[モダン戦略] 続唱リビ…4Cオムナスを攻略する – ゴブリン編

皆さんごきげんよう、続唱リビエンを攻略しているつもりだった管理人です。
前回は「対リビエン専用の立ち回り」を発見した事で、ジャンド・ゴブリンで勝ち越せたよーってお話でした。
んで、このデッキをプレイしていると、立ち回り以外にも思うところがありまして。
ジャンド・ゴブリンってさ、緑マナが出て、クリーチャーが30枚以上入ってるデッキな訳だから、
カンパニー、相手は死ぬ。
って、なるじゃないですか?
運が良ければ相手のエンド時に「コンボパーツが2枚とも場に出る」可能性があるの凄いよね。
最強やん(早計)
と言う事で、前回のリストから《英雄たちの送り火/Pyre of Heroes》3枚を全て《集合した中隊/Collected Company》に入れ替えたデッキを握りしめて、ウッキウキで対戦しに行ったのが今回のお話。
一体どうなったのでしょうか。
サイクリングして来ないんだが
不気味度:★★★★★
管理人感想:ははーん、さてはデッキ変えたな?
内容
こちら先攻、土地置いて薬瓶でゴー。
お相手、フェッチランド置いてゴー。
こちら2ターン目、土地置いて詮索者出してゴー。(※お相手エンド時にフェッチ切ってトライランドをタップイン。)
お相手、土地置いてゴー。(※こちらエンド時に薬瓶からゴブ賛美。)
こちら3ターン目、土地置いてボガートの先触れ。
お相手「投了します。」
いや、片づけるの早すぎて草。
対処方法
なんかマッハで投了されたけど、この土地の出し方は恐らく4Cオムナスですね。
変な立ち回りでリビエンを何度もハメ殺したから、デッキをローテしてきたのかも知れない。
と言う訳で、今回から「4Cオムナスの攻略記事」として再スタートとなります。
お相手の4Cオムナスは多分こんな感じ
親の顔より見た度:★★★★★
管理人感想:散々轢き殺されたので、リストはほぼ頭に入っています。
内容
現モダン環境では、文句なしでTier1クラスのミッドレンジ。
オムナスの雑ライフゲインのせいで生半可な火力では倒しきれず、長引くほどに暴力的なアドバンテージ差をつけてくる恐るべきデッキです。
これと対戦する多くのデッキは「山場を凌がれたら大体負ける」と言った印象を受けるんじゃなかろうか。
ただ、管理人のメタゲーム内の4Cオムナスは、ヨーリオン型の80枚デッキではなく、《孤児護り、カヒーラ/Kaheera, the Orphanguard》を相棒とした普通の60枚デッキとなっています。
デッキ名を冠するオムナスは、スタン最速禁止カード記録を持つ《創造の座、オムナス/Omnath, Locus of Creation》が4枚、通称「マシな方」の《乱動の座、オムナス/Omnath, Locus of the Roil》が1枚となっている(と思う)
デッキの動きとしては
- 孤独
- 激情
- 緻密
- 熟考漂い
このへんの想起エレメンタルと《発現する浅瀬/Risen Reef》や《儚い存在/Ephemerate》を組み合わせて、対戦相手が気の毒になるぐらい滅茶苦茶する事で勝利を目指してきます。
サポートとして《炎族の先触れ/Flamekin Harbinger》や《煙束ね/Smokebraider》で部族支援をしつつ、万能除去の《虹色の終焉/Prismatic Ending》で序盤を抑え込み、土俵であるミッドレンジに引きずり込んできます。
とにかくアドバンテージを得る事に長けたデッキなので、一度回り始めるとみるみるアド差がついて行き、心が折れそうになります。
対処方法
そんなものがあるなら、管理人の愛しいクソデッキ達がお蔵入りになる事は無かっただろうに。
付け入るスキがあるとしたら、この4Cオムナスは「マネーパイル」の域までは達していない(=レン6やラガバンが入っていない)ので、いくらかの弱い行動のターンが存在するはず。
うん。
-- 敗北の日々を回想
そう言う問題じゃない気がするけど、取り合えず頑張ってみよう。
儚い存在がアレすぎる
理不尽度:★★★★☆
管理人感想:コモンだし禁止で良いと思うよ。
内容
初手で孤独か激情をブリンクされて、そのまま殴り倒されるクソゲーがそこそこ発生する。
また、どちらをブリンクされてもこちらの場だけ複数枚除去される上に、反復があるせいでタイミングによっては返しのターンに再展開も出来ず、テンポまで奪われる極悪コンボです。
2枚コンボかつ手札を3枚使うのは痛手に見えるが、実際はたった白1マナでアドバンテージを取る事さえある(反復まで含めれば)ため、多くのクリーチャー戦術を根本から否定してしまっているように思う。
出た時誘発、ブリンクして誘発、反復で誘発となるので、孤独なら最大3体追放、激情は相手のクリーチャーやプレインズウォーカーによるが、概ね壊滅する。
そして孤独なら3/2絆魂が、激情なら3/3二段攻撃のお肉が残る。
ここに浅瀬が出ていようものなら、何回もライブラリトップを捲ってアドバンテージを得続ける上に、たまらず浅瀬に除去を当てると孤独や激情が残るので吐きそうになる。
対処方法
呪禁持ちのクリーチャーなら回避出来るが、場に残る「お肉がそもそも強い」ので根本的な解決にならず、最近絶賛高騰中の《倦怠の宝珠/Torpor Orb》で出た時誘発を消すと、除去誘発は防げるものの、想起による生け贄強制も消えるので強いお肉が残ってしまう。
後者の場合はカードを2枚使わせているのでアド取れてますが、お肉を処理しないと殴り倒されるので、結局は除去するかカウンターするしかない事になります。
当然の事ながら、上記2体のエレメンタルだけでなく、オムナスを除去から守ったり、着地済の想起エレメンタルをブリンクして再利用したりと応用はいくらでも効きます。
浅瀬の誘発やブリンクで除去回避とかに文句言うのは流石に私怨入ってる(ごめんなさい)けど、1マナで唱えられるのがダメなんだと思うんだ。
実際に相手先攻の初手の応酬では、こちらも孤独や否定の力をピッチコストで当てに行かないと、もう1マナで孤独も激情も除去出来る呪文なんて、パスか稲妻クラスの3点以上のダメージ呪文ぐらいしかないからね。
無理ゲーすぎる
手も足も出ない度:★★★★★
管理人感想:また心をへし折られた。
内容
とにかく小粒なクリーチャーを並べるゴブリンデッキで戦うと、
こうなる。
並べても並べても、激情1枚で壊滅、並べなおしても儚い存在で激情をブリンクして壊滅(無理ゲー過ぎる)
なんやかんやで最初の3キル以降全て負け、通算1勝5敗で心が折れました。
ジャンド・ゴブリンはメインに除去が入っていない上に、コンボ始動のスタックで孤独で詮索者を除去すれば止めれるのが、相性の悪さに拍車をかけていますねw
対処方法
明らかに相性の問題なので、デッキ構成を変えるしか対処方法は無いと思います。
とにかくメインから除去を入れたら、ある程度ですが相性が改善されると睨んでいます。
コンボに使うスロットを避けつつ、どうやってネジ込むかを考える必要がありますね。(ゴブリンカウントが減るのも痛い)
余談ですが、対戦相手に
激情4枚入れたら強いと思う
って言われまして。
そりゃそうなんだけど「ゴブリンデッキなんだよなぁ」って言うプライドがね、それを捨てる所から始めないとダメなのかも知れませんねw
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以上、再び4Cオムナスが来襲してきて、見るも無残に惨敗したお話でした。
想起エレメンタルは勿論だけど、雑にオムナス出て来るだけで大変な事になるので、正直勝ち目が見えません!
そう言えば…冒頭でウキウキしてたカンパニーですが、土地20&マナクリ6の構成なので、盤面を除去されまくるとカンパニー撃てない事が判明しました。
次回の攻略は…どうしようかな、正直キツイなw
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