2020/7/13に禁止・制限改定が来るらしい

公式より禁止・制限のリスト改訂告知が来ておりますね。
On Monday 7/13 there will be an update to the Banned & Restricted list impacting the following formats: Historic, Pioneer, Modern, and Pauper.
— Magic: The Gathering (@wizards_magic) July 7, 2020
改訂予定日は2020/7/13で、対象フォーマットは
- ヒストリック(MTG Arena)
- パイオニア(テーブルトップ・MO)
- モダン(テーブルトップ・MO)
- パウパー(テーブルトップ・MO)
の4つとなっています。
すっかりモダンっ子に戻ってしまったから知識が偏っているけど、軽く触れておきましょう。
アーカムの天測儀/Arcum’s Astrolabe
モダンの禁止筆頭候補は天測儀みたいな事を見かけました。
またモダホラか
置くときに1マナ使うのでテンポは失うけど、1ドローで手札は減らず、氷雪パーマネントカウントを1つ増やし、マナフィルターで色ガバにしつつ、コレからでたマナは《氷雪マナ/Snow Mana》に変換されると盛りだくさん。
氷雪マナでしか唱えられないとは言え、元ネタとなる《予言のプリズム/Prophetic Prism》より1マナ軽い、と言うより1マナでカードを減らさずに氷雪パーマネントを増やせる時点で強いですね!
氷雪シナジーを持ってる事により《氷牙のコアトル/Ice-Fang Coatl》が2ターン目で既に《接死/Deathtouch》を持った状態で飛び出してきたり、以前よく対戦していた「氷雪忍者」が使ってきた《真冬/Dead of Winter》がやたら強かったり。
また、天測儀が出ていると月に耐性が付くってお話もありますが、最近よく見かける(=結果を出している)氷雪バントコントロールとかは元々基本氷雪土地が沢山入ってるから更に安定する的な?
メインから《血染めの月/Blood Moon》が4枚入っているプリズン系のデッキとかは、最早死に絶えるレベルのメタ事情となっております。
しかして「そんな事だけで禁止なん?」って気もしちゃうよね。
あの辺のデッキの強さの根源は、コアトルとかウーロみたいな「手札を減らさずに」を沢山積んだ物量戦だと思うし、実際にそれらのせいで消耗戦をモットーとするジャンドが瀕死に追い込まれているって言うw
Tier1のデッキはメタられて当然で、環境を定義しているデッキへの対策カードは必ずサイドに入れておくのが構築の基本。
そしてホガークみたいなのが現れると、対策カードをメインから投入せざるを得なくなって、結果的に環境が歪んで禁止になるのが定番の流れです。
そう言う意味では氷雪デッキへの明確なメタカードが無いからだったりするのかな?
だからコモンカードの「手札を減らさずに」を一つ取りあげてしまえ!みたいな。
確かにちょっとだけ安定性は下がるだろうし、お財布にも優しいし、良い調整になるかも知れない。
そもそも天測儀が禁止になると決まった訳じゃないんだけどねw
改定は禁止だけではない
今のモダン環境の混沌っぷりを見ると、正直「禁止カードを出す事なくない?」ってのが本音だったりします。
禁止&制限のリスト改訂は「禁止&制限解除」も含まれている訳だから、ちょいちょい解禁もして欲しいよね。
ここ最近ずっと禁止ばかり出して、使えるカードが減って行くだけなのが悲しい。
再投獄すれば良いんだから、執行猶予付きで1枚ずつ様子見って訳には行かないのだろうか?
諸々の答え合わせは来週頭、また当日にお会いしましょう!
あとがき
天測儀って聞くと、一瞬だけモダンに居た《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》ってヤツが、出てくるなり天測儀を3/3にして発射するビーダマンのインパクトが強すぎてですね。
え、突然オリカの話すんなって?