[Standard] 青白ギフト/UW Gift – サイドボード考察

2018年6月8日

最後はサイドボードについて考察して行きます、よろしくお願いします。

 

サイドボード(15)

2 王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift
3 排斥/Cast Out
2 領事の権限/Authority of the Consuls
2 呪文貫き/Spell Pierce
2 復元/Refurbish
4 副陽の接近/Approach of the Second Sun

 

まずはリストを見て「え?」となった方は正常です、明らかに異質な物が4枚も入っています。

このデッキは20年ぶりに復帰した人間がワクワクしながら構築したため、ちょっとおかしな成分が含まれてしまいました。

実はこのデッキには隠しモード(笑)が搭載されていて、ここぞで「相手をビックリさせたい!」とか言う、無駄な浪漫要素が詰め込まれています。

某ショップのプロが「アグレッシヴ・サイドボードは今日日流行らない」って記事を上げちゃってましたが…そんな物は見なかった事にすれば余裕です。

 

余裕です…。

 

耐久門型ギフトモード

メインボード

査問長官/Minister of Inquiries OUT
巧みな軍略/Strategic Planning OUT
巧みな軍略/Strategic Planning OUT
余りにも攻撃が激しい場合
選択/Opt OUT
選択/Opt OUT

サイドボード

IN 排斥/Cast Out
IN 排斥/Cast Out
IN 排斥/Cast Out
余りにも攻撃が激しい場合
IN 領事の権限/Authority of the Consuls
IN 領事の権限/Authority of the Consuls

 

対アグロに強いのがこの型になります、基本はガチャおじさん1枚と軍略2枚を排斥に変更する事で除去力を高めて耐久寄りにします。
余りにも相手の攻撃が激しい場合は領事の権限でテンポロス&ライフゲインで耐え忍ぶ格好になります。

我慢して我慢して、渾身の燻蒸で気持ちよくなりましょう。
ちなみに実戦では殆どこのモードしか使った事が無いです…笑

数々の犬やら焼き鳥やら謎の置物を追放しまくって勝利を得てきた実績があるので、そこそこバランスは良さそうです。

序盤をなんとか耐え凌いで燻蒸の1発目を通した辺りから、ゆっくりとゲームがこちらに傾いてくるのが凄く良く分かるんです。
なんかね、こう…分かるんですよ、ジワジワと優勢になっていく感じが。
大好きです。

 

速攻型ギフトモード

メインボード

来世への門/Gate to the Afterlife OUT
来世への門/Gate to the Afterlife OUT
来世への門/Gate to the Afterlife OUT
選択/Opt OUT
選択/Opt OUT
博覧会場の警備員/Fairgrounds Warden OUT

サイドボード

IN 復元/Refurbish
IN 復元/Refurbish
IN 王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift
IN 王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift
IN 呪文貫き/Spell Pierce
IN 呪文貫き/Spell Pierce

 

これはいわゆる復元型です、門を全抜きして(3枚)墓地を肥やせない選択とドーナツ大好きマン1枚の計6枚を、復元とギフト2枚ずつ、呪文貫きを2枚と入れ替えて素早い展開を狙っていきます。

このデッキのメインボードはトークンがワラワラと出てくるタイプとは相性が悪く、特に呪禁持ちトークンを要するマーフォークはかなりキツイ戦いを強いられます。

ならいっそ「何か起こる前に決着をつける」と言うプランも有効かも知れません、実戦経験が無いので何とも言えませんが、上手く回れば4ターン目には戦場にゾンビ天使が飛び回る地獄絵図を展開出来ます。

弱点はギフトが着地するまでがとことん不安定って事ですね。

 

超耐久型副陽モード

メインボード

王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift OUT
王神の贈り物/God-Pharaoh’s Gift OUT
来世への門/Gate to the Afterlife OUT
来世への門/Gate to the Afterlife OUT
来世への門/Gate to the Afterlife OUT
復元/Refurbish OUT
復元/Refurbish OUT
巧みな軍略/Strategic Planning OUT
巧みな軍略/Strategic Planning OUT

サイドボード

IN 副陽の接近/Approach of the Second Sun
IN 副陽の接近/Approach of the Second Sun
IN 副陽の接近/Approach of the Second Sun
IN 副陽の接近/Approach of the Second Sun
IN 排斥/Cast Out
IN 排斥/Cast Out
IN 排斥/Cast Out
IN 呪文貫き/Spell Pierce
IN 呪文貫き/Spell Pierce

 

これぞアグレッシヴ・サイドボーディング!と言わんばかり、無法のキーカード全抜きの9枚入れ替えを行います。

長期戦になった相手にギフトを強く意識させる事が出来た場合、突然この隠しモード(笑)で意表を突く作戦です。

ギフトを強く意識した相手は、必ず墓地対策やカウンターを構えたりと慎重に動きがちです。
こちらはとにかく相手の攻撃を捌くカードを詰め込み、マナを伸ばす事に一点集中し、7マナ出るようになったらおもむろに《副陽の接近/Approach of the Second Sun》を唱えます。

副陽使いの方なら常識だと思いますが、
「唱えて」さえいれば、1回目が打ち消されたりスタックから追放されたりしていても、あるいはスタックに残っていても、勝利条件を満たすことができる。
との事なので、とにかく撃てるようになったら迷わず一発目を撃ち放ってやりましょう!

問題は2発目の副陽を撃つまでのタイムラグですが、ここでガチャおじさんが本気を出します。

エネルギーが2以上あるなら、相手の終了ステップに3連ガチャ、自分のアップキープ時に3連ガチャ、続くドローステップでお帰り副陽。
※そのままメインフェイズで副陽撃てる最短ルート。

とにかくライブラリを6枚削れば次のドローは副陽な訳なので、ガチャおじさん凄い強いです。

他にも選択で占術をボトム指定すれば続くドローで2枚削れるとかの小技も駆使して、ガリガリとライブラリを掘り進みましょう!

勿論墓地に落としちゃ行けないので、今何枚目に副陽がいるかはちゃんと把握しておきましょうね。

まぁ相手は2枚目を絶対に通せないので、必死で妨害するためのプランに変更するかいち早く相手を倒すかの2択を迫られる事になります。
こちらは更にマナを伸ばしてカウンターを構えたり、4枚積みを生かして「多少打ち消されても通るまで撃ち続ければ勝てる」と言う超理論を展開して押し切りましょう!

 

てな具合で、今私がスタンフォーマットでメインにしているデッキの紹介と考察でした。
長々とお付き合いありがとうございました。

次回からは今年の9月でローテーションを迎えたあとのスタン環境を見据えた、新デッキ考察をして行きたいと思いますので、また興味のある方は是非ご覧ください。

 

 

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Posted by theuri