[Modern構築] よし、吸血鬼だ vol.8(最終回) – 名前はマルドゥ吸血鬼

うり「ところでさ、最近人間使わないね?」

同僚「あぁ、僕しばらくトロン使いますんで。」

 

\人間vs吸血鬼打切り決定/
~俺達の戦いはこれからだ~

 


お疲れさまでした!

過去7回に渡り「人間vs吸血鬼」と言うテーマでデッキ構築をして来ましたが、同僚氏が人間デッキを使わなくなると言う結末を迎える事となりました。

 

ランチを食しながら、本人に「どやった?」と聞いてみた所

五分も無かったと思う、良くて4:6ぐらいで不利だと思った。
人間デッキはプレイヤーの熟練度って言うか腕前とヒキによって差が出ると思うから、上手い人なら五分以上取れるのかも知れないけど。
とにかく人間デッキは高速で横に広がるデッキは、総じて苦手なんじゃないかなって思ったよ!

との事でした。

 

概ね思惑通りだったと言う感じですね、そもそも人間はリセットボタンを押さないてのを大前提にして、どうしようもないぐらい展開しちゃえ!って感じで構築したのが功を制しました。

 

人間デッキ以外との対戦経験は少ないけど「中々イケそうな感じがある」と思ったので、最新のリストを残しておきます。

デッキリスト
<マルドゥ吸血鬼/WBR Vampire>

最終的に白黒タッチ赤と言うカラーバランスで、ほぼ色事故がない感じに調整出来たので、このデッキの名前は「マルドゥ吸血鬼」と呼ぶ事にしました。

安価に制作したのでカスタマイズの余地が沢山あるため、是非あなた色に染めてあげてください!

 


構築についてのヒント

土地の枚数自体はリストに上げている23枚で良いと思いますが、構造上フェッチランドは山盛り入れた方が強いハズです。

ライブラリから土地を減らせば減らすほど、このデッキのスーパームーブである「モロフォン狂乱モード」の爆発力が上がりますし、減ったライフは魂絆で取り戻せますので基本的には入れ得だと思う。

 

モロフォン狂乱モード
モロフォンの常在型能力で指定した部族の色マナコストが全色1つずつ減っている状態で実験の狂乱を置くと、モロフォン以外全てのクリーチャーが(0)~(1)で唱えられるようになるため、2枚目の土地がめくれるまで展開しまくりになる状態。

 

そして私の崇拝する3種類のソリン様の使い心地についても触れておきましょう。

 

傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord

通称M20ソリン様はそのコストの軽さと、器用な3つの忠誠度能力が大変強力なので4枚推奨。

ただし奥儀が無いので、アグロ部隊が止められてしまう《罠の橋/Ensnaring Bridge》を置かれたりした時は、あまり勿体ぶらずに自軍の吸血鬼をポイポイ投げつけてライフ差を広げておく方が良いと思います。

そう言うカードが入っているデッキは、何らかのリセット手段を積んでるしね。

 

真面目な訪問者、ソリン/Sorin, Solemn Visitor

通称真面目ソリン様は当然強いと思って入れて見ましたが、活躍しないままシリーズが打ち切りになってしまいました。

展開しまくるデッキなので4マナと言うコストが重くのしかかり、とくに狂乱モードでめくれると大体マナが足りずにドローステップを迎えて結局唱えられない事になりがち。

 

復讐に燃えた血王、ソリン/Sorin, Vengeful Bloodlord

通称灯争ソリン様も同じく4マナ重たい問題を抱えていますが、デッキとの相性が大変よろしくて「出れば強い」って印象が強く残りました。

アグレッシヴなデッキなので常時魂絆は凄く強いし、なんと言っても出て来て直ぐにリアニするだけでアド取れるのは非常に強力ですね!

こちらも奥儀が無いので、盤面を処理されてしまうと手持無沙汰に1点ドレイン飛ばすだけの置物になるのはご愛敬。

 

今回は予算の都合で見送った「モダン定番の吸血鬼」である《恐血鬼/Bloodghast》は、ロードだらけのこのデッキで使う事で他のデッキの比では無いぐらい悪魔じみた強さになると思われます。

何せ吸血鬼ロードが並ぶ戦場に土地を出すだけで「強くてニューゲーム」だし、相手のライフが10を切っていたら速攻が付くのでそのまま走って行くとか悪夢以外の何者でもないよね。

そしてコンバットが終わってメイン2にM20ソリン様でサクって3点ドレイン、上陸でまた強くてニューゲーム。

ただし同色のダブルシンボルは序盤のテンポを削ぐ原因になりやすいので、墓地に捨てる手段が有る方が安定するかも知れない。

 


戦いのコツ

オープニングハンドは悪くても2ターン目まで展開出来る手札、2ターン目に動けない代わりに3ターン目にモロフォンシュートが炸裂するとかならキープ。

序盤の1ターンは重要だけど、モロフォンが出てしまえばテンポは取り戻せるので全力で行く価値は十二分にあります。

例えば最速の3ターン目で叩きつけると、次のターンにM20ソリン様で+1/+1カウンター乗せたら

4ターン目7/7接死魂絆が走って行く

こんなのやられる方はたまったもんじゃない。

 

また、相手盤面に厄介なシステムクリーチャーが居る場合はM20ソリン様のサクって3点ドレインを活用して除去を優先しよう。

確かに「吸血鬼ロードだから残しておきたい…。」と言う気持ちは凄く良く分かるけど、モダン環境で構築に選ばれるようなシステムクリーチャーにロクなヤツはいないと断言出来るからね。

 

最後に《実験の狂乱/Experimental Frenzy》にも少し触れておきます。

このカードの性質上、とにかくめくったカードを順番にプレイしまくるしか無いので迷う事もあまりない訳ですが、2枚目の土地だとかどうしてもプレイしたくないカードがめくれたら《臓物の予見者/Viscera Seer》で占術してボトムに送ってしまえる事を忘れないように。

 

オマケで発見した加速テクニックも書いておきます。

  1. モロフォン狂乱モードでわっしょい
  2. 手札が使えないので溜まって行く
  3. ある程度手札が溜まったら自ら狂乱を割る
  4. そして手札からタダ出ししまくる

モロフォン出た状態で狂乱でめくりまくった後、さらに追加で手札も出してしまえみたいな。

狂乱の主戦場であるスタンだと有り得ない動きなので、相手はびっくりする事間違いなしです。

 

以上、部族ビートダウンデッキ「マルドゥ吸血鬼」の構築記録でした。

一人でも吸血鬼に興味を持ち、闇の住人の仲間入りを果たしてくれると幸いです。

お付き合いありがとうございました!

 


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theuri Written by:

エクソダスからイクサランの相克まで約20年のブランクを持つ復帰勢、罠の橋を愛している。 デッキ構築を何よりの楽しみとしており、それを管理したり一人回しをシミュレートするWEBアプリを開発&運営中。 是非使ってみてください! Twitter:@uri_mtg

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