練達飛行機械職人、サイ

2018年8月22日

完全に乗り遅れた男、うりです。

基本セット2019、発売されて結構経ちましたね。

このセット、私は予約販売でちょこちょこつまんで、実店舗では1パックだけ買って《策略の龍、アルカデス/Arcades, the Strategist》が当たって満足して終わっていました。

 

大失態です。

 


飛行機職人の朝は早い

ちょこちょことデッキ構築にツッコミをくれる「クリーチャー – 人間・アドバイザー」事、Emissary氏の記事を読んでいると《練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopterist》と言うクリーチャーが紹介されていました。

 

Sai, Master Thopterist / 練達飛行機械職人、サイ (2)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)
あなたがアーティファクト呪文を唱えるたび、飛行を持つ無色の1/1の飛行機械(Thopter)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
(1)(青),アーティファクト2つを生け贄に捧げる:カードを1枚引く。

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MTG Wiki

 

あなたがアーティファクト呪文を唱えるたび、飛行を持つ無色の1/1の飛行機械(Thopter)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。

 

ファッ!?

 

ちょっと待って欲しい、フルスポ出た時点で何故気付かなかったのか。

と言うかストーム風デッキのカードを買い揃える前に、どうして気付けなかったのか。

こやつをちょこんと場に出しておけば、0マナ連打中にオマケどころでは無い量の1/1フライングが生成され続ける訳で、《順風/Favorable Winds》とかも添えちゃったら、合計10回の出し入れで既に致死量、心を持たぬ殺戮兵器集団の爆誕である。

 


飛行機職人は業が深い

これ、ググったら逆説ストーマー達の間ではスポイラー出たころからすでに話題になっていたようで。

なんでも「サイが強すぎてコンボ準備中に倒せる事すらある」らしいです。

パーツを買い揃えた直後にこんな記事を読むなんて、私はなんと情弱な事か!

霊気貯蔵器の勝ち筋を根底から覆すカードにちょっと動揺を隠しきれませんが、取りあえず4枚買ってきました(せっかち)

 


飛行機職人も球には弱い

結局の所「0マナアーティファクトを連打する事でクレイジーな量のアドバンテージを得るクリーチャー」なので、サイドボード後は《減衰球/Damping Sphere》を置かれて苦笑いする所までがテンプレートだと思う。

となると…青赤で組めば良いのかな、気軽にアーティファクト割れるようになるし。

万が一攻撃し辛い状況になっても《鼓舞する彫像/Inspiring Statuary》が出ていれば無尽蔵に出てくるトークンで即席《苦悩火/Banefire》確殺ルートとか作れてヤバそうな匂いがする。

むしろ即席から各種大型エルドラージを出しまくる事だって可能だと思われる。

控えめに言って可能性の塊。

やばい、考察始めたとこなのに組みなおしまであるぞコレ…w

 


あとがき

スタンでも似たような動きが出来るらしいから組んでみたいけど、鼓舞する彫像とかが間もなくスタン落ちするから…やっぱモダンで投資する方が良いんだろうなって思います。

うーん、オパモってやっぱり要るのかなー。