[Standard] 青白ギフト/UW Gift – クリーチャー考察

さて、前回に引き続き青白ギフト(スタンダード)のデッキ考察を始めましょう。

今回はクリーチャー達にスポットを当てて行きます。

クリーチャー(17)

1 激変の機械巨人/Cataclysmic Gearhulk
3 査問長官/Minister of Inquiries
4 聖なる猫/Sacred Cat
3 博覧会場の警備員/Fairgrounds Warden
4 発明の天使/Angel of Invention
2 糾弾の天使/Angel of Condemnation

 

激変の機械巨人/Cataclysmic Gearhulk

まずはCIP能力で場を中途半端にリセットする大型機械。
こいつはアーティファクトクリーチャーなので、ギフトから釣って来た時にこいつとギフトを残すみたいな事が出来たりと融通が利く。

しかし相手に強力なクリーチャーやプレインズウォーカーが出ていたりすると、結局1種類ずつ残るので器用貧乏感が否めません。

とは言え貴重なリセットでクリーチャーで余った復元を使えるアーティファクトでもあるので1枚取ってみました。

 

査問長官/Minister of Inquiries

色んな意味でドキドキする異様に顔色の悪い人。

エネルギー1とタップで「3連ガチャ」を回すことが出来る、通称ガチャおじさん。

キーカードが出ていない時にヘタにガチャると、今必要なカードも容赦なく墓地に落ちて行って悲しい思いをするため注意が必要ですがソシャゲ全盛期の今、ガチャ中毒となった日本国民には必要とされるカード。

 

ガチャるべき状況

  1. 場に《来世への門/Gate to the Afterlife》だけが着地している時
  2. 手札に《復元/Refurbish》が有ってコストも払える状態の時
  3. 既に《王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift》が着地している時

1は良くあるパターンで、単純に墓地にクリーチャーを落としたいから使っている状況。
ただし《屍肉あさりの地/Scavenger Grounds》とか撃たれると全て無駄になったり、既にギフトが全部落ちていたら再起不能になったりするので、あまり楽しくない状況と言えます。

2はギフトが落ちれば即《復元/Refurbish》出来るので、ワクワクしながらガチャる事が出来る状況。
カウンターを構えつつガチャると妙な優越感があります。

3はもう最高に楽しい状況です、必ず第1メインでガチャって続く戦闘フェイズに繋げましょう。
SSR(発明の天使)を引いた時の高揚感は他のデッキでは中々味わえません!!

と言う訳で、青1マナで出せて1/2とマナレシオも高いこの子は3枚取りました。
ギフトで釣ってきた際にはガチャチケットを2枚おかわり出来るのも見逃せません。

 

聖なる猫/Sacred Cat

この猫ちゃんは割と最後まで迷いました。

ギフトで釣った時に4/4になる事を考えると《宿営地の守り手/Encampment Keeper》の方がコンバットで圧倒出来るんじゃないかと思ったからです。

同じ白1マナ域だし、戌年だし、犬で行くか!と使っていたのですが…なるほど「釣ってこれたら」圧倒的な強さではありました、そう「釣ってこれたら」です。

結局このデッキは序盤がキツイのと、クリーチャーの強化手段が《発明の天使/Angel of Invention》のロード能力しかない構成だと、いくら先制攻撃があろうとも1/1では結局1回のチャンプブロックで終了ってケースが余りにも多かったのです。

同じチャンプブロッカーとして考えた時、猫ちゃんは不朽持ち(※しかも不朽コストも白1マナ!)で、なおかつ絆魂まで持っているため、2回攻撃を防いで2ライフゲイン出来る1マナクリーチャーって事になります。

うん、流石テンプレに入っているだけの事はあります、この子は4枚取る事にしました。
ちなみにギフトで釣れば4/4絆魂、強いです。

 

博覧会場の警備員/Fairgrounds Warden

CIP能力でクリーチャー1体を一時的に追放する事が出来るおじさん、常にドーナツを食べている。

現在のスタン環境はやたらと「赤系アグロ」と当たるので、とにかく相手のクリーチャーを捌けるような構成が望ましいと考えています。

このドーナツ好きのおじさんは、出て来た時に仕事をするし《ショック/Shock》程度の火力だと焼かれない絶妙なタフネスを評価して3枚取りました。

除去されると捕まえていたクリーチャーが戻ってきてしまいますが、致命的なクリーチャーを一時的にでも捕まえられるのはかなり有能です。

 

赤系アグロの捕まえたいクリーチャーTOP3

  1. 《再燃するフェニックス/Rekindling Phoenix》(※飛んでるし痛いし蘇るし、とこちらからすると三重苦。)
  2. 《栄光をもたらすもの/Glorybringer》(※督励ビームがとにかくキツイ。)
  3. 《熱烈の神ハゾレト/Hazoret the Fervent》(※破壊不能はとにかく厄介で追放するかマイナス修正でしか除去れない。)

《燻蒸/Fumigate》などのリセット呪文が使いづらくなると言う弱点はあるけど、こやつらを野放しにする方が余程危険なのは言うまでもありません。
ギフトで釣ればもう一度仕事する点も評価出来ます。

 

発明の天使/Angel of Invention

ギフトが強いのは恐らくこいつが存在するからと言っても過言ではないレベルで相性が良いです。

Angel of Invention / 発明の天使 (3)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行、警戒、絆魂
製造2(このクリーチャーが戦場に出たとき、これの上に+1/+1カウンターを2個置くか、無色の1/1の霊気装置(Servo)アーティファクト・クリーチャー・トークンを2体生成する。)
あなたがコントロールする他のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。

2/1

引用 – MTG Wiki

上記の色を黒くして、基本P/Tを4/4に修正したものが出てきます。

マナコストなどもそのままコピーされるので、紛争を達成した《致命的な一押し/Fatal Push》でも除去る事が出来ません。

 

凄く強いです。

 

墓地対策を連発されたら、こいつを素出しして頑張るルートも存在するのでかなり重要なクリーチャーと言う事で4枚取りました。

 

糾弾の天使/Angel of Condemnation

ネットで見るテンプレでは、この枠は《機知の勇者/Champion of Wits》とか《賞罰の天使/Angel of Sanctions》をよく見かけますね。

賞罰の天使はともかく、機知の勇者は予算から足が出そうだったので諦めました…笑

そこで何が良いかなーと思っていた所、ちょっと面白い事が出来るクリーチャーを発見しました。

Angel of Condemnation / 糾弾の天使 (2)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行、警戒
(2)(白),(T):他のクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。次の終了ステップの開始時に、そのカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
(2)(白),(T),糾弾の天使を督励する:他のクリーチャー1体を対象とし、糾弾の天使が戦場を離れるまでそれを追放する。(督励されたクリーチャーは、あなたの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。)

3/3

引用 – MTG Wiki

ダブシンとは言え4マナ3/3で飛行と警戒を持っている時点で及第点なのですが、二つの能力がとても面白い。

 

第1の能力

次の終了ステップ(※いわゆるターン終了時)まで自分以外の対象のクリーチャーを追放します。

攻撃クリーチャーに使って攻撃に参加させないと言う基本的な使い方から、カウンターが乗っているクリーチャーを丸裸にしたり、コントロールを奪われた味方クリーチャーをコチラのコントロールで帰ってこさせたり、勢いよくカードを挟んだ《ボーマットの急使/Bomat Courier》「今すぐサクって手札を失うか、挟んだカードを失うか選べ!」なんて言うカッチョイイ事も出来ます。

こっちの能力は使用後に糾弾の天使が除去されても対象は追放されたままとなるため、こちらのコンバットフェイズに除去が飛んで来たりしたら、対応して味方クリーチャーを追放、メインフェイズ2で燻蒸などの全体除去を唱えて、終了ステップに追放していた味方がひょっこりさん。的な事も出来る。

 

第2の能力

なんと、この天使は督励する事で「2ターンに1回クリーチャーを1体ずつ追放していく」事が出来ます。

ドーナツを食べるのに忙しい彼とは違い、小休憩を挟めば何度でも仕事をするとても勤勉な天使様なのです。(※起動コストが彼と同じコストと言うのも皮肉ですかね。)

こちらは糾弾の天使が除去されるとすぐに対象が戻ってきてしまうので、あまり器用な事は出来ませんので注意が必要です。楽なんだけどね。

 

以上2つの能力を持っているにも関わらず警戒を持っているため、3点のクロックを刻みつつ相手のターンに能力を構える事が出来ると言うちょっと出来すぎなこの子!
何故こんなにマイナーなんだろうか…謎です。

 

あまり沢山引いてもアレなので2枚取っていますが、3枚居ても全然OKな気がします。

 

なんか糾弾の天使のプレゼン記事みたいになっちゃった。
次回は呪文にスポットを当てて行きましょう。

 


関連リンク

[Standard] 青白ギフト/UW Gift – 呪文考察

theuri Written by:

エクソダスからイクサランの相克まで約20年のブランクを持つ復帰勢、罠の橋を愛している。 デッキ構築を何よりの楽しみとしており、それを管理したり一人回しをシミュレートするWEBアプリを開発&運営中。 是非使ってみてください! Twitter:@uri_mtg

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