ち悪いぐらい細かい描写も良いのかなって。
そして当サイトをご覧いただいている皆々様方、元号が変わっても引き続き変な記事ばかり書くと思いますが令和もよろしくお願いします!
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