[団結のドミナリア] 注目のカード – 多色

2022年9月7日

皆さんごきげんよう、いよいよ3日後に一般発売を迎えた「団結のドミナリア」の個人的に注目しているカード紹介、今回は多色のカードです。

団結のドミナリアの多色クリーチャーは殆ど伝説なので「横並びが出来ないしダブると腐るよ」って目で見て行ったため、ちょっと物足りない枚数のピックアップになりました。

 


刃を持つ者、アスター

ダブシン4マナ4/4の伝説の人間・戦士、出た時誘発と装備&機体絡みの常在型能力を持つ。

マナコスト的にパイオニアって感じがするけど、出た時にアド取れたり、装備コストや搭乗コストが常時(1)になったりと、多芸に秀でた優秀なクリーチャー。

これ1枚で弩級艦に乗り込んで、弩級艦にハンマーと影槍持たせて

18/22トランプル・絆魂でアタックしたいが?

とか出来るロマンカード。

弩級艦・ハンマー・影槍と、全てウルサガから引っ張ってこれるから相性も良さそうに見えるが、溢れかえるネタ臭をどこまで昇華出来るかはビルダーの腕次第と言った所。

かなり好み。

 


戦闘魔道士の隊長、バルモア

ダブルシンボル2マナ1/3飛行の伝説の鳥・ウィザード、自分がインスタントかソーサリーを唱えるたびに誘発する能力を持つ。

能力が誘発する度に自軍のクリーチャー全てが+1/0修正を受けトランプルを得るため、果敢やフェニックスみたいな「軽量呪文を撃ちまくるデッキ」に入れたら、火力が劇的に向上する凄いヤツ。

性質上クリーチャーが横並びしていた方が強い訳ですが、コイツ自身は伝説だったり、軽量呪文を撃ちまくる=クリーチャーが少ないを意味するので絶妙なバランスとなっている。

ゆうて果敢持ちと並べば、能力誘発のたびに+2/+1修正&トランプルとなるため強力な事に変わりはない。

何となくだけど、今回のセットの青と赤はパイオニアのイゼフェニにフォーカスしたカードが多いような気がします。

ダブって引いてもルーティングで捨てれば良いし、果敢よりフェニックス絡みのデッキの方が相性良さそうに見える。

 


老いざる革新者、ジョイラ

ダブルシンボル2マナ2/3の伝説の人間・工匠、踏み倒し系の起動型能力を持つ。

3回目ぐらいのカード化でついに2マナまで軽くなったジョイラ嬢、AR3291年生まれらしいのでAR4562年のドミナリアが舞台の新セットでは1,271歳となるがその美貌は健在、MTG界のシルク姉さん的存在である。

注目は勿論起動型能力で、プレビューで話題になっていました。

タップすると発明カウンターが2つ乗り、その後乗っている発明カウンターX個以下のマナ総量のアーティファクトを、1枚手札から場に出す(=踏み倒す)事が出来ると言う能力。

具体的にこうすれば勝てるみたいな能力ではなく、テンポアドバンテージを取ったり、インスタントタイミングでファクトを投げつけられる事を活かした戦法を繰り出すなど、テクニカルなカードと言う印象。

前回のドミナリア的に言うと「X以下の歴史的な呪文を踏み倒し」だったらかなり話は変わってきたんだけどね、そこが残念です。

 


巣穴の長、ルリク・モンス

トリプルシンボル4マナ3/3威迫の伝説のゴブリン、アドが取れる攻撃誘発能力を持つ。

名前的にモダホラ1でカード化された《パシャリク・モンス/Pashalik Mons》関連のゴブリンだと思われる。

Wikiを見るに「モンス」の方が名前らしく、なんとアルファ版からMTG界に存在する超古参キャラクターとの事。

能力的には攻撃に参加する度にライブラリトップを1枚見て、それが土地ならタップ状態で場に出しても良い、そうしない場合は赤の1/1のゴブリン・クリーチャー・トークンを1体生成すると言うもの。

威迫持ちなのでアタックしやすく、パーマネント1つ分のアドは確定するので総じて強力と言えますね!

4マナと言うコストも《ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader》が普通に使えてる事を考えると、問題無く運用が可能だと思われる。

4枚も入らないと思うけど、使ってみたい魅力的なゴブリンです。

 


永遠の策謀家、ズアー

トリプルシンボル3マナ1/4飛行の伝説の人間・ウィザード、常在型能力と起動型能力を1つずつ持つ。

結界師のズアーさんらしく、今回もエンチャントに関する能力を貰って参戦。

常在型能力は自分のコントロールしている全てのクリーチャー・エンチャントは接死・絆魂・呪禁を持つと言う強力な物になっている。

これはクリーチャー・エンチャント限定の保護能力だが、起動型能力にて自分のコントロールしているオーラではないエンチャントを、永続的にエンチャント・クリーチャーにする事が出来るので、強引に噛み合わせる事が可能です。

相手のパーマネントを除去しながらクロックも兼ねる事が出来るため、《払拭の光/Banishing Light》系列のエンチャントとは相性が良さそうです。

後はもうシンプルにテーロス次元の神々と組むと、接死・絆魂・呪禁・破壊不能もついて超鉄壁となる。

ズアーの与える保護能力のおかげでエンチャントの場持ちが良くなる事を考えると、信心との相性もバッチリでかなり強そうです!

当然ながら何の保護もされていないズアーさんに除去が殺到するとか、エンチャントレスは白緑メインで組むんじゃね?と言う色的な相性をどうするかとか、諸々の問題は解決しなければならない。

 

以上、団結のドミナリア「注目の多色いカード」の紹介でした!

再訪だけあってチラホラ知った名前が出て来るので、カードを見ている分には凄く楽しいセットです。

あくまで個人の感想ですが、収穫は少なく思いました。

 


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雑談

Posted by theuri