我、宝の山得たり。(黒歴史もあるよ!)

全世界ン千万のMTGファンの皆さま、こんにちは。
たまにブログやTwitterでも触れていたのですが、ついに実家へと帰省を果たし、過去(約20年前)のカードの発掘に成功しました。
Dredge 20 years
ですね(小並感)
このブログの最初の記事で、エクソダス(大体20年)振りに復帰しましたと書きましたが、どうやら熱心にプレイしていたのがエクソダスまでで、ウルザズサーガ辺りの頃はせっせとトレードしてコレクションばかりしていたみたいです。
※そのためカードの状態がめちゃくちゃ良くて、結果オーライすぎる。
見つかったカードは第4版末期~第6版最初期辺り、勿論全てのカードが旧枠(※オールドエキスパンション)です。
一部ヘビープレイドの物がありますが、大部分は美品。
折角なので査定に出しちゃう前に一通りのカードを当ブログで紹介して行こうと思います。
三十路超えのプレイヤーは「なつかしすぎwww」となるに違いありません(笑)
流石にこれは…
紹介は別記事でシリーズ化するとして…ごめんなさい、取りあえず自分語りさせてください!
今回の発掘では数枚行方不明は有った物の「アーティファクトカード」は大体全て見つかりました。
しかし、有色のカードや土地はほぼ全て見つかりません。
その理由も大体分かったので、誰しもが持つ黒歴史を一緒に紐解いていきましょう。
2万円回収しに行きます
きっかけは、私の親父殿から「カードいっぱい入ったバインダーが有る」と言う情報を聞いて
実家にモックス・ダイアモンドを回収しに行く!
と言う事で、久々の帰省を段取りしました。
バインダーには確実にモックス・ダイアモンドが入っている事だけは確信していたし、束で置いてると思われる他のカードに4thのバッドムーンや黒死病、愛用していたプロパガンダや侵入警報なんかが楽しみで、年甲斐も無くウキウキしながら実家に帰りました。
過去との遭遇
色々な思い出を巡らしながら、20年ぶりにパンドラの箱は開け放たれた訳ですが…
アーティファクトしか入ってねえ!!
と気づくのに時間はかかりませんでした。
さらに悪い事に、バインダーから「モックス・ダイアモンド」を含む数枚のカードが欠落している追い打ちも。
このブログでも声高らかに言ってますが、罠の橋が大好きだったので、その下にダイアモンド入れていたはず。
他のカードの行方を必死に思い出そうにも当時から5度の引っ越しを経ているため、それはとても難しい事でした。
封印されしオリジナルカード
結局アーティファクトが200枚ぐらい見つかっただけで、有色のカードはほぼ無し。
土地は三国志ポータルの山・沼と不毛の大地2枚と、隠れ石の計5枚だけ。
この隠れ石の次のカードが、見つけては行けない…いや、見つけたく無かったカード部門ぶっちぎり第1位のカードでした。
それは人間1人の黒歴史が凝縮された1枚のオリジナルカード。
羞恥心とか無いのか君は
このオリカは忘れもしない(見つけるまでは忘れてたけど!)、当時通っていたデュエルスペースで店長及び常連の方々全員からハウストーナメントで使用を許可されていた幻のカードでした。
レガシー△△ (6)
伝説のアーティファクト・クリーチャー
トランプル
このクリーチャーは、召喚酔いに影響されない。
ターン終了時に、レガシー△△を生け贄に捧げる。6/1
恐るべき事に△△には自分の本名が入っており、フレイバーテキストには
I love artifact. Forever!!
と書かれている上に、手描きの自画像まで丁寧に描かれたオリカ。
恥ずかしくて吐きそう
まさに人生の黒枠である。
[2018/07/02追記]
モロに名前入ってる上に、あまりにも自画像が似すぎているため自主規制しました、身バレした所で何の問題もないんだけど黒歴史を晒すのってこんなに恥ずかしいとは知らなかった!
当時の鉛筆画が沢山描かれたスケッチブックが一緒に出て来たので、これで察してください。
何故このクソカードが認められていたのか
このお店の名誉のために書いておきますが、ハウストーナメントとは言え「オリカを使っても良い」なんてルールは勿論無いし、本当に普通の健全なお店でした。
当時の私は黒単⇒青単とデッキを変えて行き、最終的に行きついたのが究極のファンデッキである茶単(※この頃は純粋な茶単はマジで弱かった)でした。
各種アーティファクトで序盤~中盤を凌ぎながら、ウルザランドを完全に運だけで揃えて、ドラゴンエンジンをパンプしてドレッドノートを召喚して殴り倒すと言う愚直にも程がある戦法。
これの一つ前のデッキはゴリゴリのコンボデッキだった事を考えると、大した資産も無いくせに完全アーティファクト縛りをしていたと言うのが如何に変態的行為であったかが伺える。
そこでプレイを重ねるうちに「ドレッドノートを真面目に召喚するやつが居るらしい」と噂になり、パンドレットコンボが横行する中「貴重な通常召喚されたドレッドノートを、召喚酔いの間にシャッターで割る」と言うのが一種のステイタスとして広まり、ネタを分かってらっしゃる年上の方達によく対戦を申し込まれていました。
調子に乗って作ったオリカも、周りが面白がって「これも割ってみたいから使ってよw」と言い出した結果店長が笑いながらOKを出してくれて、お店が交流会兼ねて開催していたカジュアル大会でのみ使用出来るようになったと。
なんかあったかいお話ですね。
調子乗りの性格を恨む
正直この時は凄い調子乗ってたと言うか、アーティファクト熱が凄かったから「アーティファクト以外はいらないのでは?」と考えていたように思います。
ウルザランド一式しかまともに残っていないのもの説明が付くし、このオリカに描かれた馬鹿野郎がいかにもやらかしそうな行動ですし。
極端な行動を取るのが面白いと思い込む時期、引っ越しの荷造りでアーティファクト以外を真顔でポイーした可能性は限りなく高いです。
I love artifact. Forever!!
と言うフレイバーテキストは、未来の私に「有色のカードが何故残っていないのか」を伝えるためのメッセージだったのかも知れませんね(絶対に違う)
あとがき
誰得すぎる思い出話を最後まで読んでくださった読者の皆様、ありがとう。
皆さんも中高生の頃は私に遠からず痛かったんじゃないかと思います、同窓会に出席したら話が盛り上がるのは「痛かったから」なのですよ!
しかしながら、モックスダイアだけは納得が行かないですねぇ。
当時で3,000~したカードで自慢の1枚だっただけに寂しいです、今となってはライオンアイのが高いみたいだけど、これは正直当時クソレアって呼ばれてたから思い出が一つも無いです…w
紹介記事はこちら