[Modern] 呪われし騎士達/Cursed Knights Ver.1

馬鹿っぽいデッキ作りたい!と始めたシリーズ中に完成した成果物で、超重たい「呪い」をフィニッシャーとした色物デッキになるはずが「使って強し・謀って楽し・作って安し」な優良デッキが生まれました。
モダンに手を出してから、やれ毒でワンパンだの、やれコンボで瞬殺だのみたいなのばかりに注力していたので、こんなに真っ直ぐ戦うフェアデッキは凄く新鮮です。
余りにもお行儀の良い戦い方をするので、馬鹿デッキの名残を残す工夫として「せめて名前だけでも痛くしよう」と頑張ってデッキ名を考えました(タイヘンダッタナー)
みんな、爽やかに呪おうぜ!
デッキリスト
爆発力に関しては感染デッキやコンボデッキなどに比べると無いに等しいので、ワンチャンスで逆転とか言うのは期待できませんが、大崩れしない安定感が最大の武器です。
クリーチャー(12)
4 | 悪意の騎士/Knight of Malice |
4 | 善意の騎士/Knight of Grace |
2 | 豪華の王、ゴンティ/Gonti, Lord of Luxury |
2 | 呪われた魔女/Accursed Witch |
呪文(25)
1 | 思考囲い/Thoughtseize |
2 | コジレックの審問/Inquisition of Kozilek |
2 | 強迫/Duress |
1 | 英雄の破滅/Hero’s Downfall |
1 | 致命的な一押し/Fatal Push |
1 | 滅び/Damnation |
1 | 神の怒り/Wrath of God |
4 | 流刑への道/Path to Exile |
4 | 未練ある魂/Lingering Souls |
1 | スカラベの責め苦/Torment of Scarabs |
2 | 渇きの呪い/Curse of Thirst |
2 | 不幸の呪い/Curse of Misfortunes |
1 | 死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold |
1 | 残酷な現実/Cruel Reality |
1 | 圧倒的輝き/Overwhelming Splendor |
土地(23)
3 | 平地/Plains |
3 | 沼/Swamp |
4 | 乱脈な気孔/Shambling Vent |
4 | 秘密の中庭/Concealed Courtyard |
2 | 孤立した礼拝堂/Isolated Chapel |
4 | コイロスの洞窟/Caves of Koilos |
1 | ボジューカの沼/Bojuka Bog |
1 | 探知の塔/Detection Tower |
1 | 廃墟の地/Field of Ruin |
サイドボード(15)
3 | 真髄の針/Pithing Needle |
3 | 減衰球/Damping Sphere |
2 | 断片化/Fragmentize |
4 | 侵入者への呪い/Trespasser’s Curse |
2 | イクサランの束縛/Ixalan’s Binding |
1 | 疲労の呪い/Curse of Exhaustion |
戦略について
8枚のナイトとリンリンで殴れる方がアタッカーに、殴れない方がブロッカーにと役割分担してビートダウンします。
乗り越えられないのが出て来たら除去、絶望的な盤面になったらリセット、重要な呪文を唱える前にはハンデス。
超正統派の戦い方でお行儀良く振舞いましょう、メインボードは5マナ域に達するまでは「ただの白黒ビートダウン」にしか見えないハズです。
5マナ域に達したらおもむろに相手を呪いましょう、理想は《不幸の呪い/Curse of Misfortunes》ですが、5マナ以上の呪いは大体ヤバイのしか無いので、この際なんでも良いでしょう。
対戦相手が「何これ?」とカードテキストを確認する通過儀礼が終わったら、わからん殺しスタートです。
エンチャント対策していない相手だと、不幸の呪いが回りだしたらまず負けません。
クリーチャー主体の相手なら
不幸の呪い経由だとカウンターされないので、まず何より先に《圧倒的輝き/Overwhelming Splendor》で呪いましょう。
次のターンで《死の支配の呪い/Curse of Death’s Hold》をかければ、エンチャントが割れない限り本当に何も出来なくなります。
圧倒的輝きはマナ能力か忠誠度以外の全ての能力が起動出来なくなるので、相手の置物もほぼ全て無力化するので無人の野をナイトとスピリットトークンで駆け抜けるだけ!
クリーチャーが少ない相手なら
コントロールなどが相手なら《残酷な現実/Cruel Reality》を突きつける所から始めたい所ですが、カウンターが厄介です。
ハンデスを上手く使って不幸の呪いを通し、そこからカウンター不能の呪いツアーが理想的です。
コントロールデッキは基本的にダメージレースを拒否するので「防げないクロック」が苦手です、残酷な現実が通ればライフが20あっても4ターンで死ぬので、全力で処理しようとするでしょう。
そこで、バウンスされても再キャストが容易な《渇きの呪い/Curse of Thirst》がかなり頼りになるはずです。
ただ、青白コントロールで《天界の列柱/Celestial Colonnade》が多数投入されているようなら、圧倒的輝きを優先した方が良いです。
共通して言える事
ライフに圧力がかかっていると、呪いへの対処に分岐が生じます。(※生け贄だったり通す/通さないの判断とか。)
そしてそのライフに圧力をかけるのがナイトとリンリンって訳ですね、実に噛み合っています!
予想できない変化球
とあるフォロワーさんの勧めで、使ってみた所「異常に楽しかった」ので、最近マイブームのゴンティ様を着地させて、
ラグジュアリー4連ガチャ
を回して楽しみます。
CIP能力で相手のライブラリトップから4枚見て、強いカードが捲れたら追放してやりましょう。
実はこれ「残りの3枚をボトムに送る」と言う効果もめちゃくちゃ強くて、2/3接死のボディが残るって言うね。
ただの出し得
古来より日本人はガチャが異様に好きな民族です、目指せSSR!!(洗脳済)
サイドボードについて
部族デッキやトークンデッキ相手には《侵入者への呪い/Trespasser’s Curse》をガン積みしておくと、展開を大幅に阻害する事が出来ます。
ストームや親和相手には定番の《減衰球/Damping Sphere》を採用していますが、《疲労の呪い/Curse of Exhaustion》はこの両方とバーンなんかにもおもくそ突き刺さりますのでかなりお強いです。
ただし、重たいと言う弱点があるので減衰球との併用をオススメします。
機体やプレインズウォーカーが強いデッキに対しては《真髄の針/Pithing Needle》をさして時間稼ぎをしたい所です、機体はともかく圧倒的輝きはプレインズウォーカーにだけは手を出せないので割と重要。
あとがき
こんな感じのデッキなんですけど、わからん殺しじゃなくても対処がキツイらしくて同僚には勝ちまくっていますw
書き終わりぐらいで気づいたけど、アイキャッチの左下に途中で番組を降板させられたはずの《苦心の魔女/Bitterheart Witch》が映り込んでいますねぇ…。
女優の呪い的なアレでしょうか、怖いですね。
まぁ降板理由が「放置されるから」だったので、アイキャッチ画像の方も放置してみましょう(ヒドイ)
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[…] 今モダンで凄いお気に入りの呪いデッキでドミナリアの白黒騎士が大活躍しているから、来年ラヴニカの献身がリリースされたらこっちに寄せるかもしんないです。 […]