[Modern] URアトミックランプ
研究を進めている《パワーストーンの破片/Powerstone Shard》を使ったランプ系のデッキですが、前回の構成だと運ゲーにも程があるってぐらいムラがあって、精神隷属器が無限コンボに入っても相手が理解して投了するまで変な空気になる終始地味な雰囲気が漂うマッチになってしまいました。
そうじゃない、こう言う事がしたいんじゃない。
《パワーストーン/Powerstone》ってのは本来もっと危険な物質なのです、wikiによるとパワーストーン/Powerstoneとは、絶大な魔力を秘めた魔法の宝石。その力は、我々の世界で例えるならば核兵器に匹敵するという。それを持つものは世界を変え野望を果たす力を手にする。
核兵器に匹敵する
そう、パワーストーン=アトミックなのだ(超意訳)
この原子力に匹敵するエネルギーを爆発させるため、私はデッキに赤をタッチした。
デッキリスト
とまぁ、パワーストーンには中々香ばしい設定が有るようなので、それに従い「ロマン砲」をぶっ放してみようかと思います。
本命の砲台は《苦悩火/Banefire》です、M19に再録された事で存在を知ったのですがX≧5で「打ち消されない」かつ「軽減されない」ため、相手が青い日も安心のエンドカードとなります。
クリーチャー(12)
4 | 戦利品の魔道士/Trophy Mage |
4 | エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor |
4 | 鋳造所の検査官/Foundry Inspector |
呪文(29)
4 | 血清の幻視/Serum Visions |
4 | 加工/Fabricate |
1 | 明日からの引き寄せ/Pull from Tomorrow |
2 | 赤の太陽の頂点/Red Sun’s Zenith |
1 | 苦悩火/Banefire |
4 | パワーストーンの破片/Powerstone Shard |
4 | 彫り込み鋼/Sculpting Steel |
3 | 罠の橋/Ensnaring Bridge |
1 | 狂乱病の砂/Sands of Delirium |
1 | 探検の地図/Expedition Map |
4 | アンティキティー戦争/The Antiquities War |
土地(19)
10 | 島/Island |
2 | 山/Mountain |
1 | 硫黄の滝/Sulfur Falls |
1 | シヴの浅瀬/Shivan Reef |
1 | 霊気拠点/Aether Hub |
1 | 天才の記念像/Memorial to Genius |
1 | 発明博覧会/Inventors’ Fair |
1 | 廃墟の地/Field of Ruin |
1 | アカデミーの廃墟/Academy Ruins |
構築について
まずベースは青単で、赤でタッチしたカードはたったの3枚だったりします。
まずはロマン砲である《苦悩火/Banefire》、これの採用理由は前述の通り「X≧相手のライフ≧5で撃てれば勝ち確」です。
そして後の2枚は《赤の太陽の頂点/Red Sun’s Zenith》、プレイヤー・プレインズウォーカー・クリーチャーを対象に取れるX点火力で、クリーチャーを破壊した場合は追放する事が出来る。
打ち消されなければその後ライブラリに戻るため、ある程度使い回しが効く除去として機能してくれる優れものです。
勿論マナを持て余しているならこれで本体を直接焼いてもOK。
青単バージョンでの実戦を通じて学んだ事は、コスト軽減を並べるのが早ければ早いほど強いと言う事。
前のリストでは《エーテリウムの彫刻家/Etherium Sculptor》しか入れてなかったので《加工/Fabricate》でしかサーチ出来ず、安定感の無さが顕著でした。
今回のリストでは新たに《鋳造所の検査官/Foundry Inspector》を4枚投入し、コスト軽減そのものが8枚、これらをサーチできるカードが9枚と言う17枚体制で安定感を獲得しました。
サーチ経由でコスト軽減を出すテンポロスは痛いですが、複数枚並びだすと《修繕/Tinker》もビックリの「サーチして直接場に出す」のと同じ状態にまで加速します。
優先順位と必要枚数を把握する
実戦はまだなのでアレですが、このデッキは結構練習が必要なタイプっぽいです。
各種アーティファクトを場に出していく優先順位と、これ以上は必要ないよと言う最大枚数の基準が存在します。
タイプ | 優先順位 | 必要枚数 |
---|---|---|
コスト軽減 | 1位 | 3枚 |
罠の橋 | 2位 | 1枚 |
パワーストーン | 3位 | 4~5枚 |
何がともあれコスト軽減を優先して場に展開していきます、当然バシバシ割られるので補充する形。
最低でも2枚は場に出した状態にしておきたい所です。
《彫り込み鋼/Sculpting Steel》は「その時必要な物のコピーとして場に出す」と言う柔軟なカードです。
大抵はパワーストーンのコピーで出す事になりますが、ブリッジが割られたら即死とか言う状況なら水増しするとか、これを使いこなせれば戦術の幅が広がる事でしょう。
なお、コスト軽減が3枚並んでしまえば「彫刻家以外の全てのアーティファクトが(0)になる」ので、後はパーティータイムを満喫するだけです(勝てるとは言ってない)
サイドボードについて
親和とか言う凶悪デッキのせいで、アーティファクト対策は基本中の基本レベルっぽいのが悩み。
完全にとばっちりである。
この辺りはおいおい考えて行くことにしましょう。
あとがき
赤い頂点がとにかく使いやすいので3積みとかしたい衝動に駆られますねw
抜く候補としてはアンティキティー戦争なんだけど…パーティータイム中に連打した時のアドバンテージの増え方がちょっと異常過ぎて楽しいんですよね(中毒)
あ、どっちも3枚3枚にすれば良いか。
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