[ニューカペナの街角] 注目のカード – 青

皆さんごきげんよう、「ニューカペナの街角」の注目している青いカードの紹介です。
量は多く無いですが、すぐにでも試してみたいカードがチラホラとあったので、具体的な使い道なんかも添えてお伝えします。
耳打ち
シングルシンボル2マナのインスタント、ライブラリトップを2枚見て、1枚を手札に、もう1枚をボトムに。
また、新メカニズムの犠牲1でコピー可能となっている。
時折現れる「1マナ重くなった代わりにインスタントになりました!」シリーズ、今回は《手練/Sleight of Hand》のリメイク(調整版)です。
正直な話をすると、モダンで禁止級の《定業/Preordain》が1マナ重くなった代わりにインスタントになった《熟考/Deliberate》がモダンで使われているか?と問われると「そうでもない」と答えざるを得ません。
しかし、この耳打ちに付いている犠牲を活かせるデッキであれば、ライブラリを4枚掘りつつ手札が増えて、何かクリーチャーをサクった事によるメリット(またはデメリットなし)も得られるため、単純に強そうに見えます。
例えばそうですね、
- 縫い師への供給者
- 恐血鬼
- 墓所這い
こいつらサクリ得みたいなとこあるし、ヴァイン系のデッキに入れると良さそう。
耳打ちや手練は「手札に加える」タイプなのでドレッジとは噛み合わないし、セルフミル系は墓地に落ちて欲しくないカード(=唱えなければならないミルカード)が一定数入ってる訳だから、そう言うミルカードを墓地に落とさず探しに行けるのは非常に噛み合っているように思います。
後はそうですね、ヴァインに飛んできた追放除去を「犠牲でかわす」とか、そう言うテクいプレイングが役に立つシーンがあるかも知れないですね。
溜め池のクラーケン
ダブシン4マナ6/6トランプル・護法(2)と言う、青らしからぬ破格のマナレシオを持つクリーチャー。
一体どんなデメリットがあるのやらと思ってテキストを読み進めると、コンバット開始時にコイツがアンタップ状態なら、対戦相手は自分がコントロールしているアンタップ状態のクリーチャーをタップする事で、こいつをタップしてしまう事が可能らしい。
しかしその際に、こちらに1/1アンブロの魚トークンが生成されるらしいので、何故かボードアドバンテージが得られる模様。
いや、なんでこっちが得するのか全然分からんけどw
そもそも第1メインに相手のアンタップ状態のクリーチャーが居ない状況を作ってしまえば、ただの4マナ6/6トランプル・護法(2)って言うバケモンやん?
予約価格見てきたら200円前後だったんだけど、これマジ?
青単テンポのフィニッシャーで使ってみたいから、取り合えず買っておこうと思う。
盗聴
シングルシンボル5マナのエンチャント、出た時に秘匿5でカードを追放する。
常在型能力としては、自分のドローステップに追加ドローを行い、その後手札が9枚以上なら秘匿しているカードを「マナコストを支払わずにプレイしてもよい」を持ちます。
クソデカとまでは言わないけど、重めの置物。
最近、いわゆる王道的な青白コンに回帰してて、久々に使ったら「こんなに強かったっけ?」みたいな感覚になっておりまして。
そんな青白コンは英雄テフェリーを普通に出せるデッキなので、5マナぐらい普通に出るくね?って事で、軸をズラしたアド源として採用ワンチャンと思ってます。
理由は
- 毎ターン1枚ずつハンドアドバンテージを得られるし、手札が9枚になると奥義みたいなものが炸裂するので、実質プレインズウォーカー。
- しかしプレインズウォーカーではないため、殴られたり邪熱で焼かれたりしないので、実質除去耐性持ち。
良いように言い過ぎか。
5ターン目に英雄テフェリーをドーンして、小プラスして土地2枚起こしてカンスぺ構え。
確かに理想ではあるけど、実際は盤面掃除が終わってなくて「我慢のターン」になる事が多いです。
そこでこんなよく分からない置物出てきたら、流石に「ファッ!?」ってなるん違うかと。
あと地味に《スカイクレイブの亡霊/Skyclave Apparition》で消されないのも評価ポイントで、最近の青白コンで神ジェイスが絶滅危惧種になって、英雄テフェリーが大繁殖してるのは、この辺少なからず影響してるんじゃないかと思っています。
軽蔑的な一撃
最後は新カードでも何でもない、定番の対大技用カウンターでゴリゴリの再録カード。
注目ポイントはアートとフレイバーテキストの合わせ技。
ラフィーン氏が「全部知ってた」と言う、予知能力の凄さをドヤっているシーンのハズだが、アートでは呪文は弾いたものの、火の玉が思ってた方向からは飛んでこなくて「やべ、そっちか」ってなってるように見えて、妙にツボに入ってしまった。
場所と時間までは分かってたけど、方向までは分からなかったのかな?とか考えると、たまりませんね!
あなたがこの場所でこの時間にこの呪文を唱えることは、一年前からわかっていました(震え声)
推せる。
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以上、ニューカペナの街角「注目の青いカード」の紹介でした!
耳打ちが直ぐにでも使ってみたい性能なので、ヴァイン系のデッキを準備しておこうと思います。
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