[団結のドミナリア] 注目のカード – 緑
皆さんごきげんよう、「団結のドミナリア」の個人的に注目しているカード紹介、今回は緑のカードです。
青はマーフォーク、赤はゴブリン、緑はエルフと、各部族に強力なパーツが支給された感があります。
そう言うのはドンドンやってください!
活力を穢すもの
ダブルシンボル5マナ6/6トランプル、対応色のパーマネント呪文のコストを1点だけライフ2点で支払えるサイクルの緑のやつです。
マナジャンプが得意な緑なら、この程度のサイズのクリーチャーを出すのは難しくないため、このコスト軽減が役に立つかどうかが怪しいが、緑のパーマネント呪文を唱えるたびに誘発する能力で、自軍のクリーチャー全員に+1/+1カウンターが乗っていくのは強力。
マナジャンプにつかったマナクリに加えて、トランプルを持つこいつ自身もサイズアップしていくので、そのままフィニッシャーにもなれる点も高評価。
とまぁストレートな使い方だったらこの程度だけど、次に紹介するエルフと合わせて使うと、元々爆発的な展開力を持つエルフデッキが、さらにギアが一段上がるかも知れないとか、未知の可能性を秘めていそうな一枚だと思いました。
葉冠の幻想家
ダブルシンボル2マナ1/1のロード能力を持つエルフ・ドルイド、エルフ呪文のキャスト誘発能力を持つ。
2マナのロードはナンボあっても良いですからね、それだけで既に強いのですが、エルフ呪文を唱えるたびに(緑)を支払うと1ドローと言う誘発型能力が強力。
《垣間見る自然/Glimpse of Nature》が禁止されているモダンのエルフデッキからすると、待望のドローエンジンと言えるのではなかろうか。
勿論クリーチャーを唱えるたびにカードを無制限に引きまくれる、垣間見る自然のイカれた爆発力の代用にはなりえないが、モダンのエルフデッキを使っていると、マナは結構出るのに…
- 大技が手札にねえ!
- シンプルに手札が足りねえ!
と言うタイミングがそこそこ発生する、要するに手札が嚙み合わず超マナフラしている状況。
そんな時に余っているマナをドローに変換出来たら、物凄くありがたいハズです。
エターナルレベルもワンチャンあるんじゃね?とか思いつつ、恐る恐る予約価格を見たら約700円ぐらいでした。
思ったより安いけど、4枚買えば3,000円ぐらいって考えると、たしかにそれぐらいな気がする。
ラノワールの追跡者
1マナ1/1のエルフ・戦士、これでないクリーチャーが1体が自分のコントロール下で出るたびに、ターン終了時まで+1/0修正を受ける。
初手にコイツ、2手目に《ドゥイネンの精鋭/Dwynen’s Elite》と出すことで、3/1をアタックさせられるのは強そう。
展開力の高いエルフと噛み合った能力なので、中盤以降に少し溜めを作ってやることで、中々の修正値になるハズです。
コモンにしては強いなと思ってピックアップしました!
クウィリーオンの獣呼び
シングルシンボル2マナ2/2のドライアド・戦士、2つの誘発型能力を持ちます。
自分がクリーチャー呪文を唱えるたび、こいつの上に+1/+1カウンターが乗って大きくなっていき、コイツが死亡すると自分のコントロールしている好きな数のクリーチャーに、死亡時に乗っていた+1/+1カウンターを割り振って乗せることが出来ると言う能力。
まるで《接合/Modular》のような能力、これはもう《硬化した鱗/Hardened Scales》を使ってクソデッキを作って遊んでねって言う、運営からのメッセージに違いないですね!
(とりあえずバリスタとハンガーバックをスタンバイさせておこう。)
シルバーバックの古老
トリプルシンボル5マナ5/7の類人猿・シャーマン、クリーチャーを唱えるたびに3つの効果から1つを選べる誘発型能力を持つ。
選べる効果は以下の3つ、
- 帰化。
- ライブラリトップ5枚を見て、土地・カードを1枚タップインさせてもよい。(残りはライブラリボトムへ)
- 4点ゲイン。
邪魔な置物は1の能力で破壊し、とりあえず起動し得な2の能力、皆が等しくオムナスで思い知ることになった「雑な4点ゲインの強さ」を持つ3の能力。
流石は神話レアと言った能力、とんでもなく丸いですね。
羅利骨灰
シングルシンボル2マナのインスタントで、アーティファクトかエンチャント1つを対象にして追放し、キッカー能力も持つ帰化の上位互換と言えるカード。
なんだかインフレもここまで来たかと言う1枚です、帰化系で追放出来るカードは(1)(白)のソーサリーである《存在の破棄/Revoke Existence》で、これがインスタント化したら(2)(白)の《俗物の放棄/Forsake the Worldly》と言った具合。
それがもう(1)(緑)のインスタントになって、キッカー(1)(黒)で対象が土地以外の全てのパーマネントに拡大するオマケつき。
これはもう考えるまでもなく4枚買い推奨のやつです、緑絡みにサイドで必ず使う時が来るでしょう。
未発見の脅威
シングルシンボル3マナのソーサリー、マナコスト以外は《けちな贈り物/Gifts Ungiven》の完全下位互換。
下位互換とは言えクリーチャーによるコンボデッキで、けちが有効なデッキがあるならば、これは純粋に「けち8枚体制」となるためコンセプトの成立を意味する。
具体的には何一つ思いつかないが、こう言うカードが急に暴騰するのがMTGの世界と言う事でピックアップしました。
アーボーグのルアゴイフ
シングルシンボル2マナのルアゴイフ、キッカーで切削出来るオマケつき。
スタッツは自分の墓地にあるクリーチャー・カード数のP/T+1となるので、デッキによっては余裕で《タルモゴイフ/Tarmogoyf》より強くなるのが魅力。
と言うかこのマナコストでこれが出てくんのかって思いますね、非常に強力だと思います。
今回紹介している緑のカードに頻出している「クリーチャー呪文を唱えるたびに」って誘発型能力、以前このサイトで作った
このデッキに組み込んで、この新ルアゴイフをフィニッシャーにしたら普通に強いのでは?と思いました。
世界呪文
ラストはダブルシンボル7マナの超重量級の英雄譚、テンポロスが許容されるならコスパは良好。
これはミラディンの有名カードである《歯と爪/Tooth and Nail》のリメイクで、クリーチャー限定だったオリジナルと違って「パーマネント全部」になったのは上方修正。
逆に(2)コスト増の双呪で唱えた時の効果を全部再現しようとすると、1~3章全部を発動しないといけないので、瞬発力は大きく下がっていることになります。
それでもまぁ、マナ加速が得な緑で「パーマネントなんでも2枚出していいよ」は凄いね?
定番のエムラくんだけじゃなくて、全知とか圧倒的輝きとか、訳わかんないクソデカ置物を2つもブッパしたら、見たことない事が起こるかも知れん。
予約価格は約900円ぐらい、神話レアだから化けたら暴騰するタイプですが果たして。
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以上、団結のドミナリア「注目の緑いカード」の紹介でした!
エルフの強化も入りましたね、ドミナリアに再訪するたびに古参部族がパワーアップされるのはなんかエモいですね。
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