[団結のドミナリア] 注目のカード – 黒

皆さんごきげんよう、今日も今日とて「団結のドミナリア」の個人的に注目しているカードを紹介して行きます!
今回は黒ですが、とにかく「ヴェリアナがスタンに再録」ってのが大ニュースでしたね。
ヴェールのリリアナ
と言う訳でヴェリアナさん、かつては神ジェイスと並びモダンを代表するプレインズウォーカーと言っても過言ではないレベルのカードでした。
今更能力を語るまでもないですが、モダンの環境がガラリと変わり、ここ1年ぐらいはすっかり見なくなったのに、大して値崩れしなかった不思議なカードでもあります。
モダンには何の影響もない再録ではあるのですが、一つ上の環境であるパイオニアには大きな影響がありそうだと言うのが大方の見解のようです。
現在メタの一角であるパルヘリオンデッキには既に内定しているようだし、かつてのモダンの王者「ジャンド・グッドスタッフ」のパイオニア版が作れそうだとか、多方面から期待されていますね!
そんな新ヴェリアナ(通常版)の予約価格は6,000円ぐらい、多少は安くなりましたが、期待されているパイオニアで大きな成果を上げれば再び8,000円ぐらいにはなるかも知れませんね。
甦りし悪夢、ブレイズ
ダブルシンボル3マナ3/3の伝説のナイトメア、自分の終了ステップに誘発する選択式の能力を持つ。
モダホラ2で突如モダンリーガルになった煙突おばさんが、1マナ軽くなって能力も一新して甦りました。
元の能力はこんな感じ。
各プレイヤーのアップキープの開始時に、そのプレイヤーはアーティファクト1つかクリーチャー1体か土地1つを生け贄に捧げる。
ブレイズを出したら、先に相手のアップキープが来るので何らかの被害は与えられるのがウリでした。
新ブレイズは誘発タイミングが自分の終了ステップに変更されているのと、ちょっとテキストがややこしいので、処理の順番で見て行くことにしましょう。
- 自分のパーマネントを何かサクるかどうかを選ぶ。
- 自分のパーマネントをサクった場合は、各対戦相手も同じカードタイプのパーマネントをサクるかどうかを選ぶ。
- 各対戦相手のうち、サクらなかった(サクれなかった)プレイヤーに2点のダメージを与え1ドローする。
と言う流れになるため、統率者で対戦相手が3人ともサクらなかった場合は合計3ドローみたいな事になるらしい。
3マナなら普通に払えるコストだし、初代と違って生け贄は強制的じゃないから気軽に使えるのは非常に高評価。
2ターン目に《苦花/Bitterblossom》や《戦慄衆の侵略/Dreadhorde Invasion》みたいな自動トークン生成器を置いて、3ターン目に新ブレイズって動ければ、毎ターン「クリーチャーの生け贄か2点クロック&1ドロー」と言う強力な盤面が作れますね!
気になる予約価格は約400円とリーズナブル、中々良さげに見えます。
肉を穢すもの
ダブルシンボル4マナ4/4威迫、常在型能力と誘発型能力を持つファイレクシアン・ホラー。
対応色のパーマネント呪文のコストを1つだけ(Φ)にしても良いよサイクルの黒は、唱えた時に対象のクリーチャーにターン終了時まで+1/+1修正と威迫を与える能力を持ちます。
来た、コレを待っていた。
モダホラ2が出た時に《ゴブリンの砲撃/Goblin Bombardment》がリーガル化し「モダン版のゾンバードメント作っちゃうぞ~」と息巻いていたのに、結局管理人の実力不足で実用化までこぎつける事が出来ませんでした。
原因は《墓所這い/Gravecrawler》のコスト支払いで、当時はこれを解決するには《限りないもの、モロフォン/Morophon, the Boundless》でゾンビを指定するか、《屋根の上の嵐/Rooftop Storm》出すかの2択だったのです。
どちらも重量級過ぎてそもそも場に出す事が出来ませんでしたが、こいつは4マナです。
取り合えず場には出せます、出せるならなんとかなるハズ。
こちらが2点喰らうのに相手は1点ダメージと言う致命的な問題は今から考えるとして、気になるのは予約価格です、ちょっと見てきます。
約250円(ドーン)
これは4枚買うしかない、絶対に買う、みんなも買おう。
進化した潜伏工作員
始めに言っておきますが、かなり「悠長」です。
しかし、決して放置する事は出来ない、故に相手はこの1マナのカードに対してなんらかの対処をする必要がある、そんなカード。
これを初手に出すと、毎ターン1マナ浮かせた状態で順番に能力を起動していく事が出来て、それがかなり鬱陶しい動きとなります。
特に先攻だとイラっとする絶妙な調整になっていて、
- 土地出してコイツ出す、召喚酔い。
- 土地出して起動型能力1を使う、1マナ浮いた状態で2/2でアタック。
- 土地出して起動型能力2を使う、1マナ浮いた状態で3/3でアタック。
- 土地出して起動型能力3を使う、+1/+1カウンター置いて1ドローして1点喰らう、1マナ浮いた状態で4/4でアタック。
毎ターン1マナの呪文でバックアップしながら、相手からすると絶妙にキツいサイズでクロックを刻んでいけます。
起動型能力3は繰り返し使えるので、早くこいつを仕留めないと大きくなるわアド取られ続けるわの大惨事となります。
この起動型能力が、地味にインスタントタイミングで起動出来るのも良いですね!
影の予言
シングルシンボル3マナのインスタントで、基本土地タイプの種類と同じ枚数ライブラリトップを見て最大2枚を手札に、そうしない場合は墓地に、最後に2点のライフロス。
黒に時折現れる「ライフと引き換えにカードを手に入れる呪文」ですが、インスタントは珍しいと思いピックアップしました。
これドローじゃなくて手札に加える系なので、手札に加えないことを選ぶとライブラリから直接墓地に置けるのがかなり画期的です。
這い寄る恐怖とか、なるこちゃんとか、あの辺を誘発させつつ手札を増やしたり出来る。
モダンならショックランドでお手軽2枚、トライオーム使えば3枚見れるので、なんかこう色々面白い動きが出来そうです!
コレがコモンなの意味わかんないけど、パウパーでも使われるんじゃないですかね、普通に強いと思う。
影の儀式の司祭
シングルシンボル2マナ2/2のロード能力を持つ人間・クレリック、サーチ&踏み倒しと言う強力な起動型能力を持ちます。
何と言っても起動型能力が強烈で、(3)(黒)(黒)とタップとこれ以外のクレリック1体の生け贄で、黒のクリーチャーを何でも1体ライブラリからサーチして直接戦場に叩きつける事が出来ます。
起動コストが重めと言っても、決して払えないほどではないので、ロマンたっぷりです。
これで《グリセルブランド/Griselbrand》みたいな悪魔を召喚したら、如何にもそれっぽくて良いよね。
何気に2マナ2/2のロード能力を持つ時点で高水準なカードだと思うので、クレリックの部族デッキが成立する可能性すらありますね!
黙示録、シェオルドレッド
最後はダブルシンボル4マナ4/5接死の伝説のファイレクシアン・法務官、2つの誘発型能力を持つ神話レア。
巷でも話題のカードで、突っ立ってるだけで毎ターン4点ずつライフ差が開いていく恐るべきクリーチャーです。
間違いなく《一日のやり直し/Day’s Undoing》とか《永劫のこだま/Echo of Eons》を使って「みんなせーのでカード7枚引こうぜ!」ってするデッキが出て来ると思います。
管理人もやりたかったけど、これ系のカード高いんだよね…。
かく言う新シェオルドレッドも予約価格が約4,000円とトップレアの一角、おいそれと手は出せないですね。
—
以上、団結のドミナリア「注目の黒いカード」の紹介でした!
新シェオルドレッド高いですねぇ、欲しいのですが様子見ですかね。
取り合えず肉を穢すものを4枚買って、墓所這いで遊ぼうと思いますw
関連記事