[Pioneer] 潜在能力ホネ・ロック/Possibility Skeleton Lock

今、パイオニアでは《吹き荒れる潜在能力/Possibility Storm》を使ったコンボが流行っているらしい。

カードのテキストを読んだ私はコンボの内容を調べもせずに、半ば衝動的に潜在能力を4枚購入していました。

右手が…疼くッ!!

その日は一晩中、ストレージのカードを夢中でひっくり返す私の姿がありました。

まぁ毎日のようにひっくり返してる気がするけど。

 

てな訳で、吹き荒れる潜在能力で遊んでみましょう!

購入してから流行ってるコンボを確認したんだけど、どうやら適当なソーサリーから《無限への突入/Enter the Infinite》をめくって、その効果でライブラリを全部引いて《怒れる腹音鳴らし/Borborygmos Enraged》をライブラリに戻し、適当なクリーチャーから戻した腹音鳴らしをめくって、手札の土地を全部捨てたら相手が即死って感じ。

いいね(好き)

 

こう言うの見ると、私も負けじと変なデッキ作りたいって思うんですよね。

ただしこのカード自体が地味に高かったから、他はお安くまとめたいなって事で、比較的資産が豊富なマルドゥカラーで組む事にしました。

M20の法の定めと組み合わせると強力なロックがかかるのでは?と気付いたってのと、そのギミックを使うなら黒が欲しいなって事でマルドゥ、白黒赤です。

 

やる事が決まれば仮組までは超早い、王道から目を背けてクソデッキを作り続けて来た残念な経歴は伊達ではありません。

早速自前のシミュレータで一人回しを開始、出来立てのデッキを回すのは何歳になってもワクワクするね!

 

しかし、10回もリロードしないうちに恐るべき事実に気づく事になりました。

 

ロックが強力すぎて自分も動けなくなると言う事実に(バカ)

 

そこから結構時間をかけて、コンボに至るまでの動きや自分だけ阻害されないカードなどを模索&調整し、恐るべきロックデッキがここに誕生しました。

<潜在能力ホネ・ロック/Possibility Skeleton Lock>

年末はゆったりとゲームをロックして、のんびりと対戦相手を叩き殺すゲームをしてみませんか?

 


戦術について

このデッキは全プレイヤーに「手札から呪文を唱える事が出来なくなる」事を強制して、こちらは「抜け道を駆使してリソースを確保する」事で勝利を目指します。

手札から呪文が唱えられない、それはフェアデッキからすると「完全ロック」と言っても過言では無い状況なハズです。

まずロックする方法ですが、吹き荒れる潜在能力と《法の定め/Rule of Law》を戦場に出せればOK。

仕組みはこんな感じ

  • 手札から呪文を唱えると潜在能力が誘発して、唱えた呪文が追放される。
  • そのコントローラーのライブラリトップから、同じタイプを持つカードがめくれるまでひたすらカードを追放していく。
  • 同じタイプのカードがめくれたらコストを支払う事無く唱えても良いが、既に1つ呪文を唱えている(※最初に追放されたやつ)ため、法の定めの効果で唱える事は出来ない状況になる。

これは手札からは絶対に何も唱えられない事を意味します。

勿論自分もこの状況になるので、盤面によっては確定で負けてしまうので状況を読む力が必要になってきます。

 

抜け道について

要は「手札から唱えなければ良い」だけの話なので、《組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton》を墓地から場に戻したり、《不死身、スクイー/Squee, the Immortal》を墓地や追放領域から唱えたり、ミシュランで普通に殴ったりすれば、問題無く相手を倒す事が出来ます。

そう、この細クロック達がフィニッシャーだ!

 

ロックを決める順番

上記の通り2枚とも場に揃えてしまうとロック状態になるので、その前に盤面をある程度コントロールしている必要があります。

一番重要なのは潜在能力と法の定めを出す順番。

机上の理論になりますが、概ねはこんな感じになると予想しています。

 

対コントロール系

カウンター呪文が入ってる可能性のあるデッキや、除去が大量に入ってるような相手に法の定めを先に出してしまうと、ハンデスによる前方確認が出来なくなるのでご法度。

逆に前方確認から潜在確認を先に着地させられれば面白い事になる。

例えばカウンター呪文を唱えたのにドロースペルに化けて着地を許したり、除去呪文を唱えたのにカウンター呪文に化けてアド損したり(カオス)

なお、コントロール系のデッキはクリーチャーが少ない代わりに、オーコやテフェリーなどのプレインズウォーカーがまず採用されていると思って間違い無いので、それらが着地済みの場合はロックを急がないように。

 

対アグロ系

これは法の定めを先に出すのが絶対おすすめ、アグロデッキは「金太郎飴」なので、潜在能力が誘発しても似たようなカードが飛び出してくるだけで効果が薄いです。

減速さえできれば、ドーンとリセットしちゃってからロックで勝ちなんじゃないかな(適当)

 

対コンボデッキ

イゼフェニ相手なら法の定めだろうし、灯争カーンや願いのフェイでサイドボードから変な事してくる相手なら潜在能力だろうし、臨機応変に立ち回る必要があります。

ある程度メタゲームの勉強はしておいた方が良さそうですね。

 


実際にプレイしてみた感想

1戦だけ試運転してきまして1-1、使用感などを一言で表すと

すげえ楽しい!

うん、これは楽しいぞ。

特に潜在能力が単品で着地してる状態、これがお互いカオス過ぎて非常に面白かった。

全ての呪文がガチャになるから、構築段階である程度寄せてるとは言え半分運ゲー。

ライフも盤面もヤバいから《燻蒸/Fumigate》めくれろ!と《強迫/Duress》を唱えたのに《思考囲い/Thoughtseize》がめくれて「ライフ無いゆうてるやろ!」みたいな、撮れ高までケアしてくれます。

 

お相手がグルール・アドベンチャーだったため、ロックした後に進行中の出来事(=追放領域)から砕骨の巨人と恋煩いの野獣を唱えられてヒヤっとしたけど、動けない野獣は放置、巨人はひたすらガイコツでチャンプブロックで膠着。

そしてこちらのハンドが7枚を超えて追加のガイコツをディスカードし始めた所で「あっ、そう言う事?w」と悟ったようで投了されました。

 

なお、今回は引けなかったのですが《神話実現/Myth Realized》にはかなり期待しています。

リセットに巻き込まれないし、ロック後は解決されないだけで「唱えた時」は誘発するから育てる事が出来て、なおかつ絶対にマナフラするから際限なくデカくなれます。

潜在能力だけが出ている状況なら、1マナで撃てる神話実現がもう一つのパーツである法の定めを探しに行ける強力なサーチ呪文になると言うシナジーも見逃せないポイントです!

 

以上、潜在能力ホネ・ロックの紹介でした!

 


あとがき

これ本当は法の定めじゃなくて、私の大好きな呪いである《疲労の呪い/Curse of Exhaustion》でやりたかったんですよ、相手だけ唱えられなくなって超つええやん?ってw

しかし闇の隆盛はイリーガル、強力な呪いは軒並みイニストラードブロックなんだよね(凄い残念)

theuri Written by:

エクソダスからイクサランの相克まで約20年のブランクを持つ復帰勢、罠の橋を愛している。 デッキ構築を何よりの楽しみとしており、それを管理したり一人回しをシミュレートするWEBアプリを開発&運営中。 是非使ってみてください! Twitter:@uri_mtg

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