[Modern] バーニング・ブリッジ
突然ですが、私は《罠の橋/Ensnaring Bridge》が大好きです。
昔使っていたから、と言うよりは当時パックから出したこのカードが20年以上の時を経て実家から発掘され、それがキッカケでMTGに復帰したから思い入れが強いって感じでしょうか。
にも関わらず、罠の橋の名前を冠するメジャーなアーキタイプの1つであるあのデッキを組んだ事が無いことに気付きました。
そう、今回組んでみたのはコチラ
メイン (60)
土地
19枚
クリーチャー
10枚
相手を燃やし尽くす火力と、罠の橋の堅牢な防御力を併せ持つ超カッチョいい名前のデッキ!
ラヴニカの献身で登場した例のカードと相性がグンバツじゃん?と思ったのもあって割と強そうな感じがしてます。
最近名前は見ないけど、質実剛健なバーンデッキとして紹介します。
舞台照らしがエライ!
まずバーンってデッキは土地が少ないから、土地1枚でキープすると土地事故を起こし勝ちです。
一応1枚でキープ出来る基準みたいのも有るには有るようですが、かなり厳し目。
普通はマリガンせざるを得ない事が多いと思われます。
しかしバーンは手数が勝負、手札を減らすマリガンは可能な限り避けたい…。
そんな時に覚えておくと役立つ小技!
- 土地が1枚しかないよ。
- 裂け目の稲妻があるよ。
- 舞台照らしがあるよ。
私はこの条件なら土地1枚でもキープです、理由はこんな感じ。
まず初手は土地を置いて《裂け目の稲妻/Rift Bolt》を《待機/Suspend》させてエンド。
ターン帰ってきたら、アップキープに待機が終わった裂け目の稲妻を相手の顔面にバチン。
時間差のおかげで、2ターン目に0マナで絢爛を達成できる訳です。
んで通常ドロー、土地を引けなくても初手に置いた土地で赤マナ出して舞台照らし、土地1枚でも合計3枚ライブラリを掘り進める事が可能となります。
ちなにに通常ドローのみと、舞台照らし込みの土地を引ける確率差を計算するとこうなります(※土地は19枚のリストです)
1枚ドローのみの演算結果
212,000回の試行結果
72,147回の該当
約34.04%の確率
※誤差考慮30.97%~37.11%の範囲
3枚ドロー換算の演算結果
212,000回の試行結果
153,005回の該当
約72.18%の確率
※誤差考慮69.12%~75.25%の範囲
なんと2倍以上の差になるんだよ!凄いよ!!
試しにドローしてから2枚追放してみたらショックランドきましたね、72%も有ればそれなりに引けるよねってお話。
コレで引けない場合は、前世で犯した罪を償っていると思って次のドローにお祈りを捧げましょう。
こんな計算がスッと出来ちゃう計算機はこちら!
https://mtg.theuri.net/%e8%a4%87%e6%95%b0%e6%9e%9a%e5%af%be%e5%bf%9c%e5%9e%8b%e3%83%89%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%9f%e3%83%a5%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%82%bf/
宣伝終わり(雑)
とにかく、コレはキープするに値する確率なんじゃなかろうかと言うのが私の結論です。
舞台照らしがイケメン!
罠の橋を貼って、相手の攻撃は止めてるけどコチラも動けないよ!
もっとカード引きたいよ!
でも手札増やしたくないよ!
橋使いはかくもワガママなプレイヤーが多いものです。
そんな時にも舞台照らし、手札を使って追放領域に2枚確保する事で
- 手札を減らせる。
- 手は進められる。
凄いよね、この相性の良さ。
バーンの手札補充のために《精神嵐の冠/Mindstorm Crown》などが使われていたりしましたが、微妙に重いし手札詰まると痛いからねぇ。
相手のクリーチャーの攻撃を止めながら擬似ドロー出来るならそれに越した事は無いよねって感じで、バーニング・ブリッジが一番美味しく舞台照らしを使えるんじゃないかと思ってます。
もう罠の橋と結婚した方が良いね、コレは。
ケルドの巨石もエライ!
私の大好きな土地の1つ、《ケルドの巨石/Keldon Megaliths》は手札をエンプティに保ちながら好きな所に1点を飛ばし続ける事が出来ます。
手札消費の激しいデッキは、必ずどこかで息切れしてタメを作らないといけません。
そのタメの尺を稼ぐのが罠の橋で、タメてる間のフリートークでヤジを飛ばすガヤ芸人ポジションがケルドの巨石くんって訳です。
地味だけど、リソースを消費せずに起動出来るのは凄く強力。
それにバーン相手の1点は致命傷になりかねないって事を、相手のハートにしかと刻み込んでやりましょう!
戦略について
何を隠そう私はこう言う純粋なバーンはMTG人生の中でも初めてでございまして、実戦経験もなけば当然ノウハウなんかも一切ございません。
ネットで見かけるバーン戦略の基本、
とにかく迷ったら顔面に撃て!!
コレぐらいしか分かって無いので、むしろ皆さんにアドバイス貰いたいです(他力本願って言葉が好き)
一人回しで気付いたのは「罠の橋重なったら凄い邪魔だった」ぐらいですかね。
テンポロスしてでも、ちゃっちゃと置いてしまった方が良いのかどうか、ルーティング手段を入れるべきか迷うレベルでしたw
何度か2枚目が舞台照らしでめくれた時は感動しましたけどね、
このまま追放しちゃえば手札増えないしテンポロスもしないやん!
ってね。
籍入れるなら区役所着いて行くよ?
—
なんかデッキ紹介って言うより、舞台照らしを褒めたたえる記事になっちゃった。
そう思えるぐらい相性の良い組み合わせだと思うんだよねw
デッキ的には未知のアーキタイプ(私的にね)なので、取り敢えず使ってみてから詳細をレポートします、その時はダメ出しよろしくお願いします。
ホントに顔面に投げつけてるだけで勝てるなら皆使ってるだろって思うし、バーンもなんだかんだ奥が深いんだろうなって考えています。
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