[モダン構築] 気まぐれブルー – 呪文踊りで青単テンポ

皆さまご無沙汰しております、コロナ感染から約2週間、シャバから追放されていた管理人です。
ワクチンで毎回ぶっ倒れていたので、なんとなーく予想はしていたのですが、モノホンにかかると想像以上にキツかったです。
幸い味覚や嗅覚に異常は出なかったのですが、1週間以上熱が下がらないとか言うね。
高熱と呼べるレベルの発熱は3日で収まったのですが、そこから延々と微熱が出続けて下がらない、ファイレクシア病かよみたいな。
かなり個人差あるみたいだけど、皆さんも甘く見過ぎないように注意して欲しいと思いました。
閑話休題。
そんなこんなで、作ってから2週間お預けを喰らっていた新デッキを、やっと実戦に持ち込む事が出来たので紹介します。
メイン (60)
こちら、完全なる統一の新カード《気まぐれな呪文踊り/Mercurial Spelldancer》をメインにした「青単テンポ」です。
カウンターやバウンス、時には待機させたりして相手のテンポを遅らせ、その隙に殴り切るのです。
戦略について
このデッキは相手のパーマネント展開を遅らせテンポを奪いつつ、アンブロ能力を持つ気まぐれな呪文踊りをサポートする事で勝利を目指すクロパデッキです。
各種非クリーチャー呪文を唱える事で、気まぐれな呪文踊りの油カウンターを貯める事ができ、アンブロ能力でその能力を誘発して各種インスタント&ソーサリーをコピーし、アドバンテージを獲得していく動きを狙います。
能力の性質上、呪文をコピー出来るのは自分のターンの第2メイン以降となるが、単純に呪文が2倍の効力を発揮するためアドバンテージ源としては申し分ない性能になる。(予定)
些細な盗み(厚かましい借り手)
言わずと知れたエルドレインの出来事呪文、シングルシンボル2マナのインスタント。
対戦相手の土地以外のパーマネント限定だが、コピーする事で2枚バウンス、大幅なテンポロスは免れない。
使い終わった後も「飛んでる3点クロック」になるため文句なしに強力。
選択
モダン最軽量級のドロースペル、やはり1マナのインスタント呪文は偉大。
コピーする事で占術1&1ドローを2回、ライブラリ操作をしながら手札を増やせるのはシンプルにして強力。
待機
大変珍しい青1マナのインスタント除去呪文、対象のクリーチャーが待機2の状態になる。
バウンスとは異なり2ターン後にはタダで戻ってきてしまうが、待機状態のクリーチャーは追放領域に置かれるため、特殊なクリーチャー(スクイーとか)でない限り確実に拘束する事が可能。
大魔導師の魔除け
言わずと知れたモード式インスタント、トリプルシンボルと言う色拘束もあって能力は強力。
モード式呪文をコピーした時のルーリングで、
モードを持つ呪文をコピーした場合、その選択したモードもコピーされ、変更できない。詳細はコピー可能な値を参照のこと。
引用 – MTG Wiki
このように定められているため、カウンターモードをコピーする事はかなり稀なケースになるだろう。
しかしその他二つをコピーした場合は非常に強力で、2番目をコピーすれば脅威の4ドロー、3番目をコピーすれば2枚のパーマネントのコントロールを永続的に得ることが可能。
最も、3番目は対象となるパーマネントが存在すればの話だが、永続的なコントロール奪取は「実質除去」と同等になり得るケースも多々あるため、積極的に狙っていくと良いだろう。(※真髄の針とか、コントロール奪取しても意味のないものも多いが。)
その他サポートカードについて
ゆうてメインのクロックだけではあまりに細いので、このデッキと相性が良いと思われるカードをサポートに付けています。
瞬唱の魔道士
インスタント&ソーサリーをコピーしたいデッキなので、墓地からそれらを再利用できる《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》を久々に使ってみる事にした。
最近ほんと見ないよね、価格も暴落しちゃって久しいけど、このデッキなら活躍間違い無しです。
知らんけど。
大嵐のジン
青単、即ち基本島がモリモリ。
スタンでも青単テンポで大活躍だった《大嵐のジン/Tempest Djinn》は、このデッキでもマッチョ化は不可避。
テンポデッキは長期戦に向いていないので、キルターンを縮められるジンさんは必須パーツだと思います。
ヴィダルケンの枷
青単、即ち基本島がモリモリ。
基本島が多いなら、除去とクロックの増強を兼ね備えた《ヴィダルケンの枷/Vedalken Shackles》は、非常に強力なカードです。
執着的探訪
そして青単テンポの必殺技と言えば、クロックアップとサボタージュ能力で1ドロー出来る《執着的探訪/Curious Obsession》抜きには語れない。
自分のターン終了時に、1体以上のクリーチャーが攻撃に参加していない場合、執着的探訪を生け贄に捧げなければならないペナルティが付いているが、アンブロを持つ気まぐれな呪文踊りにエンチャントしておけばインクの染み。
また、これ自身が非クリーチャー呪文なので油カウンターを置く事が出来るなど、とにかく相性が良い1枚。
いざ実戦
コロナで病床に伏せているあいだ、何度も何度もシミュレータで一人回しをして練習した成果を見せてやろうと意気込んでの初陣。
お相手先攻のこちら2ターン目、早速気まぐれな呪文踊りを場に出し、手札には3枚目の土地、執着的探訪、呪禁付与カード、対抗呪文、全部有る。
ターンが返ってくれば楽しいクロパタイムが始まる、控えめに言って激アツの手札で迎えたお相手3ターン目。
同僚氏「断片無き工作員、続唱で明日の瞥見、解決して良いですか?」
同僚氏「すみません、エムラクールとティタニアと激情が捲れました、激情でその気まぐれなんとかに4点飛ばしたいです。」
あっハイ。
グリンパスね、なるほど?サイド戦行きましょう。
まぁ、こうなるよね。
2戦目は初手チャリスから、ひたすらチャリスを守りながら、チクチクとクロック刻んでじんわりと勝利。
3戦目はチャリス引けずで1度グリンパスを通すも不発、そこからは急所を全てカウンターして、マッチョなジンさんと借り手で削り切って勝利。
【悲報】気まぐれな呪文踊り、何もせずに試合終了。
ンノオォォォォォォ…。
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以上、気まぐれな呪文踊りを使ったフェアデッキの紹介でした!
と言っても新カードを引けなかったから、管理人が定期的に遊んでいる「青単フェアリー」とプレイ感が殆ど変わんなくて、目新しさは無かったです。
しかしこのカード自体は強いと思っているので、何とかして使い心地を体感しておきたい所、しばらくはコレを握る事にしよう。
やはりカードは「実戦で使ってみて受けた印象」ってのが重要だと思うんだ、使ってみたら〇〇だったと言うカードは無数にある訳だし。
それにしても久々のMTG対戦、非常に楽しかったです。
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