[神河:輝ける世界] 注目のカード – 緑

皆さんこんにちは、今回は新神河の注目の緑のカードを紹介していきます。
緑はコスパ高いカードが散見され、モダンでも通用しそうなカードがチラホラって感じでした。
機械壊しの河童
シングルシンボル2マナ1/3の海亀・忍者、接死カウンターが1つ乗った状態で場に出てきます。
これが相手に戦闘ダメージを通した時、これに接死カウンターが乗っていた場合、そのカウンターを取り除く事で、そのプレイヤーがコントロールしているアーティファクトかエンチャントを追放する事が出来ます。
忍術(1)(緑)も持ってるので割と攻撃は通しやすいし、接死カウンターてのがいやらしいよねw
普通に殴りにいっても「置物かそのデカブツか選べよ?」的な選択を迫る事が出来るかも。
実質1/3のお肉が残る帰化と考えると、物凄くコスパが良いナイスアンコモンです。
なお、コイツのサブタイプを見て「ドナテ↑ロォ!ミケラ↑ンジェロォ!」が脳内再生された、もしくは「やたらとピザが喰いたくなった」人は残念ながら同世代なのでしょう。
気前のいい訪問者
1マナ1/1のスピリット、自分がエンチャントを唱えるたびに、対象のクリーチャーに+1/+1カウンターを置くことが出来る能力が誘発する。
これ、エンチャントレスのパーツとして優秀なのは勿論ですが「対象のクリーチャーの上に」ってのが、なんか可能性を感じさせると言うか。
例えば《硬化した鱗/Hardened Scales》と併用して《歩行バリスタ/Walking Ballista》とか《搭載歩行機械/Hangarback Walker》に、モリモリと+1/+1カウンターを乗せて行くデッキ。
バリスタみたいなタイプのクリーチャーは「改善された」状態で場に出るから、まだまだシナジーは見つかって行くと思うし、鱗親和のエンチャント版みたいなイメージで何か組んでみようと思います。
色んな可能性を感じる良いカードですね!
古霊招来
クアドラプルシンボル(!)5マナのソーサリー、警戒か到達かトランプルの1つ選んでトッピングした4/5スピリットを2体も生成します。
単純に考えて5マナ8/10トランプル相当だから、いくら色拘束がキツイとは言え破格にも程があるマナレシオです。
モダンでは流石にアレだけど、スタンの緑単とかだと雑に入れて雑に唱えて、雑に通れば雑に勝てるぐらいのポテンシャルはあるんじゃなかろうか。
《衝撃の足音/Crashing Footfalls》で4/4トランプル2体出てくるだけで吐きそうになるんだから、4/5トランプル2体出てきたらそれはもう吐くでしょう。
芽吹く生命の行進
(X)(緑)のインスタントで、手札から緑のカードを追放した分だけコストが(2)下がるサイクルの緑版。
効果はマナ総量がX以下のクリーチャーを対象とし、自分のライブラリからそれと同じ名前のカードを1枚サーチして、タップ状態で場に出す事が出来ます。
この手のカードを見ると、効果をちゃんと読む前に「よっしゃ、エムラくんだしたろ!」と考えてしまうのですが、これはサーチするために対象を取る必要があります。
なのでデカいのを一本釣りする用途には向いていないので、コンパクトに使うのが強いと思います。
単純に「ロード並べて行く」だけで強いだろうし、もっと強く使うなら「戦場に2枚並ぶと護身完成するタイプ」と合わせれば実質2枚コンボになるので、すこぶる相性が良いと思います。
具体的にはスピリットの《ドラグスコルの隊長/Drogskol Captain》とか、想像しやすいかな?バントカラーだからスッと入れられるし。
ロードも豊富だし、追加の《呪文捕らえ/Spell Queller》がライブラリから直接飛び出して来たら、俺なら吐いちゃうね。
と言う訳で、最近下火のバントスピリットの強化パーツとして、お一つ如何でしょうか。
無常の神
シングルシンボル2マナ2/2トランプルを持つスピリット、自分がエンチャント呪文を唱えるたびに+1/+1カウンターが置かれて行く誘発型能力と、墓地に居る時にだけ誘発する特殊な誘発型能力を持ちます。
取り合えず+1/+1カウンターでサイズアップしながらトランプルで殴って行ける自己完結型の能力は強いですね、流石はレアカードと言った風格。
これだけで十分戦っていけそうですが、2つ目の能力でアドバンテージをもたらす工夫をすればなお強い、そんな印象。
それは、こいつが墓地にある時に自分の戦場から墓地にエンチャントが落ちたら、そのターンの終了ステップにこれを手札に戻すと言う能力。
まだ何となくのイメージしか無いですが、現在モダンでリーガル、かつプレイアブルで、自壊するエンチャントを連想すると
- ウルザの物語
- 死の国からの脱出
- 激しい叱責
とか?
とにかくこの辺のカードをデフォで使いつつ、こいつを捨てまくる事がメリットにつながる構築にしておけば、全部手札に戻って来てアドバンテージを得られるイメージ。
胡散臭いデッキになりそうって事以外は全くの未知数ですが、何か出来そうな気がする。
タミヨウの保管
1マナのインスタントで、ターン終了時まで自分のコントロールしているパーマネント1つを対象にして呪禁と破壊不能を付与、そしてオマケで2点ゲイン。
はい、これは私も愛用しまくっている《鍛冶屋の技/Blacksmith’s Skill》の緑版ですね!
アーティファクト・クリーチャーなら+2/+2修正ってのがライフゲインに変わってるのと、対象に取れるのが自分のパーマネント限定になっているのが相違点。
ルール上、相手のクリーチャーに呪禁を与えるメリットは皆無なのですが、破壊不能は思わぬ結果になるかも知れないので、鍛冶屋の技の方が柔軟性が高いと言えます。
ゆうて、そんな状況にはまだ一度も遭遇していないので問題ないと思います。
コンボっぽいデッキを組む事が多いので、こう言うパーマネントを守れるカードは大歓迎なのです。
母聖樹の加護
シングルシンボル2マナのインスタントで、対象のクリーチャーに自分がコントロールしているパーマネントの中で一番大きなマナ総量分の+X/+X修正を与えます。
いや、もう何回目だよ!って感じで申し訳ないのですが《思考の監視者/Thought Monitor》をですね…w
やっぱ親和ってメカニズム自体がやべーんだろうなって、コスト参照系を見るたびに思います。
果て無き空、空羅
さて、緑の最後もドラゴン・スピリット。
ダブシン5マナ4/4飛行・接死、死亡誘発能力は以下の2つ。
- ライブラリから土地を最大3枚探して手札に加える。
- 緑のX/Xのスピリットトークンを1体生成、P/Tは自分のコントロールしている土地枚数。
1つ目の能力ヤバイやん?基本土地じゃ無くていいんだ。
コイツは絶対に追放除去しないと、安易にダメージや破壊の除去投げたら3枚アド取られるとか、やってられませんねw
このサイクルでは毎回《死せざる邪悪/Undying Evil》のコンボを提唱してましたが、コイツは単純にアミュタイタンや4Cオムナスみたいな「ランプ系のデッキに入れとけば間違いないタイプ」だと思います。
てか普通に強いんじゃないかな?どんどん手札に土地を供給して、土地はもういいやってなったら、イカれたサイズのトークンを出せる訳で。
なんなら自分が空から殴っても5ターンクロック、こりゃほんとに強いんじゃないかな(語彙力)
—
以上、神河:輝ける世界の「注目の緑のカード」の紹介でした!
今回の紹介の中では、特に気前のいい訪問者とタミヨウの保管が気に入りました。
河童はどうだろう、忍者デッキはディミーア(=青黒)で組まれそうだから、意識せずに「忍術はオマケ」と思って使うのが良さそうかな?
何かしらのカウンターが乗っていれば「改善されている」状態になる訳だから、接死カウンターのっけて出て来ること自体が偉いかもしんないし。
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