[モダン戦略] 続唱リビングエンドを攻略する – ゴブリン編

2022年7月9日

皆さんごきげんよう、続唱リビエンを攻略中の管理人です。

前回紹介したURデルバーは「まぁ勝てなくは?ないけど?みたいな?」ぐらいの相性だったので、今回は違うデッキをぶつけてきました。

<ジャンド・ゴブリン/Jund Goblin>

リストを見た感じは「即死コンボ搭載アグロ」ってイメージで、実際に使うまではコンボをチラつかせて圧をかけながらビートダウンするデッキだと思ってました。

まぁ実際プレイしてみたら色々アレだったので、結果的に対リビエン専用の特殊な立ち回りを発見した事により、相性が改善された印象。

まともな立ち回りではないんだけど、対リビエンの攻略記事としては正解だと思うので、参考にはなるんじゃなかろうか。

 

それでは第2回目の攻略記事、スタートです。

 


ハンデスを逆手に取る

ニチャァ度:★★★★★

管理人感想:してやったり感が凄くて気持ちいいですよ(ニチャァ)

内容

コンボデッキは「パーツを集めるデッキ」とも言えるので、折角引いたパーツをハンデスで叩き落とされるのは当然キツイ。

前回も紹介した通り《悲嘆/Grief》がハンデスしながら墓地にダイブしてきます。

コンボパーツや妨害カードを抜いて、リビエンが通ると戻って来て「もう1枚抜けるドン!」のコンボですね。

対処方法

一見どうしようも無さそうな、リビエンによる盤面流し&計2枚抜きのムーブ。

初めの2戦ぐらいは顔真っ赤にしてたんだけど、冷静に考えるとリビエンは「解決前に墓地にいるクリーチャーが全部戻って来る」訳だから、

予め墓地にコンボパーツ置いておけば良いんじゃね?

と言う事に気付いたのです。

即ちハンデスを逆手に取り、わざとコンボパーツを抜かせて・・・・・・・・・・・墓地に置いておけば、相手がリビエンを解決した時、こちらの盤面ではコンボが完成すると言う理屈。

こんな感じ、相手の盤面が地獄絵図だけど勝ってます。

これは詮索者が召還酔いで次の自分のターンのドロー前(=アップキープ)まで詮索者が処理されないのが条件でしたが、酋長とかと一緒に出ればそのターンに勝ちです。

つまり、こちらはなるべく「コンボパーツ以外を優先的にプレイ」して行き、手札にコンボパーツしかない状況を作ればハメやすいと。

 


超厚かましい借り手

リビエン適正度:★★★★★

管理人感想:パーミッション系のデッキですら干渉が難しい魂力能力がヤバ谷園。

前回の記事をご覧になっていない方のために簡単に説明すると、ネオ神河に生息する《巨大な空亀/Colossal Skyturtle》が、リビエンにおいては実質厚かましい借り手の上位互換でヤバイですぞってお話。

内容

詮索者コンボは、トップにキキジキが置かれる直前に詮索者をどけられると不成立となる。

具体的には詮索者が着地するとこまでは簡単だが、ボガートの先触れを着地させるスタックで干渉される事になる。

こんな感じでスタックに乗せた所に、

ヒギィッ

これだけでコンボが不発に終わって大きな隙を晒してしまう。

対処方法

詮索者の召還酔いが解けていないとコンボが始まらないので、

  1. 詮索者出し直し。
  2. 相手ターンを跨いで生還、または速攻を付与。
  3. トップにキキジキを積み込む。

と言う手順が必要となり、2と3の要求値が高いため「次のターンに再び王手」とは中々ならない。

つまりバウンスは困る、超困る。

ジャンド・ゴブリンではそもそも干渉出来ないんだけど、このインスタントタイミングのバウンスは、通常のカウンター呪文や3テフェでも防げないって考えたらかなり強いよね。

暴力的な突発でも同じタイミングで妨害出来るんだけど、あっちは通常のカウンター呪文でも3テフェでも止まる訳だから、まだマシなのかも知れない。

そして、こうやって妨害しながら墓地にフィニッシャーを送り込めるのは無駄が無さすぎて美しいまである。

勿論ジャンド・ゴブリンでは対処方法は無い。

 


スカタン構えてゴー

特殊立ち回り度:★★★★★

管理人感想:リビエン相手にしか使えない立ち回りでおハーブ。

内容

こちらが余りにもしつこく「ハンデスの裏目」を狙うもんだから、遂にお相手が悲嘆をサイドアウトして、インスタント除去をモリモリにしてきた。

ハンデスによる妨害が無くなったので、

  1. 土地、ゴブ賛美。(返しに焼かれた)
  2. 土地、詮索者。
  3. 土地、ボガートの先触れ、3キル。

真っすぐ行ってグーで殴る

が成立した事もあったけど、ギリギリまで引き付けてのインスタント除去を繰り返されると、

まぁこうなるか、時間与えすぎなんだよね。

対処方法

色々な立ち回りを試した結果、蓄積カウンターを1つだけ乗せた《霊気の薬瓶/Aether Vial》《スカークの探鉱者/Skirk Prospector》を構えるのが最適解だと言う事が分かってきた。

相手が「絶対コンボ邪魔するマン」になったとて、結局リビエンを唱えるなら、

  1. 暴力的な突発 or 断片無き工作員を唱えると続唱が誘発。
  2. 続唱で死せる生を捲って唱える。
  3. そのスタックで薬瓶からスカタンを投げて、薬瓶の能力を解決する。
  4. 再び死せる生の解決の優先権でスカタンの能力をスタックに乗せる、スカタン以外の全てのゴブリンをサクり、最後にスカタン自身もサクる。
  5. 死せる生を解決、今サクったゴブリンが全部戻って来る。
  6. 暴力的な突発 or 断片無き工作員を解決。

コンボが揃ってなくても、女看守や先触れが一緒に戻って来ていれば大体揃って勝てるし、そうでなくてもコンボパーツは最優先で焼かれているハズだから、結果的に「何か起こりそうな盤面」になりやすいです。

こんな感じで強引に殴り倒したりとか。

変な立ち回りだけどこれが一番強い気がする。

スカタンが2枚しかデッキに入ってないから、女看守や先触れでサーチするのも全然アリです。

 

以上、ジャンド・ゴブリンで続唱リビエンを攻略するとこんな感じになると言う一例でした!

リビエン側のクリーチャーがデカいせいで、ほぼアグロ戦略は取らなかった(取れなかった)です、清々しいほどにコンボ狙いしかせんかったw

 

そう言えばこのデッキを使っていて「試してみたい事」が出来たので、次からはカスタマイズしたジャンド・ゴブリンで続唱リビエンを攻略していきますよ!

それではまた次回。

 


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Posted by theuri