[XLN-GRN] 再構築「テーマと使いたい呪文を決める」 – スタンダード Vol.13

ネタで作ったライブラリ破壊デッキ(※かなり緩やかなヤツ)が、思いの外コントロールデッキに効果があったのと、Twitterのフォロワーさんがエスパーコンのマナベースについて詳しく教えてくれたのを受けて…

デッキを解体しました

 

と言う事で、再構築しております。

この再構築だけど、じっくりのんびり考えてたら3日も経ったのにまだ形になってないって言う。

悠長か!

もう流石にね、この週末で完成させます。

考察しまくってたらかなりボリューミーになっちゃってるので、複数回に分けようと思います。

お暇がある方は是非最後までお付き合いください!

 


デッキテーマとカラーを決める

ここはもう譲れないモノが有るので簡単です。

土地全部ぶっ飛ばしてドヤりたい

単純明快ですね!動きとしては

  1. ファイレクシア教典置く(※何かを予感させる)
  2. スランの崩落置く(※ビックリさせる)
  3. コンボを成立させる(※理解させる)
  4. 一方的にライラ置く(※心をへし折る)

コレすなわち現代MTGのセラマゲドン、本当に脳汁が出るぐらい気持ち良いのです。

強いか弱いかは別として。

一連の動作から白と黒は確定、そしてこの面倒な手順を踏む間に受ける、様々な妨害や速攻を耐え凌ぐため青は外せないため自動的にエスパーカラーとなる。

マナベースが弱いと言う点を除けば、現状ベストな組合せじゃないかな。

 


使いたい呪文をリストアップする

ここでは配分とか関係なく使いたい呪文を色別にざっと書き出して、そこから取捨選択する手法を取ります。

大体ここだけで70枚超えたりするけど、そんなの気にしてたらデッキは作れないので本能のままにリストアップして行きましょう。

この時呪文の横にマナコストを書いておくと、後々選びやすくなるのでお勧めです。

 

白い呪文

  • スランの崩落(5)(白)
  • 黎明をもたらす者ライラ(3)(白)(白)
  • 悔恨する僧侶(1)(白)
  • 神聖の発動(2)(白)

上二つはこのデッキの2枚看板、即ちマストスペルです。
この2枚をどうにか通して守り抜く事で勝ちに行くのが、メインデッキでやりたい事。

 

青い呪文

  • 選択(青)
  • 予期(1)(青)
  • 薬術師の眼識(3)(青)
  • 任務説明(青)(青)
  • 悪意ある妨害(1)(青)(青)
  • 否認(1)(青)
  • 本質の散乱(1)(青)
  • 呪文貫き(1)(青)
  • 一瞬(1)(青)
  • アズカンタの探索(1)(青)
  • 水没した秘密(1)(青)

スロットの大部分は青い呪文で埋まる事になりそうです、コントロールデッキだし仕方ないね。

 

黒い呪文

  • ファイレクシア教典(2)(黒)(黒)
  • ヴラスカの侮辱(2)(黒)(黒)
  • 最古再誕(4)(黒)
  • 喪心(1)(黒)

教典はキーパーツの1つで常に4枚でも良いぐらい気に入ってるけど、1ターンのラグがあるので即座に落とさないといけないのが出て来た時のために単体除去を積みます。

 

多色呪文

  • ドミナリアの英雄、テフェリー(3)(白)(青)
  • 思考消去(青)(黒)
  • 漂流自我(1)(青)(黒)
  • 発見+発散(1)(青/黒)+(3)(青)(黒)

テフェリーは今更言うことは無いですね。

思考消去、黒使いのご挨拶…は2ターン目以降になるけど土地以外何でも抜けるのはマジで強い、スタンの思考囲いだもんね。

漂流自我は私の中では青黒で1番強いカード、生当てがインチキくさいぐらい強い。
相手のデッキ内容を予想して正確にぶっこぬければアナタもエリート諜報員!

発見+発散はフォロワーさんのオススメ、スタンの定業ですね。
左側は禁止カードが元ネタだけあって勿論強力ですが、右側もトップ勝負を仕掛けて来た相手に痛烈に刺さるのでなるほどなぁと感心しました。

 

無色呪文

  • 宝物の地図(2)
  • 世界のるつぼ(3)

地図はこのデッキにベストマッチしていて、ゲドンの後に土地を一つでも置ければ崩落の第2章で1マナ使って裏返して宝物3つ、つまり5マナに到達、ライラでもフェリーでも置けるって事!

るつぼは…うーん、個人的には好きだけど置くタイミングが超難しい。

 


全体除去について

マナベースが厳しいと言う理由で白のダブシンは避ける流れでしたが、やはり複数交換でアド取ってナンボ。

しかも最近の青いデッキは潜水を構えて単体除去を拒否るのが流行っているのか、アリーナでもとてもよく見かけます。

マナベース構築で何とかならないかなー、凄く採用したい。

 

浄化の輝き/Cleansing Nova

燻蒸と入れ替わりとなったラスゴの系譜。

クリーチャー破壊モードと置物破壊モードがあるので、無対策だと普通に詰んでしまう希望の夜明けやアジャニの歓迎などの置物を大量に置いて群れ仲間を育てるライフゲインデッキは、逆に勝ち手段を一気に失う事になるのが強力。

 

残骸の漂着/Settle the Wreckage

やはり4マナインスタントでリセットは強い、前環境から「白2含む4マナが立っていたら総攻撃を控える」と言うプレイが出来る人は上手い人ってイメージで、これをやられると読みあいが始まって面白いゲームになります。

大抵手札に握ってないんだけどね!あくまで「漂着が入っている」と言う事が、相手に解るか疑ってもらえればそれだけで強いのです。

そしてこのデッキはなんと土地を全部ぶっ飛ばす事が出来るので、漂着最大の弱点である「大量に土地が出た相手の次のターン」前に自分のターンが来るので…ゲドンで勝負アリって事だって十分にあり得る。

何故なら大量に基本土地を出してしまった相手のライブラリには、土地自体が殆ど残ってないのだから、焼け野原に並べる土地をドローする事自体困難になるハズ。

 

一斉検挙/Citywide Bust

3マナで撃てるタフネス4以上を全て破壊するリセット呪文、呪禁持ちでタフネス3以下は結構いるので微妙か。

蔦草牝馬が何故か5/3なのでこれに引っかからない、ずるい。

 

煤の儀式/Ritual of Soot

4マナでコスト3以下を全破壊、トークンとかには良いけど…蔦草牝馬が何故か(2)(緑)(緑)なのでこれに引っかからない、ずるい。

 

強者鏖殺/Slaughter the Strong

ダブシン3マナの布告型リセット。

復帰後すぐに考察した「殺戮の暴君対策」の時に候補に挙がってたんだけど、当時は赤系のアグロが流行りすぎて4点もクロック残ったら意味ないでゲスってなって日の目を見なかったカード。

最大4点のクロックは残してしまうものの、破壊不能や呪禁も御構い無し、ミッドレンジには勿論ロードを置いたりメンターで強化するタイプだとそれが仇になるなど、現環境ではジャストフィットするかも知れない。

そしてこれは蔦草牝馬を倒せるやったー!好き!!

 

ウルザの殲滅破/Urza’s Ruinous Blast

シングルシンボルの5マナと言う撃ちやすいコスト、そして撃たれたらビックリする、でも伝説のソーサリー、お出口はあちらです。

 

 

うん、とりあえず使いたい呪文を片っ端から列挙してみた。

バベルデッキかな?

 


関連記事

[XLN-GRN] 再構築「マナベースを作る」 – スタンダード Vol.14

Standard,分析

Posted by theuri