[神河:輝ける世界] 注目のカード – 黒&赤
皆さんこんにちは、引き続き新神河の注目カードを紹介していきます。
今回は枚数的にそこまで多く無かったので、黒と赤を一緒に見て行きましょう!
それにしても新神河、なんだか物凄く売れてるとか聞きます。
沢山売れたらシングルの価格が優しくなるので、どんどん売れたら良いなと思います。
あと、エディタにデータも実装してるので活用してくださいね!
お前はもう死んでいる
では黒いカードから、一発目は勿論コレ。
シングルシンボル1マナのインスタント、このターンにダメージを受けたクリーチャーを1体対象にとり、それを破壊する。
そして、さりげなく添えられたキャントリップが超エライ!
中華料理屋さんの本棚に全巻揃っている光景を良く見かける、日本を代表する名作漫画の一つ「北斗の拳」で有名になった台詞。(※原作では最初の方でちょろっと言っただけだった気がするけど。)
今回は原哲夫先生とコラボしているからこそ許されるパロディ、いやオマージュと言うべきか。
とにかくクリキンでユワッシャーしたり、TOM★CATでタッボイしてた世代は無条件で使いたくなる一枚と言えるでしょう。
なんかキャントリップも付いてるし、ウィニー系や1/1トークンがバンザイアタックしまくるデッキなら、ネタでもなんでもなく余裕で使えるレベルのカードなんだよねw
恐らく世代を超えて有名な台詞だと思うけど「中々言う機会に恵まれない」って人は、スタックに乗せたらここぞとばかりに言いましょうね!
お前はもう死んでいる
なお、秘孔を突いた時の効果音は「ピーブー派」と「ピーキー派」が居ました。
え、何?突いてない?斬ってる??
ほんまやん。
鬼の刃
シングルシンボル2マナ3/1威迫のアーティファクト・クリーチャー、装備品でデーモン。
新メカニズムの換装持ちの装備品で、換装コストは(2)(黒)(黒)と少々重めだが、つけたクリーチャーは基本P/Tが5/5になって威迫を得て黒のデーモンになる(=鬼に体を乗っ取られる)と言う、厨二病患者が歓喜するような能力となっている。
そしてこの換装持ちは単独で場に居る時はクリーチャー、即ち「意思を持つ武器」と言う設定が無理なくハマるため、もう好きな人はとことん好きなカードでしょう。
しかもこの見た目で伝説じゃないから、複数枚入れて鬼の刃に鬼の刃を付けて殴るとか言うシュールな光景を作り出す事も可能。
勿論これも《シガルダの助け/Sigarda’s Aid》で2マナ装備しちゃえば凄い強いので、ピックアップしました。
しかしこの換装って強いよね、もしかしたら《生体武器/Living Weapon》より強いんじゃね?って思い始めてます。
勢団の取り引き
シングルシンボル2マナのインスタントで、追加コストにアーティファクトかクリーチャーを1つ生け贄に捧げます。
効果はサクったカードのマナ総量分のライフゲイン、そして2ドローとなっている。
ラクドス・サクリファイスとかで活躍した《村の儀式/Village Rites》の1マナ重い版だけど、追加コストがファクトでも良くなってライフゲインが付いた感じ。
モダホラ2の《思考の監視者/Thought Monitor》を1マナで出して、この呪文でサクれば
3マナ7ゲイン4ドロー
とか、だいぶバグみたいな事になるなと思ってピックアップしましたw
ただ《イゼットの魔除け/Izzet Charm》が絶対に《信仰無き物あさり/Faithless Looting》の代用にはなれなかったように、基本的に下環境では「1マナが2マナになるのは致命的」なので、実用は厳しいか。
神への債務
シングルシンボル3マナのインスタントで、対象の対戦相手に
- クリーチャーを1体選んで追放。
- エンチャントを1つ選んで追放。
のどちらかを強要する、布告系除去。
テーロス還魂記で「ついに黒がエンチャントに触れる!」と話題になった《ファリカの献杯/Pharika’s Libation》の「生け贄」が「追放」に変更されたカード、他の効果とかは全部同じ。
この変更がマイナスになるシーンはあんまり無くて、よほどマニアックな状況を好ましく思うデッキでなければ上位互換と言って差しさわりない。
最もこの新神河ではエンチャントがやたら出て来るので、相手に選択肢のあるこのカードはあんまり強く無いと思います。
真夜中の空、殉至
黒いカードの最後は、例のドラゴン・スピリットサイクルから。
ダブシン5マナ5/5飛行・威迫のボディに、死亡誘発能力で
-
- 各対戦相手は2ディスカード&2ライフロス。
- 墓地にあるドラゴンでないクリーチャーを1体リアニメイト&自分が2ライフロス。
どちらかを選ぶ事が出来ます、どっちも強いですね!
これも勿論、サクリ台を用意しておいて《死せざる邪悪/Undying Evil》系のスペルと併用したら無茶苦茶出来ます。
ちなみにリアニメイトの方は「どこの墓地でもいい」っぽいので、サクリ台からインスタントタイミングで自殺する事で、墓地誘発を起こしてライブラリに戻ろうとしている宇宙シイタケを強奪!とかも出来るかも知れない。
変身デッキって急に出くわしたらどうしようもない系のデッキだからね、こう言う小ネタは常に意識しておくのが吉です。
双弾の狙撃手
続きまして赤のカード、行ってみましょう。
シングルシンボル4マナ2/3到達で、場に出た時にショック相当の効果が誘発。
新システムの魂力で(1)(赤)を払って捨てると、出た時誘発と同じくショック相当の効果が発動、AnyTargetに2点です。
あれです、エルドレインのモダン級生物《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》の調整版ですね!
これ、砕骨の巨人って今見ても意味わからん事書いてるよね。
出来事は勿論だけど、普通にクリーチャーとして唱えても強すぎなんだよなぁ。
まぁエルドレインのカードと比べちゃいけないね、こいつには砕骨には無い使い方があるのですよ!
まず大本命は続唱リビエンの除去枠、3マナの続唱カードには引っかからない4マナ呪文で、魂力により能動的に墓地に行けるため、続唱リビエンにおいては砕骨より強いと言っても過言ではないのではなかろうか。
次点でゴブリン王神の除去枠、魂力で墓地に落とせば《来世への門/Gate to the Afterlife》が加速する。
急にファンデッキまでデッキパワーが落ちたな?
屑鉄の溶接者
シングルシンボル3マナ3/3で、タップとアーティファクト1つをサクる事で、そのマナ総量以下のアーティファクトを墓地から場に出す事が出来ます。
モダホラ2のカードばっかになって申し訳ないですが。
この辺を軽いコストで出して、溶接者でサクれば7マナ以下のアーティファクトをリアニ出来る訳よね。
7マナのアーティファクトかぁ、何があるかな。
- プラ天
- カルドラコンプ
- メテオゴーレム
- 王神ギフト
- 背骨
- メムナーク
アレなカードいっぱいあるね!
墓地に仕込むのは今回再録されてる《知識の渇望/Thirst for Knowledge》とか、モダホラの兄弟分《ゴブリンの技師/Goblin Engineer》とかお好みでどうぞ。(※エンジニアは墓地に落とすカードにはマナコストの制限が無いので、上記のカードを確実に落とせる。)
流星の信奉者、ゴロゴロ
シングルシンボル2マナ2/2の伝説のクリーチャー、2つの起動型能力を持つゴブリン・侍。
伝説なのがちょっとめんどくさいですが、(赤)だけで自軍全員に速攻を付与出来る強力な起動型能力を持ちます。
いわゆる《ゴブリンの奇襲隊/Goblin Bushwhacker》の枠だけど、こいつなら予め出しておけば1マナ軽く同じことが出来るので、何枚か入れ替えはアリなのかなと思う。
勿論そう言うカードを使うデッキである事が前提だけどw
2つ目の方は改善してるクリーチャーを用意しないとだけど、マナフラ受けになるから「無いよりは有る方が的な能力」と言う認識。
燃え立つ空、軋賜
最後は赤のドラゴン・スピリット、ダブシン4マナの4/4飛行・トランプル、伝説のクリーチャー。
死亡誘発能力は以下の2つ。
- ライブラリトップ2枚を追放し、次の自分のターン終了時までプレイしても良い。
- 宝物・トークンを3つ生成する。
赤はちょっと控えめな能力ですが、多分本体が強いからだと思われます。
現在のモダン環境で赤と言えば《敏捷なこそ泥、ラガバン/Ragavan, Nimble Pilferer》が居て、そいつは何やらマナ加速が出来るらしいので、普通に3ターン目にハードキャスト出来ちゃうって言う相性の良さから、採用ワンチャン有るのかなと思う。
ゆうて2枚疑似ドローしたり、一気に3マナ加速したりするのは脅威ですからね、死せざる邪悪コンボから《アイレンクラッグの妙技/Irencrag Feat》を絡めて、超ヘビー級呪文をブッパみたいなロマンも見え隠れするナイスカードだと思います!
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以上、神河:輝ける世界の「注目の黒と赤のカード」の紹介でした!
お世辞にも「これはモダン級だ!」って断言できるカードは無いように思いますが、自分のプレイスタイル的に「モダンで使ってみたい!」ってカードを探すのが楽しいので、こんな感じのラインナップになりました。
ちょっと白と青が豊作過ぎたね。
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